ヨーロッパの伝統的な補修手法、「ダーニング」とは?
PART1:基本的なダーニングの縫い方
ダーニングに必要な道具
ダーニングマッシュルーム
毛糸
針
ヘアゴム
糸切りバサミ
フォーク
まずはここから!初心者が覚えたいダーニングのやり方
四角い形のダーニング
縦糸と横糸で色を変えたり、途中から色を変えたりしても素敵です。
丸い形のダーニング
かかとに穴があきやすいけど長く履き続けたい、毛糸やウールの靴下にもおすすめ。
ダーニングをする時のコツ
糸の太さを生地に合わせる
目立たせたくない場合は2色の糸を使う
針の太さにも注意
フォークで横糸を詰める
PART2:ダーニング応用編
大きな穴を補修する
カラフルがかわいい「ごま塩ダーニング」
5本指ソックスなど細いものは、「ダーニングスティック」があると便利。ダーニングマッシュルームの柄の部分や、太めの棒で代用してもOKです。
目立たないように補修する方法
すり切れた箇所を丈夫にする「ハニカムダーニング」
さまざまな色を組み合わせたり、糸の素材を変えてみたりすると楽しく仕上がります!
手間はかかるけど耐久性UP!「チェーンステッチ」
ニット以外におすすめ。あて布でダーニング
古い布に柄のあて布を組み合わせてダーニング。雰囲気のあるものが組み合わされて、さらに素敵になっています!
襟・袖口のダーニング
PART3:真似したい!おしゃれなダーニング作例
初心者さんにも◎靴下のダーニング
グレーの靴下のかかとなどをダーニング。横糸の色を途中で変えることで、変化をつけても◎。茶色やグレーなどシンプルなカラーの靴下は、ダーニングで愛らしい表情に一変します。
馴染む色でさりげなくダーニング
シンプルな白の靴下は、ポイントになる模様を目立たせるため、同系色の白で馴染ませるダーニングを。靴下はかかとや指先が傷みやすいものですが、お気に入りのものはこうやって長く履き続けたいですね。
可愛らしい模様のミトンを、深緑色の糸でダーニングしています。遠目で見るとわからないけれど、よーく見るとお直しした跡がわかる、ぐらいの絶妙な色使い!
お気に入りのニットをダーニング
しみが取れなくなってしまったニットを、ダーニングでお直し。やさしいグリーン系の糸をミックスしてダーニングすることで、目立ちすぎずさりげない可愛さをプラスしています。
グレーと相性の良い、鮮やかな水色でダーニング。シンプルなカーディガンの袖口にさりげなく施されたダーニングが、キュンとします。
上級者向け!カラフルおしゃれなダーニング
穴が空いたり、擦り切れたりしていた旦那さんのパーカー。袖口をカラフルな糸で可愛らしくダーニングしています。自分のものはもちろん、家族のものをこんな風にお直しできるのって素敵ですよね。
さまざまな箇所にダーニングが施されているジャケット。何代も着続けているような愛着と温かみを感じます。新しいものにはない良さを感じられるのも、ダーニングの魅力ですね。
靴下など、ダーニングをする衣類の中に入れて使う道具。あると便利ですが、電球やボールなどでも代用することができます。