いつ仕舞う?季節の変わり目でも失敗しない、気温で選ぶ「衣替え」のヒント

いつ仕舞う?季節の変わり目でも失敗しない、気温で選ぶ「衣替え」のヒント

梅雨が始まる前の6月と、寒さが本格化する10月頃は衣替えのイメージがありますが、10月になったから!と衣替えしたら、意外に暑い日が続いて着るものに困った...なんて経験ありませんか?温暖化の影響もあり、気温の変化が激しいこの頃。カレンダーだけではなく、気温を見ながらの衣替えがおすすめなんです。そこで今回は、年に4回少しづつの失敗しない衣替えのヒントをご紹介してみたいと思います。2020年10月03日作成

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目次

季節の変わり目の「衣替え」を上手に乗り切ろう!

いつ仕舞う?季節の変わり目でも失敗しない、気温で選ぶ「衣替え」のヒント
出典:unsplash.com
今年は長い長い梅雨からの猛暑。そして、あっと言う間に秋が来て、なんだか気持ちもお洋服の準備も追いついていない...なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。夏ものを全部片づけた後に夏日、なんて事もある衣替え。そこで今回は、カレンダーだけではない、気温からも考える失敗しない「衣替え」のヒントをご紹介したいと思います。

9~10月は衣替えのシーズン

学生の頃、10月になると制服が夏服から冬服に変わった様に、9月~10月は衣替えシーズンになります。真夏の暑さからも解放されて、作業としての衣替えもやりやすいこの時期。毎年どんな風に衣替えをしていらっしゃいますか?
出典:

学生の頃、10月になると制服が夏服から冬服に変わった様に、9月~10月は衣替えシーズンになります。真夏の暑さからも解放されて、作業としての衣替えもやりやすいこの時期。毎年どんな風に衣替えをしていらっしゃいますか?

年によって気温差に変動があり、失敗しがち…

とは言え、地域によっても気温差が激しいこの時期。ここ数年では温暖化の影響もあり、数年前よりも一層気温の変化が激しくなっている様な気もしますよね。そんな中で、9月の終わりになったら衣替え!とカレンダーだけで衣替えをするのは、実は失敗してしまう可能性が高いんです。
出典:unsplash.com

とは言え、地域によっても気温差が激しいこの時期。ここ数年では温暖化の影響もあり、数年前よりも一層気温の変化が激しくなっている様な気もしますよね。そんな中で、9月の終わりになったら衣替え!とカレンダーだけで衣替えをするのは、実は失敗してしまう可能性が高いんです。

そこで今回は、気温に注目して上手に「衣替え」をするヒントをご紹介してみたいと思います。とは言え、暑がりの方も寒がりの方もいらっしゃると思うので、気温+ご自身の体質を考えて目安にしてみてくださいね。
出典:unsplash.com

そこで今回は、気温に注目して上手に「衣替え」をするヒントをご紹介してみたいと思います。とは言え、暑がりの方も寒がりの方もいらっしゃると思うので、気温+ご自身の体質を考えて目安にしてみてくださいね。

“気温差”で見極める衣替え時期

衣替えの目安気温

衣替えは春と秋の年2回と思われている方もいるかもしれませんが、四季がはっきりしている日本では小規模でも良いので4回の衣替えがおすすめです。
出典:pixabay.com

衣替えは春と秋の年2回と思われている方もいるかもしれませんが、四季がはっきりしている日本では小規模でも良いので4回の衣替えがおすすめです。

春服~初夏服へ:20~22度

春の陽射しが心地よい時期、気温が20度くらいまで上がってきたら、春物や初夏のアイテムの出番です。まだまだ肌寒い日もあるこの時期ですが、ニットなどはクリーニングに出して、軽めの素材のアイテムを重ね着して調節したいですね。長袖のアイテムも、春らしい爽やかな色に変えるだけでも◎。
出典:www.instagram.com(@ichi_antiquites)

春の陽射しが心地よい時期、気温が20度くらいまで上がってきたら、春物や初夏のアイテムの出番です。まだまだ肌寒い日もあるこの時期ですが、ニットなどはクリーニングに出して、軽めの素材のアイテムを重ね着して調節したいですね。長袖のアイテムも、春らしい爽やかな色に変えるだけでも◎。

初夏服~夏服へ:22度以上

気温が22度を超えて湿度も上がってきたら、いよいよ本格的に夏物へシフトしたい時期。ハットやサンダルなどの小物も忘れずに準備しましょう。同時に、UVケア用やクーラー除け用のアイテムも忘れずに。
出典:www.instagram.com(@aranciatobuyer)

気温が22度を超えて湿度も上がってきたら、いよいよ本格的に夏物へシフトしたい時期。ハットやサンダルなどの小物も忘れずに準備しましょう。同時に、UVケア用やクーラー除け用のアイテムも忘れずに。

夏服~秋服へ:15~20度

気温が20度よりも下がり始めてカラッとした秋らしい季節になる頃になると、長袖を準備したい時期。まだ日中は暑く感じる日もあると思うので、7分袖なども上手に使えるとよいですね。春と同じように、秋らしい色を意識してみましょう。
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気温が20度よりも下がり始めてカラッとした秋らしい季節になる頃になると、長袖を準備したい時期。まだ日中は暑く感じる日もあると思うので、7分袖なども上手に使えるとよいですね。春と同じように、秋らしい色を意識してみましょう。

秋服~冬服へ:15度以下

紅葉も本格化してくる頃、15度を超えたら冬支度の時期です。まだ早いかな?と思っていたダウンやニットも出して、本格的な寒さに備えましょう。もちろん冬用のインナーやレッグウォーマーなどの冷え対策アイテムも準備したいですね。
出典:www.instagram.com(@aranciatobuyer)

紅葉も本格化してくる頃、15度を超えたら冬支度の時期です。まだ早いかな?と思っていたダウンやニットも出して、本格的な寒さに備えましょう。もちろん冬用のインナーやレッグウォーマーなどの冷え対策アイテムも準備したいですね。

季節の変わり目でも失敗しない「衣替えヒント」

前の季節のアイテムでよく使うものは残しておく

衣替えだからと言って、一気に全てのアイテムを入れ替える必要はありません。例えばTシャツ。特に半そでのものは一年中使えるアイテムもありますよね。衣替えするタイミングで一つ前のシーズンでよく着ていたアイテム数点は、残しておくのがおすすめです。衣替え後の2~3週間の気温の変化に対応してくれます。
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衣替えだからと言って、一気に全てのアイテムを入れ替える必要はありません。例えばTシャツ。特に半そでのものは一年中使えるアイテムもありますよね。衣替えするタイミングで一つ前のシーズンでよく着ていたアイテム数点は、残しておくのがおすすめです。衣替え後の2~3週間の気温の変化に対応してくれます。

通年を通じて使いやすいデニムも残しておくと便利なアイテム。もちろん、色、デザインや長さで夏冬で使い分けるとは思いますが、組み合わせに注意すれば季節感を残しながら取り入れやすいので、困った時頼りになるんです。
出典:www.instagram.com(@ichi_antiquites)

通年を通じて使いやすいデニムも残しておくと便利なアイテム。もちろん、色、デザインや長さで夏冬で使い分けるとは思いますが、組み合わせに注意すれば季節感を残しながら取り入れやすいので、困った時頼りになるんです。

季節の変わり目に使える「ファッションアイテム」

カーディガン

秋から冬の定番カーディガン。言わずと知れた、季節の変わり目の温度変化には対応するには欠かせないアイテムですよね。ボタンを留めたり、袖を通さず羽織ったりと一枚で何通りも活躍してくれるのも嬉しいポイント。
出典:

秋から冬の定番カーディガン。言わずと知れた、季節の変わり目の温度変化には対応するには欠かせないアイテムですよね。ボタンを留めたり、袖を通さず羽織ったりと一枚で何通りも活躍してくれるのも嬉しいポイント。

中でも、コットン100%のタイプは一年中使える優秀アイテムで、真夏でもUV対策やクーラー除けに活躍してくれます。春夏は白やブルーなどの明るい色、秋冬は黒やグレーと、同じアイテムでも色の衣替えをするのもおすすめです。
出典:

中でも、コットン100%のタイプは一年中使える優秀アイテムで、真夏でもUV対策やクーラー除けに活躍してくれます。春夏は白やブルーなどの明るい色、秋冬は黒やグレーと、同じアイテムでも色の衣替えをするのもおすすめです。

リネンのアイテム

麻に分類されるリネンには、フランス産のフレンチリネンや綿と合わせたコットンリネンなどがありますが、素材としてはとても強く保温性に優れているなど様々なメリットがあります。夏も冬も活躍してくれる天然素材なので、季節の変わり目にも◎。
出典:www.instagram.com(@aranciatobuyer)

麻に分類されるリネンには、フランス産のフレンチリネンや綿と合わせたコットンリネンなどがありますが、素材としてはとても強く保温性に優れているなど様々なメリットがあります。夏も冬も活躍してくれる天然素材なので、季節の変わり目にも◎。

「リネンとは?」「麻との違いは何?」リネンの特徴をご紹介
オーダーカーテンオンラインショップ【WARDROBE sangetsu】

ショール

カーディガン同様、通年通じて活躍してくれるアイテム。ショールも冬はカシミヤやウール、夏はコットンと素材を使い分けたいですが、季節の変わり目は一つ前のシーズンのものを残しておくと便利そうですね。ショールをたくさんお持ちの方は、次の季節にも使いやすそうな柄やシンプルな無地のものを選んで1~2枚残してくださいね。
出典:www.instagram.com(@ovede.shop)

カーディガン同様、通年通じて活躍してくれるアイテム。ショールも冬はカシミヤやウール、夏はコットンと素材を使い分けたいですが、季節の変わり目は一つ前のシーズンのものを残しておくと便利そうですね。ショールをたくさんお持ちの方は、次の季節にも使いやすそうな柄やシンプルな無地のものを選んで1~2枚残してくださいね。

7分袖のアイテム

春秋の半袖では「ちょっと寒そう」な印象を与えてしまう時期、でも長袖は暑いと感じることもありますよね。そんな時に活躍してくれるのが7分袖なんです。もちろんデザインによっては真夏に着ても◎。春→夏→秋の衣替えでは、残しておくと便利なんですよ。
出典:www.instagram.com(@aranciatobuyer)

春秋の半袖では「ちょっと寒そう」な印象を与えてしまう時期、でも長袖は暑いと感じることもありますよね。そんな時に活躍してくれるのが7分袖なんです。もちろんデザインによっては真夏に着ても◎。春→夏→秋の衣替えでは、残しておくと便利なんですよ。

7分丈のジャケットもまた、季節の変わり目に活躍してくれるアイテム。中にノースリーブを着たり半袖を着る事で、幅広い温度に対応してくれます。
出典:

7分丈のジャケットもまた、季節の変わり目に活躍してくれるアイテム。中にノースリーブを着たり半袖を着る事で、幅広い温度に対応してくれます。

7分袖ではなくても、袖をロールアップ出来るアイテムも衣替え前後でとっても便利。中でも、オーバーサイズのシャツならば、カーティガンの様にも使えて幅広く活躍してくれます。
出典:www.instagram.com(@ovede.shop)

7分袖ではなくても、袖をロールアップ出来るアイテムも衣替え前後でとっても便利。中でも、オーバーサイズのシャツならば、カーティガンの様にも使えて幅広く活躍してくれます。

捨てるアイテムを見極める

衣替えのタイミングは、「捨てる」を見極めるタイミングでもあります。例えば、捨てると決めたアイテムを衣替え後3週間の気温変化の為に残しておいて、出番が終わったら処分しても良いですね。最近ではフリマアプリなどを活用されている方もいらっしゃるので、捨てるではなく「手放す」でももちろんOKです。
出典:

衣替えのタイミングは、「捨てる」を見極めるタイミングでもあります。例えば、捨てると決めたアイテムを衣替え後3週間の気温変化の為に残しておいて、出番が終わったら処分しても良いですね。最近ではフリマアプリなどを活用されている方もいらっしゃるので、捨てるではなく「手放す」でももちろんOKです。

季節の変わり目に使える「収納・防虫アイテム」

ハンガーは同じものでスッキリ

何かとごちゃごちゃしがちのクローゼット。ハンガーを統一するだけでもすっきり見えるものです。可能であれば、ハンガーの本数を決めて、それ以上お洋服が増えたら使っていないアイテムを選別するのもおすすめ。一軍10本、2軍10本と使用頻度でチーム分けをして、使用頻度を意識するだけでも一年するとクローゼットの中に大きな変化が生まれるかもしれませんね。
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何かとごちゃごちゃしがちのクローゼット。ハンガーを統一するだけでもすっきり見えるものです。可能であれば、ハンガーの本数を決めて、それ以上お洋服が増えたら使っていないアイテムを選別するのもおすすめ。一軍10本、2軍10本と使用頻度でチーム分けをして、使用頻度を意識するだけでも一年するとクローゼットの中に大きな変化が生まれるかもしれませんね。

吊り下げ収納

クローゼットの一角に吊り下げ収納を追加すると、ハンガーでは収納しにくいアイテムの場所が意外に簡単に確保できます。チェストよりも見やすく取り出しやすいのもメリット。いつも下にあるアイテムは、あまり使っていない目印に。
出典:

クローゼットの一角に吊り下げ収納を追加すると、ハンガーでは収納しにくいアイテムの場所が意外に簡単に確保できます。チェストよりも見やすく取り出しやすいのもメリット。いつも下にあるアイテムは、あまり使っていない目印に。

チェストもエリアを決めて

チェストの中も、それぞれのアイテムのエリアを決める事でスッキリ。これならお子様でも、きれいな状態をキープ出来そうですよね。ここでも同じく、このエリアに入る量だけをキープして、入り切らなくなったら衣替えのタイミングで整理しましょう。
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チェストの中も、それぞれのアイテムのエリアを決める事でスッキリ。これならお子様でも、きれいな状態をキープ出来そうですよね。ここでも同じく、このエリアに入る量だけをキープして、入り切らなくなったら衣替えのタイミングで整理しましょう。

衣替えシーズンが見直しどき。だれでも“収納上手”になれる「クローゼットの仕組み」作り
衣替えシーズンが見直しどき。だれでも“収納上手”になれる「クローゼットの仕組み」作り

服はたくさんあるのに、何を着ればいいか迷う……毎回似たような服ばかり買ってしまう……など、クローゼットの悩みは尽きないもの。それを解決するのが、取り出しやすくしまいやすい「クローゼットの仕組み」作りです。冬から春、夏から秋へと衣替えをするタイミングで、クローゼットの見直しをしてみませんか?仕組みさえできれば、“収納上手”も夢ではありません♪

こちらの記事も衣替えの参考にしてみてくださいね。

防虫対策も忘れずに

大切な衣類を守るためにも、衣替えのタイミングで防虫対策もしっかりしておきましょう。薬局などで色々なアイテムが販売されていますが、せっかくなら環境にも優しいレッドシダーがおすすめ。その爽やかな香りはもちろん、防カビ、防虫、湿度調整ととっても優秀なんです。
出典:

大切な衣類を守るためにも、衣替えのタイミングで防虫対策もしっかりしておきましょう。薬局などで色々なアイテムが販売されていますが、せっかくなら環境にも優しいレッドシダーがおすすめ。その爽やかな香りはもちろん、防カビ、防虫、湿度調整ととっても優秀なんです。

チェストの引き出しなどにはブロック状のものを。クローゼットの中にはフックを付けてお洋服の間に吊るすだけでOK。香りがなくなってしまったかな?と思ったら、紙やすりでちょっと削るとまた良い香りがします。無害なので、小さなお子様やペットがいらっしゃるお家でも、家中で安心して使えますよ。
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チェストの引き出しなどにはブロック状のものを。クローゼットの中にはフックを付けてお洋服の間に吊るすだけでOK。香りがなくなってしまったかな?と思ったら、紙やすりでちょっと削るとまた良い香りがします。無害なので、小さなお子様やペットがいらっしゃるお家でも、家中で安心して使えますよ。

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汗ジミや汚れはその年のうちにキレイに

汗をかきやすい場所の汗ジミや襟の汚れは、収納するまえにしっかり綺麗にしておきたいですね。気になるアイテムは、色落ちに注意して、漂白剤などでつけ置き洗いしておきましょう。
出典:

汗をかきやすい場所の汗ジミや襟の汚れは、収納するまえにしっかり綺麗にしておきたいですね。気になるアイテムは、色落ちに注意して、漂白剤などでつけ置き洗いしておきましょう。

特に冬のコートやニットなど、お家で洗えないアイテムは、衣替えしたら宅配クリーニングサービスをして一気にメンテナンスするのがおすすめです。中には詰め放題のサービスなどもあり、バラバラにクリーニング店に持ち込むよりもかなりお得な事もあるので、キャンペーンなどもチェックしてみてくださいね。
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特に冬のコートやニットなど、お家で洗えないアイテムは、衣替えしたら宅配クリーニングサービスをして一気にメンテナンスするのがおすすめです。中には詰め放題のサービスなどもあり、バラバラにクリーニング店に持ち込むよりもかなりお得な事もあるので、キャンペーンなどもチェックしてみてくださいね。

また気持ち良く着るために

いつ仕舞う?季節の変わり目でも失敗しない、気温で選ぶ「衣替え」のヒント
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最後になりましたが、衣替えをして来年の為に収納するアイテムは、シワなどにならない様に「きれいに」が鉄則。“またよろしくね。”という気持ちを込めて丁寧に収納しておくと、次のシーズン開けた時に気持ち良く使えるものです。衣替えはちょっと面倒だけど、気温に合わせて上手にお洋服を入れ替えてファッションを楽しみたいですね。
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