「こうでなくちゃ」から自由になってみる「本当にそれって必要?」

「こうでなくちゃ」から自由になってみる「本当にそれって必要?」

今までとは違ったことにも注意を向ける必要があるこのごろ。あまりにもやるべきこと、気にかけるべきことが多すぎて、疲れてしまうことはないでしょうか?じっくりと見つめ直してみると、中には自分が「こうでなくちゃ」と思い込んでいて、自分の行動や考え方を不自由にしたり、タスクを増やしたりしていることもあるのでは。こんなときだからこそ、知らず知らずのうちに自分に課した「こうでなくちゃ」から解き放たれてみませんか?2020年09月16日作成

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変化のスピードが速いこのごろ 心が息切れしていませんか?

「こうでなくちゃ」から自由になってみる「本当にそれって必要?」
出典:stocksnap.io
時代の変わり目なのか、これまでの常識が大きく変わっていくこのごろ。デジタル化もあって、すごい勢いで世の中が進んでいると感じることはないでしょうか。あまりのスピードに、ついていくだけで精一杯。心が息切れを起こして疲れていると感じる人もいるのでは?

気づかないうちに、必要のない「荷物」をたくさん抱えているのかも

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スピードに乗り切れず疲れてしまうのは、自分のやるべきこと、考えなければいけないことなどいわゆる日々の「タスク」をたくさん抱えているからかもしれません。すべてが自分にとって欠かせないものだと思いがちですが、よくよく見直してみると、実は今の自分には必要ないものも紛れているかも……。

「荷物」を手放せないのは、自分の「こうでなくちゃ」の思い込みから?

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知らず知らずに「荷物」が増え、今の自分には必要がないはずの「荷物」まで手放せずにいるのは、「これはやるのが当たり前だ」「自分にとって必要なものに違いない」という思い込みがあるからかも。「こうでなくちゃ」という思い込みが、自分自身が目を向けるべき感覚や感情を見えなくさせてしまっているのです。

どうしたら「こうでなくちゃ」から自由になれる?

1.自分の習慣・ルーティンを振り返ってみる

まずは、いつの間にか習慣化していることがないか毎日の生活を思い返してみましょう。家を出る時間、買い物をする店、帰宅したら最初にやること……。きっと誰でも気づかないうちにルーティンになっていることがいくつもあるはずです。そこから「こうでなくちゃ」と思い込んでいることがないか見直してみましょう。
出典:unsplash.com

まずは、いつの間にか習慣化していることがないか毎日の生活を思い返してみましょう。家を出る時間、買い物をする店、帰宅したら最初にやること……。きっと誰でも気づかないうちにルーティンになっていることがいくつもあるはずです。そこから「こうでなくちゃ」と思い込んでいることがないか見直してみましょう。

2.習慣・ルーティンにしている理由を掘り下げてみる

「毎日この時間に家を出て、この電車に乗る」。その理由はなんでしょう?「一番ちょうどいい時間にオフィスに到着するから」といった理由が出てくると思います。自分なりに一番スムーズで、心地よく過ごせる選択をして決めたことではありますが、時間の経過とともに自分自身も状況も変わっていきます。改めて考えてみると、本当にその時間にオフィスに到着することが最適なのでしょうか?別の電車に乗る方法、電車以外の方法はないでしょうか?答えがわかっているとしても、そうやって掘り下げてみることが「こうでなくちゃ」から脱する練習になります。
出典:unsplash.com

「毎日この時間に家を出て、この電車に乗る」。その理由はなんでしょう?「一番ちょうどいい時間にオフィスに到着するから」といった理由が出てくると思います。自分なりに一番スムーズで、心地よく過ごせる選択をして決めたことではありますが、時間の経過とともに自分自身も状況も変わっていきます。改めて考えてみると、本当にその時間にオフィスに到着することが最適なのでしょうか?別の電車に乗る方法、電車以外の方法はないでしょうか?答えがわかっているとしても、そうやって掘り下げてみることが「こうでなくちゃ」から脱する練習になります。

3.習慣・ルーティンを一度やめてみる

思い切って一度習慣化していることをやめてみるのも「こうでなくちゃ」から脱するきっかけになります。「いつもと違う時間に家を出て違う電車に乗ってみる」「普段は行かない店で買い物をしてみる」「いつもは歩かない道を通って家に帰ってみる」など、あえて「いつも」とは違ったことをしてみましょう。その結果「これ以外にはありえない」と思っていた習慣にも、他の選択肢があることが見えてくるかもしれません。「これじゃなくてもいい」と知ることが、とても大切な一歩です。
出典:www.pexels.com

思い切って一度習慣化していることをやめてみるのも「こうでなくちゃ」から脱するきっかけになります。「いつもと違う時間に家を出て違う電車に乗ってみる」「普段は行かない店で買い物をしてみる」「いつもは歩かない道を通って家に帰ってみる」など、あえて「いつも」とは違ったことをしてみましょう。その結果「これ以外にはありえない」と思っていた習慣にも、他の選択肢があることが見えてくるかもしれません。「これじゃなくてもいい」と知ることが、とても大切な一歩です。

4.自分にとって「心地いい」を探してみる

知らず知らずのうちに、自分が「こうしたい」「これがいい」のではなく、一般的な常識や周囲からどう見られるかなど自分の外の要素を判断基準にしていませんか?まわりに気遣いができる人ほどそうなりがちです。まわりからの見え方、思われ方を一番に考えて「こうでなくちゃ」と判断すると、息苦しくなるのは当然です。自分の「心地よさ」を重視できるようになると手放すべきものが見えてくるはず。毎朝飲むコーヒーに入れるミルクの量、入浴剤の香り……どんな小さなことでもいいので「こっちとこっちなら自分が好きなのはこれ!」と選んでいくことで、見失っていた自分の「心地よさ」がくっきりして、他のことの判断にも活かされるでしょう。
出典:unsplash.com

知らず知らずのうちに、自分が「こうしたい」「これがいい」のではなく、一般的な常識や周囲からどう見られるかなど自分の外の要素を判断基準にしていませんか?まわりに気遣いができる人ほどそうなりがちです。まわりからの見え方、思われ方を一番に考えて「こうでなくちゃ」と判断すると、息苦しくなるのは当然です。自分の「心地よさ」を重視できるようになると手放すべきものが見えてくるはず。毎朝飲むコーヒーに入れるミルクの量、入浴剤の香り……どんな小さなことでもいいので「こっちとこっちなら自分が好きなのはこれ!」と選んでいくことで、見失っていた自分の「心地よさ」がくっきりして、他のことの判断にも活かされるでしょう。

5.行動する前に「それって必要?」と自分に問いかけてみる

まわりの人から「これっていいよ」「こうするとうまくいくよ」と勧められると、自分も取り入れたくなるもの。でも、勧めてくれた人に合うものが、すべて自分にも合うとは限りません。好奇心旺盛に試してみることもすてきなことですが、余計な「荷物」を持ちすぎていると感じるのなら、新しいことに手を伸ばす前には「それって本当に自分にとって必要なこと?」と考えるクセをつけてみましょう。
出典:www.pexels.com

まわりの人から「これっていいよ」「こうするとうまくいくよ」と勧められると、自分も取り入れたくなるもの。でも、勧めてくれた人に合うものが、すべて自分にも合うとは限りません。好奇心旺盛に試してみることもすてきなことですが、余計な「荷物」を持ちすぎていると感じるのなら、新しいことに手を伸ばす前には「それって本当に自分にとって必要なこと?」と考えるクセをつけてみましょう。

一度、見直してみてほしい「こうでなくちゃ」

まわりに迷惑をかけないようにしなくちゃ

「まわりに迷惑をかけてはいけません」と言われて育った人も多いでしょう。迷惑をかけると、周囲から嫌がられたり、置いてけぼりになると感じている人も。でも、本当にそうでしょうか?困っているときにサポートし合うことで、親密度が高まることもあるのでは。「自分でできないときは人に頼ってもいいや」と肩の力を抜くことで、自分も困っている人に出会ったときはサポートできる余裕も生まれるはずです。
出典:unsplash.com

「まわりに迷惑をかけてはいけません」と言われて育った人も多いでしょう。迷惑をかけると、周囲から嫌がられたり、置いてけぼりになると感じている人も。でも、本当にそうでしょうか?困っているときにサポートし合うことで、親密度が高まることもあるのでは。「自分でできないときは人に頼ってもいいや」と肩の力を抜くことで、自分も困っている人に出会ったときはサポートできる余裕も生まれるはずです。

頼まれたことはすべて引き受けなくちゃ

お願いされたときに「NO」が言いづらいこと、あると思います。ですが、頼まれたことを何もかも引き受けていると、やがてキャパオーバーに。あなた自身がつぶれてしまいます。頼まれたことをすべて引き受けることは、いいことをしているようでもありますが、何よりも大切にするべきあなた自身を大切にしていないということ。断ることと引き受けることが選べる環境にあるときには、自分の「心地よさ」を基準にするといいでしょう。
出典:unsplash.com

お願いされたときに「NO」が言いづらいこと、あると思います。ですが、頼まれたことを何もかも引き受けていると、やがてキャパオーバーに。あなた自身がつぶれてしまいます。頼まれたことをすべて引き受けることは、いいことをしているようでもありますが、何よりも大切にするべきあなた自身を大切にしていないということ。断ることと引き受けることが選べる環境にあるときには、自分の「心地よさ」を基準にするといいでしょう。

1日3食栄養バランスよく食べなくちゃ

1日3食すべて栄養バランスが整っていて、自炊したものを食べる。とても理想的ですよね。食材選びや献立を考えること、料理をすることそのものが楽しければいいのですが、時には「しんどいな」と感じることも。そんなときは「1日のトータルで栄養バランスが取れていればOK」「夜は納豆ごはんだけでもOK」と、「こうでなくちゃ」から抜け出してみるのも大切です。食事は楽しむことが何よりですから。
出典:www.pexels.com

1日3食すべて栄養バランスが整っていて、自炊したものを食べる。とても理想的ですよね。食材選びや献立を考えること、料理をすることそのものが楽しければいいのですが、時には「しんどいな」と感じることも。そんなときは「1日のトータルで栄養バランスが取れていればOK」「夜は納豆ごはんだけでもOK」と、「こうでなくちゃ」から抜け出してみるのも大切です。食事は楽しむことが何よりですから。

流行を取り入れたファッション、メイクをしなくちゃ

さらっと流行のファッションやメイクを取り入れていると、とてもすてきに見えるもの。ファッション雑誌やサイトなどで流行をチェックして、常に最先端を追いたいと思う人も多いでしょう。でも、それも「流行を取り入れなくちゃ」と思ってやっているのなら、一度立ち止まってみてもいいかもしれません。シーズンごとに何着も新しい服を購入するのではなく、流行に流されない自分に似合うファッションやアイテムを「制服」のように常に着続ける人も最近増えています。自分に似合うものを身にまとっている人は、流行とは関係なく、やはりすてきですよね。
出典:unsplash.com

さらっと流行のファッションやメイクを取り入れていると、とてもすてきに見えるもの。ファッション雑誌やサイトなどで流行をチェックして、常に最先端を追いたいと思う人も多いでしょう。でも、それも「流行を取り入れなくちゃ」と思ってやっているのなら、一度立ち止まってみてもいいかもしれません。シーズンごとに何着も新しい服を購入するのではなく、流行に流されない自分に似合うファッションやアイテムを「制服」のように常に着続ける人も最近増えています。自分に似合うものを身にまとっている人は、流行とは関係なく、やはりすてきですよね。

いつも使うものはいつもの場所に置かなくちゃ

整理収納を心がけた、居心地のいい部屋にしたいのに、なんだかうまくいかない……。そんな経験はありませんか?整理収納が得意な人のクローゼットや部屋の写真は参考になりますが、自分にとって使いやすい家具や物の配置は、人によって違うもの。煩雑に見えないようにと引き出しの中にきっちりしまっていた食器類を、オープンなラックに並べてみたら、そちらの方が使いやすかったということも。
出典:unsplash.com

整理収納を心がけた、居心地のいい部屋にしたいのに、なんだかうまくいかない……。そんな経験はありませんか?整理収納が得意な人のクローゼットや部屋の写真は参考になりますが、自分にとって使いやすい家具や物の配置は、人によって違うもの。煩雑に見えないようにと引き出しの中にきっちりしまっていた食器類を、オープンなラックに並べてみたら、そちらの方が使いやすかったということも。

それなりの年齢になったら結婚しなくちゃ

「幸せの形」こそ人それぞれ。一定の年齢になったらパートナーを見つけて「結婚」して、子どもを持つことが、一般的な「幸せな生き方」として語られますが、みんなが「こうでなくちゃ」というものではありません。10年後、20年後、30年後を想像したときに、どうなっていることが自分にとって「幸せ」だと思えるのか。親や親戚、上司、友達から語られる「こうでなくちゃ」は参考意見として、自分の「幸せ」を考えてみましょう。
出典:unsplash.com

「幸せの形」こそ人それぞれ。一定の年齢になったらパートナーを見つけて「結婚」して、子どもを持つことが、一般的な「幸せな生き方」として語られますが、みんなが「こうでなくちゃ」というものではありません。10年後、20年後、30年後を想像したときに、どうなっていることが自分にとって「幸せ」だと思えるのか。親や親戚、上司、友達から語られる「こうでなくちゃ」は参考意見として、自分の「幸せ」を考えてみましょう。

自分の人生は「自分」で決めていいんです

「こうでなくちゃ」から自由になってみる「本当にそれって必要?」
出典:unsplash.com
もし、あなたがまわりの人からの評価や反応を気にして「こうでなくちゃ」と捉えていることがあるのなら、その「荷物」は手放してしまっていいのです。もし、あなた自身が決めたことであっても、時間とともに感じ方・考え方が変わることも。「ちょっと違うな」と感じるようであれば、迷わず変えていいのです。「こうでなくちゃ」から自由になって、軽やかにあなたらしいオーダーメイドの「幸せ」を追求していきましょう。

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