暮らしの「ダウンサイジング」って?
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暮らしの「ダウンサイジング」とは、持ちすぎず、抱え込みすぎず、身軽に暮らすためのテクニックです。それはつまり、理想のシンプルライフに近づくための方法でもあります。
そこで今回は、「モノを減らす」「家事を減らす」「よけいな思考を減らす」の3つに焦点を当て、「ダウンサイジング」10の秘訣をご紹介します。
そこで今回は、「モノを減らす」「家事を減らす」「よけいな思考を減らす」の3つに焦点を当て、「ダウンサイジング」10の秘訣をご紹介します。
モノを減らす
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暮らしの「ダウンサイジング」でまず着手したいのが、モノを減らすことです。家の中にあるモノの中で、現役で活躍しているものはどのくらいあるでしょうか?
使っていないモノを持ち続けることは、管理する責任と手間を負い続けることになります。身軽でシンプルな暮らしに、多くのモノは必要ないのです。
使っていないモノを持ち続けることは、管理する責任と手間を負い続けることになります。身軽でシンプルな暮らしに、多くのモノは必要ないのです。
いつかのために持ち続けない
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「いつか使うかもしれない」という理由で、持ち続けているものはありませんか。それは何年くらい使わずに、持ち続けているでしょうか。
いつかのために持ち続けることは、「使わないと」という無言のプレッシャーを受け続けるのと同じです。複数あるものであれば、数を減らしてみてはいかがでしょう。
いつかのために持ち続けることは、「使わないと」という無言のプレッシャーを受け続けるのと同じです。複数あるものであれば、数を減らしてみてはいかがでしょう。
自分の身の丈に合うものを持つ
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自分の身の丈に合わない、大きくかさばるもの、重くて移動させるのも一苦労なものを持っていませんか。あるいは、あなたの暮らしにミスマッチな高額すぎるもの、大事に思えない廉価なもの……。
これらのものを、自分の身の丈に合うような、小さくて軽いものに切り替えてみる。そうすると、驚くほどに身軽になることを実感できるはずです。
これらのものを、自分の身の丈に合うような、小さくて軽いものに切り替えてみる。そうすると、驚くほどに身軽になることを実感できるはずです。
使い切る時間や収まる分量を把握する
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モノを使い切る時間や、収納に入るモノの量を把握していますか。洗剤やトイレットペーパーのような日用品は、何日で使い切れるでしょうか。クローゼットに無理なく収まるハンガーは、何本でしょうか。
このように時間軸で捉えたり、収納量を把握したりすることは、大切です。必要以上にモノを持ちすぎず、適正量を守れるようになります。
このように時間軸で捉えたり、収納量を把握したりすることは、大切です。必要以上にモノを持ちすぎず、適正量を守れるようになります。
思い出とモノとを切り離す
もうずっと使っていないけれど、手放せない思い出の品。捨てるに捨てられない、いただきもの。これらのものは、モノでしかありません。
思い出はあなたの記憶の中に存在するものです。思い出とモノとを切り離しましょう。そうすれば、手元になくても大丈夫ですし、きっぱりお別れできるようになります。
思い出はあなたの記憶の中に存在するものです。思い出とモノとを切り離しましょう。そうすれば、手元になくても大丈夫ですし、きっぱりお別れできるようになります。
家事を減らす
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暮らしの「ダウンサイジング」は、モノを減らすだけにとどまりません。その最たるものが、家事です。負担に感じたり、面倒に思ったり、できればやりたくないという方も多いでしょう。
やらなくてもいいことまで完璧にする必要はなく、優先度の高い家事だけを淡々とこなせればいいのです。
やらなくてもいいことまで完璧にする必要はなく、優先度の高い家事だけを淡々とこなせればいいのです。
やることを書き出して、細分化する
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仕事や家事、育児とマルチタスクで忙しい方ほど、やることを書き出すことが大切です。頭の中でやりくりするのには限界があります。紙に書き出して、小さなタスクに細分化するのです。
優先順位をつけて、ひとつずつ確実に消化していく。優先順位の低いもの、いつまでも手付かずで残っているものは、不要なタスクということです。
優先順位をつけて、ひとつずつ確実に消化していく。優先順位の低いもの、いつまでも手付かずで残っているものは、不要なタスクということです。
タイマーを活用して、ルーティン化
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やることを細分化したら、それぞれをタイマーで時間を計ってみることです。時間がかかると思っていたことが、案外短時間でできていることに気付くかもしれません。
それぞれのタスクにかかる時間が把握できたら、ルーティンを組み立てたり、隙間時間にできることリストにしたりして、負担にならない家事に昇華させていきましょう。
それぞれのタスクにかかる時間が把握できたら、ルーティンを組み立てたり、隙間時間にできることリストにしたりして、負担にならない家事に昇華させていきましょう。
完璧を目指さず、シンプルにする
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毎日家のすみずみまで掃除する。家族には毎日見栄えの良いお弁当を作り、夕食は一汁三菜を守る――。それが楽しくできていれば問題ありませんが、負担に感じているのなら、もっとシンプルにしてみてはいかがでしょう。
完璧を目指さず、6~7割できればよしとする。凝った料理でなくとも、季節の野菜を使った素朴な料理でもいいのです。
完璧を目指さず、6~7割できればよしとする。凝った料理でなくとも、季節の野菜を使った素朴な料理でもいいのです。
よけいな思考を減らす
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モノや家事を減らす「ダウンサイジング」で、今ある暮らしのノイズは随分と消えていったはずです。
これを一時的なものにせず、この先もシンプルライフの心地よさを維持していく。そのためには、ノイズを生み出す原因となる、よけいな思考をも減らしていくことが大切です。
これを一時的なものにせず、この先もシンプルライフの心地よさを維持していく。そのためには、ノイズを生み出す原因となる、よけいな思考をも減らしていくことが大切です。
無駄遣いの元となる「足りない不安」
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「足りない不安」があると、その心の隙間を埋めようと、何かを買いたい衝動に駆られます。
「足りない不安」はどこから来るのか、何が原因なのか、自分の心を見つめなおす。そして、自分はもう「じゅうぶんに満たされている」のだと自覚することが大切です。
「足りない不安」はどこから来るのか、何が原因なのか、自分の心を見つめなおす。そして、自分はもう「じゅうぶんに満たされている」のだと自覚することが大切です。
人と比べたり見栄を張ったりする「他人軸」
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他人から評価されるためのモノを持っていませんか? 「いいね」がほしくて、たいして必要でもないモノを次々に買い込んでしまう――。
人と比べたり、見栄を張ったりする「他人軸」は手放しましょう。あなたの価値は、モノの有無で決まるものではないのですから。
人と比べたり、見栄を張ったりする「他人軸」は手放しましょう。あなたの価値は、モノの有無で決まるものではないのですから。
ひとりですべてを抱え込む「完璧主義」
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仕事や家事、育児、人間関係などに、完璧を求めすぎないことです。時と場合によっては、100%の力を発揮しなければならないこともあるかもしれません。
しかし、生活はこれからもこの先もずっと続くものです。ひとりですべてを抱え込もうとせず、ほどほどの力加減で、一日一日を重ねていければじゅうぶんなのではないでしょうか。
しかし、生活はこれからもこの先もずっと続くものです。ひとりですべてを抱え込もうとせず、ほどほどの力加減で、一日一日を重ねていければじゅうぶんなのではないでしょうか。
理想のシンプルライフをかなえましょう*
理想のシンプルライフに近づく、暮らしの「ダウンサイジング」の秘訣をご紹介しました。不要なモノや、やらなくてもいい家事を減らす。そして、よけいな思考もなくすことで、心地いいシンプルライフを続けていくことができるのです。
ご紹介した10の秘訣をご参考に、あなたも理想のシンプルライフをかなえてくださいね。
ご紹介した10の秘訣をご参考に、あなたも理想のシンプルライフをかなえてくださいね。