「洗濯の基礎」をもう一度おさらい!
STEP1:洗濯の準備編
その洗濯槽、きれいになってますか?
しつこい汚れは手で予洗い
衣類についてしまった飲み物や食べ物、Yシャツの襟周りなど、しつこい汚れは洗濯機に入れる前に手で洗うのが基本です。
臭いが強いものも、手で予洗いしましょう
靴下など、匂いや雑菌の強いものも、他の洗い物にうつってしまわないように洗濯機に入れる前に手洗いするのがベター。
色の強いものは別にして
色の濃いもの――特におろしたての服は、ほかの衣類に色がうつってしまいがち。色落ちしなくなるのを確認できるまでは別にして洗濯するようにしましょうね。
ボタンなど取れかかってないかチェック
ワイシャツなど、ボタンの糸が緩んだまま洗ってしまうと取れた時に探すのが大変……!少し手間ですが、洗濯機に入れる前に取れかかっている箇所がないか確認してみて。
洗濯機使用NGになってない?表記確認を
洗濯機使用のできない表示のものは、洗ってしまうと生地が縮んだり破けてしまう可能性があります。洗濯前に必ずチェックをしましょう。
白いものは漂白を
ベッドリネンやタオル、白いワイシャツなど、あらかじめ漂白してつけておくと真っさらで綺麗な白に元どおり。浸けておく時間は汚れにより15分~30分程度でOK。仕上がりも気持ちいいので定期的に漂白しましょう。
洗濯ネットを活用して
衣類の痛みなどが気になる際は、洗濯ネットを使いましょう。また、ブラジャーなどはホックがほかの洗濯物に引っかかって傷めてしまうので、洗濯ネットが必須です。
柔軟剤いらずの洗剤がおすすめ
こちらは柔軟剤いらずの洗濯洗剤。さらに、ウールやシルクなどの繊細素材もこれ1本で洗うことができるので大変おすすめです。
STEP2:洗濯表記や洗濯の仕方
注意すべき洗濯表記その①
一番左の表示に注目。桶にバツ印がついているものは、洗濯機でも手洗いでも、水洗いすることができません。この表示のあるものはクリーニング屋さんにお願いしましょう。
注意すべき洗濯表記その②
左上の「40」の表示は、「40度までの水でしか洗えない」という意味。お風呂のお湯を流用する際などには気をつけたい部分です。
のこり湯を使う際は入浴剤が入っていないお湯を
入浴剤には油分の入っているものが多いうえ、ソルトなども洗濯物にダメージを与えてしまう可能性があります。洗濯OKと表示されている入浴剤も市販されているので、のこり湯を使う場合はチェックして。
洗濯機の時短モード
ほぼすべての洗濯機に備わっている時短モードは、時間のないときや手洗いしたものをささっと洗いたい時に活用しましょう。
しつこい汚れは2度洗いモード
しつこい汚れやしっかり洗いたい時は2度洗いモードで洗濯してみて。洗濯機によって「しっかり洗い」「ガンコモード」など表記は様々なので、説明書を読んでみましょう。
洗濯機のオシャレ着モードも活用
オシャレ着はできれば手洗いかクリーニング屋さんの利用が望ましいですが、家で簡単に済ませるなら「オシャレ着モード」でお洗濯。ソフトな洗い上げで繊細な素材の風合いを極力損ねないよう配慮されたモードです。
面倒な手洗いモノは、洗濯機を回しているうちに!
上手な洗濯のカギは、効率のよさ。たとえば手洗い物は、洗濯機を回している間に済ませてしまいましょう。取り出したら、今度は手洗いした衣類を洗濯機にイン。すぐに脱水モードで干す準備を!
手洗いは畳んだまま押し洗いが基本
手洗いしたものは洗濯機で5分脱水
手洗いが終わったら、畳んだ状態のまま洗濯ネットに入れて5分を目安に脱水します。様子を見て5分で足りなければもう30秒、と小刻みにチェックすると痛みが少なく済む上に早く乾かすことができます。
STEP3:乾燥で気をつけたいこと
基本中の基本、晴れた日を選ぶ
晴れた日を選ぶ、これは洗濯の基本中の基本ですね。やはりパリッとしっかり乾燥させるには、雨の心配のない晴れの日を選ぶのが一番。日光が殺菌も行なってくれますし、乾くのが早いのは助かりますよね。
きちんとシワを伸ばして風に当たる面積を広くする
洗濯物はよくシワを伸ばしてから干すのが基本。そうすることによって風に当たる面積が増えるので乾くのが早くなり、また仕上がりも美しくなります。引っ張りすぎると生地が伸びてしまうので、パンパンと手のひらで軽く叩くようにしてシワを伸ばしましょう。
洗濯物と洗濯物の間隔をしっかりとって
干す際に洗濯物が多いからといってぎゅうぎゅう詰めにして干すのは、風通しが悪くなり雑菌がたまりやすくなるのでNG。しっかりと洗濯物同士の間隔をとって干すようにしましょう。
シャツ類は立体的なハンガーを使用
シャツなどを干す際は、針金ハンガーのような細いものよりも、少し厚みのあるハンガーを使った方が乾きも早くきれいに仕上がります。
乾きにくい厚手の靴下には丸めた新聞紙を
乾きにくい厚手の靴下は、つま先部分に丸めた新聞紙を入れて干しましょう。繊維を傷つけないように、新聞紙を良く揉み込んでから丸くすると良いです。
乾燥が早くなる洗濯洗剤を使うのも手
共働きで忙しかったり、乾くのを待つのが苦痛、という方におすすめの洗剤が、ハレタ!です。部屋干しでも天日干ししたときのように、カラッと乾いてふっくら仕上がるというのが商品コンセプト。洗剤に含まれている "カラふわ成分"が衣類の繊維を立ち上げて、風通しを向上。繊維のハリとボリューム感を保ちながら乾燥するので、早く乾くのです。
乾くのが待てない!ドライヤーで強行乾燥を
すぐ着たいのに、まだちょっと濡れてる・・そんなことってありますよね。その際は強行策ですがドライヤーを使いましょう。乾いたタオルか紙の上で行うと意外と早く乾きます。
室内干しにはサーキュレーターが活躍
部屋干しをさっぱりと早く乾かすにはサーキュレーターが活躍。部屋の空気の循環を良くしてくれるので、室内干しでも洗濯物の臭いなどが気になりにくくなるのもメリットです。
室内干しで雑菌を少しでも少なく仕上げるには?
室内干ししたら、軽く除菌消臭効果のあるファブリックミストをふりかけるのもおすすめのテクニック。こちらのマイハビットはハーバルアロマの爽やかな香りがほのかに残り、家族全員で気持ちよく使うことができますよ。
衣類などを綺麗にするための洗濯ですが、大元の洗濯槽が汚れていたりはしませんか?市販の専用のクリーナーなどを使って月に1度はお掃除するのが理想です。