日々、仕事や家事に追われてばかり…
そんな時どうしていますか。何としてでも自分でやり遂げようと、休みも取らずに働き続ける…それとも、誰かにサポートをお願いできていますか?
でも、人にお願いするのは何だか苦手…
「助けて欲しいとお願いすればいい、あるいはお願いしたい」とは思いながらも、実際にはなんとなく頼みづらくて自分ひとりで抱え込んでしまう人が少なくないようです。
多くの人に声をかけた時、さっとお願いできる人もいればそうでない人もいる…その違いはどこにあるのでしょうか。まず「頼みづらい」と感じる理由からみていきましょう。
断られるのが怖い
お願いが苦手だと感じる理由の一つに「断られるのが怖い」ことがあります。頼みごとをして断られたら気まずい…、嫌われたらどうしよう…、と考えてしまうのです。
実際には「お願いした内容に応えられない」ことはよくあることです。けれど、お願い下手さんは、断られると「嫌われている、否定されている」と捉えてしまいがち。
「断られた=嫌われている」のように感情で物事を捉えず、まずは「お願いを断られる=都合がつかない」というように、事実だけを受け止めることが必要です。
迷惑をかけたくない
もう一つ、お願いを苦手とする理由に「迷惑をかけたくない」という思いがあります。こんなお願いをされたら迷惑だろうな、と相手の気持ちを先回りして考えてしまうのです。
けれど実際には、迷惑か迷惑でないかは頼まれた本人にしかわからないことですよね。お願い下手さんは相手の気持ちを勝手に判断してしまっているのです。
言ってみないとわからないことはたくさんあります。自分だけの判断で決めつけず、相手にちゃんと確認してみることが必要です。
真の”お願い上手”とはどんな人?
以上のことから、お願い上手さんというのは「断られることを恐れずに、自分のしてもらいたいことを相手に率直に伝えられる」人のことと言えるのではないでしょうか。
単純に、余計な感情や思い込みを省き「自分の希望を伝え、それに応えてくれる人を探す力」とも言えそうです。
お願い上手さんは断られている回数も多い
声をかける数が多いほど、当然のように断られる回数も増えるでしょう。けれど、お願い上手さんは断られたことに対して「嫌われている」などといった感情を抱かないため、悩みにつながりません。
お願いを受けるか受けないか、決めるのは相手。この事を肝に銘じてフラットに声がけができれば、お願い上手さんになることは特別難しいことではないと思えてきませんか?
同様に自分が何か頼まれた時、断りづらいからとなんとなく引き受けて後で後悔するよりも、「できる時は受ける、無理な時にはできない」と、しっかり断るように心がけましょう。
ひとりで抱え込まずにお願いしてみよう♪
ひとりでは抱えきれなくても、分担すればあっという間に済んでしまうことって多いですよね。思い込みや決めつけから抜け出して、まずはさらっとお願いしてみましょう。
そして、お願いを引き受けてくれた相手に対してはしっかりと感謝の気持ちを伝え、お互いに気持ちよく過ごせるような末永い関係を築いていけたなら、それはあなたの人生にとって人脈という大きな財産のひとつになるはずです。
仕事、家事、その両方など。忙しい毎日を送っていると、自分のすべき事とはいえ、その量によってはどんなに頑張っても手が回らないこともありますよね。