暮らしを支える仕事
様々な働き方が可能になってきたとはいえ、まだまだ1日のうちで仕事が占める割合は多いですよね。そして仕事は、自分の暮らしを支えるための大切なものでもあります。
仕事を始めたばかりの時は、「よし頑張ろう」という意気込みと、「自分で働いて得たお金で暮らす」ということがモチベーションとなり、多くのことを吸収しながら前進したいという気持ちが強かったと思います。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
慣れとともに変化するモチベーション
ところが年月が経つにつれ、仕事の流れを把握し仕事そのものに「慣れ」てくると、始めた頃のようなキラキラとした気持ちやモチベーションがどんどん薄れていくように感じませんか?
どんなに頑張っても、評価や昇給につながらないなど外部要因も重なると…モチベーションを維持し続けるのは難しいですよね。自分でもモチベーションが下がっていると感じる時、その状態をどのように打破したら良いのでしょう。
仕事のモチベーションを上げるために必要なこととは?
なんとかしてモチベーションを上げようと、仕事関連の資格を取るとか、新たな知識を深めようとする方もいるでしょう。あるいは、仕事に関係のない人との関わりを重視して、趣味に一生懸命取り組む人もいるかもしれません。
それらの方法でモチベーションを上げられたら、それは素晴らしいことです。ですが、まとまった勉強時間が取れない、没頭できるような趣味が見つからないという方もきっといるでしょう。
家事を充実させることのメリット
そんな時は、「家事」を充実させることから始めてみませんか。家事の充実とは、自分の衣食住にしっかりと目を配り、手をかけてあげることです。
仕事のモチベーションと家事の充実は関係ないと思う方もいるかもしれません。そもそも、仕事が忙しいとどうしても家事には手が回らず、食事作りや隅々までの掃除は後回しになりがちではないでしょうか。あるいははじめから家事よりも仕事に重きを置いているという方もいますよね。
仕事のパワーは家でのリラックス時間に作られる
ですが、散らかった部屋に帰宅し、買ってきたお惣菜で夕飯を済ませ、そして眠っても、疲労は取れるかもしれませんが気持ちのリセットや新たなチャージは難しいですよね。
パワーがチャージされないと、集中していれば1時間で済むことに2〜3時間かかり、仕事が終わらず遅く帰宅することになりかねません。遅い帰宅だから家事をする気力もなく、次の日のためのパワーチャージもされないまま…これでは悪循環な上、仕事の成果も上がりません。
それよりも、清潔な部屋に帰ってきて、栄養のあるあったかいご飯を食べて、ふかふかの布団で眠る方が幸福感が感じられ、単に疲労を取るだけでなく、明日につながる力がチャージされるでしょう。
快適に整えられた家に帰って、心穏やかな時間を過ごすことにより気持ちが満たされ、その状態をキープしつつ働くことで仕事の成果を上げられるのならば、仕事の成果と家事は切っても切り離せない関係と言えそうです。
仕事と家事は同列で考えよう
このように「家事の充実に仕事の成果が比例する」と捉え直すと、家事への力の入れ方が少し変わってきませんか?そして、仕事において効率や成果を求めるように、家事にもそんな視点をプラスしてみると改善すべきところが見えてくるでしょう。
不必要なものの処分や、手間をかけずに調理や掃除などをしてくれる家電の導入など、どうすれば家事を効率的に行うことができ、そして自分が快適に過ごせるのかを、改めて考えたいですね。
仕事も家事も毎日の大切なこと
仕事のモチベーションを上げ、成果につなぐためには、心身ともに健康でいることは必要不可欠です。そのためには、仕事と家事を同列に捉え、どちらかに大きく偏ることなく支え合うことが必要でしょう。
それにより、仕事も家事も含めた「暮らし」全体を今よりもっと大切にできたら、とても素敵なことですね。