自分に無理を強いないのが「シンプルな暮らし」
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まだ頑張れる自分に酔っている――これが、無理を強いる原因です。力を尽くすことは美徳ですが、力尽きてしまっては元も子もありません。
☐ぶれない軸を据える
☐行動レベルを決める
☐暮らしをダウンサイジングする
☐行動レベルを決める
☐暮らしをダウンサイジングする
この3つの方法で無理や無駄をなくし、「シンプルな暮らし」を実践していきましょう。
ぶれない軸を据える
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人と比べていちいち思い悩んだり、世間の情報に惑わされたり……。そうならないためには、ぶれない軸をしっかりと据えることです。
自分にとって何が大切なのか、優先順位の高いものは何か。それが明確であれば、多少のことでは気落ちすることもありません。
自分にとって何が大切なのか、優先順位の高いものは何か。それが明確であれば、多少のことでは気落ちすることもありません。
大事なものは何?
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大切に見えることがたくさんありすぎて、優先順位がつけられない。そんな方は、紙に書き出すと頭が整理されます。
大事なものを突き止める方法
① 思いつく限りの大切なものを書き出す
② それぞれに重要度を5段階でランク付け
③ 最も重要度の高いものを5つピックアップ
② それぞれに重要度を5段階でランク付け
③ 最も重要度の高いものを5つピックアップ
時間の使い方
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一日のすごし方は、人生の縮図ともいえます。自分にとって重要でないことに、時間を費やさないことです。
頭がすっきりしている朝、集中力の高い午前中、寝る前のリラックスタイムは、とくに大切に。どうでもいいことに、忙しくしないようにします。
頭がすっきりしている朝、集中力の高い午前中、寝る前のリラックスタイムは、とくに大切に。どうでもいいことに、忙しくしないようにします。
モノを減らす
ガラクタを捨てないまま、なんとか収納しようとしても限界があります。どれだけ頑張っても、モノが多すぎては整頓のしようがないのです。
要不要の判断が即座にできないものは、ガラクタである証拠。潔く捨てて、大切なものだけに囲まれる環境を整えましょう。
要不要の判断が即座にできないものは、ガラクタである証拠。潔く捨てて、大切なものだけに囲まれる環境を整えましょう。
行動レベルを決める
わたしたちは、常にパーフェクトではいられません。ましてや、全てにおいて100%の力を出し続けることなど至難の業です。
“完璧にする”と“何もしない”の二択ではなく、その中間のレベルを目指しましょう。“できた”の間口を広げることで、達成感を得やすくなり、気持ちも楽になります。
“完璧にする”と“何もしない”の二択ではなく、その中間のレベルを目指しましょう。“できた”の間口を広げることで、達成感を得やすくなり、気持ちも楽になります。
レベル10(すべてを完璧にこなす)
仕事も家事も、全てを完璧にこなすことは非現実的です。必ず何かを大きく犠牲にしないと、成立しません。
そこまでして成し遂げたいことなのでしょうか? 必死になっている自分に気付いたら、自分に問いかけてみましょう。
そこまでして成し遂げたいことなのでしょうか? 必死になっている自分に気付いたら、自分に問いかけてみましょう。
レベル7(余力を残しつつ精一杯やる)
重要度も緊急度も高く、精一杯力を尽くさなければならない。そんな必要に迫られることもあるでしょう。
そこで全力投入してしまわないこと。余力を残しておかないと、基本となる自分の世話が疎かになってしまうからです。
そこで全力投入してしまわないこと。余力を残しておかないと、基本となる自分の世話が疎かになってしまうからです。
レベル3(必要最低限のことはする)
重要度あるいは緊急度のどちらかが低い場合は、必要最低限のことができればよしとします。人に頼ったり、適度に力を抜いたりしてもいいのです。
できていない部分は目をつむって、気力や体力、時間に余裕があるときに手をつければいいだけのこと。
できていない部分は目をつむって、気力や体力、時間に余裕があるときに手をつければいいだけのこと。
レベル0(あえて何もしないという選択)
あえて何もしないという選択も、ときには必要です。重要度も緊急度も低いことは、あなたのTo Doリストから削除しましょう。
ほかにもっと大切なことがあるのですから、そのようなことにエネルギーを費やすのは無駄なのです。
ほかにもっと大切なことがあるのですから、そのようなことにエネルギーを費やすのは無駄なのです。
暮らしをダウンサイジングする
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もっとたくさん、もっと多く、もっといいものを……。欲望に基づいた上昇志向は、ストレスの根源です。常に足りないという欠乏感に苛まれます。
その逆を行くのが、「シンプルな暮らし」です。小さく、少なく、質素に。たっぷりあるという満足感が得られ、心が豊かになります。
その逆を行くのが、「シンプルな暮らし」です。小さく、少なく、質素に。たっぷりあるという満足感が得られ、心が豊かになります。
小さくする
身の丈に合わないものは、管理をする手間も費用もかかり、負担となって重くのしかかります。そんな重荷に感じているものがあれば、小さくすればいいのです。
コンパクトな住まいに移ったり、扱いにくい大きな持ち物は小さなものに切り替えたり。それが難しければ、何もないスペースを作るだけでも効果があります。
コンパクトな住まいに移ったり、扱いにくい大きな持ち物は小さなものに切り替えたり。それが難しければ、何もないスペースを作るだけでも効果があります。
少なくする
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多すぎるモノの数は、暮らしを窮屈にします。物理的な圧迫感だけでなく、心理的にもストレスとなるのです。
収納スペースの半分に収まるようにしたり、お金を使う回数を減らしたり。数というものは、少ないほどコントロールしやすいものなのです。
収納スペースの半分に収まるようにしたり、お金を使う回数を減らしたり。数というものは、少ないほどコントロールしやすいものなのです。
質素・簡素にする
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欲望に基づく上昇志向は、見栄を張り続けなければなりません。等身大の自分からどんどんかけ離れていくのです。
禁欲を強いるのではありません。贅沢品ならひとつランクを下げて質素にしたり、契約のオプションを外してみ簡素にしたりするだけでいいのです。
禁欲を強いるのではありません。贅沢品ならひとつランクを下げて質素にしたり、契約のオプションを外してみ簡素にしたりするだけでいいのです。
「シンプルな暮らし」で心に安らぎを
「シンプルな暮らし」の実践方法をご紹介しました。
ぶれない軸を据え、行動レベルを決める。そして、暮らしをダウンサイジングしていく――。
自分の両腕に収まるくらいの暮らしが、あなたの心に安らぎを与えてくれるのです。
ぶれない軸を据え、行動レベルを決める。そして、暮らしをダウンサイジングしていく――。
自分の両腕に収まるくらいの暮らしが、あなたの心に安らぎを与えてくれるのです。