ご褒美だけじゃ、心は満たされない…
けれど、どんなに自分にご褒美をあげても、嬉しいのはそのとき限り…その上、頑張ったという事実があっても、自分に自信を持つまでには至らない、自分を認めてあげることはまだできないという方もいるのではないでしょうか。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
本当に嬉しいご褒美ってなんだろう?
どんなに欲しいと思っていたものでも、いざ手にしてしまうとまた次に欲しいものが出てきて…物欲って本当にきりがないですよね。欲しかったものをいざ手にして満たされるのは、ほんの一瞬のことなのかもしれません。
また、自分のためのひとり時間も息抜きやリフレッシュのためには効果的ですが、ずっと持続するような喜び、とは言い難いかもしれません。
“自信や肯定感”を満たしてこそ、喜びが持続する
では、本当に嬉しいご褒美とはなにか…それは自分の気持ちを満たしてあげること。つまり、「自己肯定感を高める」、「自分に自信を持つ」ということが自分への最高のプレゼントになるのです。
モノや一過性の時間ではなく、“自信や肯定感”に満ち溢れた自分を作る基本となるものに投資することが、根底からのモチベーションを引き上げる、持続可能な本当の喜びと言えるのではないでしょうか。
誰でも簡単にできるはず。『気持ちを満たす唯一の方法』
では、自分の気持ちはどうしたら満たされるのでしょう。それは、意識することは少ないけれど、誰もが毎日のように繰り返している「自分との約束」をしっかり守る。それにつきます。
約束というと「〇〇さんとこんな約束をした」というように、相手あってこその場合が多いですよね。けれど、私たちは毎日のように大なり小なり自分との約束もしているはずです。
自分との約束ちゃんと守れてる?
例えば、「今日から早起きしよう」とか、「今日は残業しないで早く帰ろう」と思ったとしましょう。これが自分との約束です。実際に早起きができた、あるいは残業せずに早く帰ることができたら、約束を果たしたことになります。
けれど、いくらそう心に決めていても、もっと眠っていたいという欲求に負けてしまったり、思い通りに仕事を切り上げて帰れないこともありますよね。自分との約束をしっかり果たすことは、実はとても難しいのです。
自分との約束が果たし辛いのは、たとえ破っても誰からも責められずおとがめもないことが大きな要因でしょう。けれど、「約束を破った」という後ろめたい思いは自分の心の奥底に知らず知らずのうちに、溜まっていきます。
約束をよく破る人を信用できないように、自分との約束を破ってばかりいると、いつしか自分のことを信用できなくなってしまうでしょう。
自分との約束、一つ一つ積み重ねよう
逆に、約束をしっかり守る相手は信用もできるし、大切にしたくなりますよね。それは自分に置き換えても同じことが言えるはずです。
自分との約束を一つ一つきちんと守り積み重ねていくことで満足感が生まれ、自分自身を信用し、大切に思えるようになります。つまり、これだけで自信が生まれ、自己肯定感が上がっていくのです。
自分と約束をするときに気をつけたいこと
けれど、自信を得たり自己肯定感を上げたいからといって、とても大きな約束をするのは考えもの。今までの自分にとってハードルが高すぎる約束は守ることが難しいですよね。
例えば早起きする、といっても、今まで7時起きだった人が急に5時に起きるのは難しいでしょう。約束を守れない可能性が高まってしまうだけでなく、体にも負担がかかってしまいます。最初は6時半ごろに時間を設定するなど、現実的に果たせるような約束から一つひとつ重ねていきましょう。
自分との約束を胸に、輝く未来をクリエイトしよう!
自分で決めたことを静かに守り果たしていくのは、とても難しいことですね。けれど、難しいからこそ得られるものも大きいはず。真に自分を喜ばせられるのは、他でもない自分によるところが大きいのかもしれません。未来の私がもっともっと輝けるように、今できることから始めてみませんか?
仕事や家事において、大きな局面を乗り越えたとき、自分をいたわるためのご褒美をあげたくなりませんか。そのご褒美とは、前から欲しかったものや、自由なひとりの時間かもしれません。