たまには力を抜くのもいいよ。真面目さんに贈る“お気楽モード”のススメ

たまには力を抜くのもいいよ。真面目さんに贈る“お気楽モード”のススメ

「真面目な自分の性格に疲れた……」時折、そんな風にため息をついてしまうことはありませんか。「真面目だね」「えらいね」、と自他共に認められている人は、責任感の高いしっかり者だったり、人に対し誠実だったり、何事もきちんとしていたりと、頼れる頑張り屋さんであることが多いのですが、それだけに中々気が抜けない状況が続くと、気づかないうちに疲れがたまってしまいがち。生活の合間にふっと肩の力を抜いて、ラクな気持ちでリラックスできるように……今回は、そんな真面目な人に贈る「気楽のススメ」です。2019年07月14日作成

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ライフスタイル
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暮らし自分なりたい自分生き方ストレスマネジメント
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「真面目な自分」に疲れた……

たまには力を抜くのもいいよ。真面目さんに贈る“お気楽モード”のススメ
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「まじめに頑張っているんだけど、なんだか身も心も疲れちゃった」

そんな時ってありますよね。
責任を果たすために最大限の努力をしていたり、いつもきちんとしていられるよう、自分に高い基準を課していたり……そんな頑張り屋さんが時々疲れてしまうのは、無理のないことかもしれません。

「真面目」な人って、こんな人

たまには力を抜くのもいいよ。真面目さんに贈る“お気楽モード”のススメ
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「ルールや規則はきっちりと守る」「すべての人に誠実に接するようにしている」「堅実な生活を送っている」「責任感が強い」「勤勉な働き者」「几帳面なところがある」

真面目な人といえば、こんなイメージがあるよう。信頼できるしっかり者で、いざという時に周囲の人から頼られている人も多いのではないでしょうか。

長所が多いよ!英語に見る「真面目な人」の姿

Photo by Waldemar Brandt on Unsplash
出典:unsplash.com

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英語では「真面目な人」はこんな表現になります。

・hard-working/hard worker:努力家・働き者・勤勉な人
・honest:正直な人・うそをつかない人
・trustworthy:信頼できる

長所やポジティヴな印象を持つワードがずらりと並びます。

なのに、疲れてしまうのは……

たくさんの長所を持っているのにもかかわらず、いえ、たくさん持っているからこそ、時々真面目な自分に疲れてしまう……。

「頑張ってるのに報われない」「頑張ることに疲れちゃった」…。そんな身も心もお疲れの時に、肩の力を抜くための「お気楽モード」になるコツを集めてみました。

たまには力を抜いて。「気楽になる10のススメ」

①失敗しても大丈夫!

Photo by Kaleidico on Unsplash
出典:unsplash.com

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「周囲に迷惑をかけたくないし、失敗しないようにいつも万全の体勢を心がけている」かもしれません。貴方の丁寧な仕事ぶりには、恩恵を受けている人も少なくないはず。どちらかというと、誰かの失敗をフォローする側に立っているのかもしれませんね。
Photo by Andre Guerra on Unsplash
出典:unsplash.com

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もちろん失敗しないに越したことはないけれど、いつも気が抜けない、ミスを気に病んでしまう……。そんな時は、「たまには失敗しても大丈夫」と自分に言い聞かせてみるのもいいかも。

失敗をフォローしてもらうのは心苦しいかもしれませんが、小さなミスは誰にでもあるもの。いつも頑張っている貴方を見ている周囲の人は、それほど気にしないで受け流してくれると思います。

②大事なことはそんなにたくさんない

Photo by Henri Pham on Unsplash
出典:unsplash.com

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「きちんとしなきゃ」「迷惑をかけないようにしないと」という思いから、たくさんの制約を自分に課している人もいるかもしれません。


でも、無数の制約に縛られることで、自分の本当の願いに手を伸ばすことまでできなくなってしまったとしたら……。
Photo by Richard Lee on Unsplash
出典:unsplash.com

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窮屈に感じたり、頑張って色々我慢しているのにちっとも満足できなかったりするなら、自分の従う規律を「本当に大切なことか」「自分の意志で選べているか」どうか、振り返ってみるのも1つの手。

がんじがらめになっているように感じるなら、「大事なことはそんなにたくさんない」といくつか手放すよう、自分に提案してみるのもいいかも。

③「完璧にこなすことより、笑顔でいるほうが大事」な場合もある

たまには力を抜くのもいいよ。真面目さんに贈る“お気楽モード”のススメ
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仕事・家事・育児……有限の時間の中で全てを完璧にこなすのは、なかなか万人にできることではありませんよね。

また、周りの人は貴方がそんな「完璧超人」になることを望んでいるとは限りません。
特にプライベートでは、ちょっといい加減なところがあっても、笑顔でいる方が大切な場面もあります。
Photo by Swaraj Tiwari on Unsplash
出典:unsplash.com

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いい加減は「良い加減」。

「ちゃんとしたい」思いや「相手を大切に思う」気持ちから、家事や育児に完璧を目指してつらくなってしまっているなら、自分が大切に思っているご家族にとっても、貴方が笑顔でいられるほうが何倍も大切なのだという事を思い出してみて。

④「がまん」しないで。自分の感情を大事にしていい

Photo by Manki Kim on Unsplash
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「自分さえ我慢すれば波風が立たない」という思いから、つい自分の感情を押し殺してしまうこと、ありませんか?

中には「困っている人にいち早く気づいて手を差し出せるけれど、なんでも気がつくだけに周りの人の気持ちを考えすぎて、自分の気持ちを表に出せなくなってしまう」という人も……。
Photo by Kristina Tripkovic on Unsplash
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とはいえ、仕事場などでは突発的に感情的になるのは避けたいかもしれません。

つねに心に余裕をもち、「苦しい」と思った時の自分の気持ちをノートやスマホのメモに書いて整理しておくのもおすすめ。同じ状況になった時に端的に短く「どう思ったか」伝えやすくなります。
Photo by John Reign Abarintos on Unsplash
出典:unsplash.com

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「自分さえ我慢すれば」と思っていても、肝心の相手は貴方の我慢にすら気づいていないこともあります。気づけばすぐに改善してくれるケースも。

貴方の感情は守る価値のある大事なものです。まずはもっと自分の気持ちを大切にして、自分を守って下さい。
あまりに疲れ切っていて、何事も報われない時は、思い切ってまったく違う環境に身を置くのも1つの選択です。

⑤小さなわがままを言ってみよう

たまには力を抜くのもいいよ。真面目さんに贈る“お気楽モード”のススメ
出典:www.instagram.com(@marblesud_official)
「何がどうしたとか、どうしたいっていうのではないけれど、なんだか疲れちゃった」

そんな時は、小さなわがままを叶えてみて。

「中華街でひたすら小籠包が食べたい」
「猫カフェでひねもす猫を撫でたい」

などなど、心からしたいことを選んで。

⑥「ニガテ」も味方に。誰も見てないところで好きに遊ぼう

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まじめな人は、人の見ているところではっちゃけるのは正直苦手、かもしれませんね。

そんな時は、休日や空き時間に、自分だけで過ごす「秘密の時間」を作ってみて。
上手でなくていいので、好きなこと・気になることに思いっきりトライしてみるのもおすすめ。
「似合わないかも…」と思い込んでいた憧れのお洋服をこっそり着てみるのもよし、大声で歌ってみるもよし。

感情を表に出すのが苦手なら、1人で映画を観て思い切り泣いたり怒ったりしてみる、自分の考えをまとめるのが苦手なら、発表しないと決めたノートに思いつくまま考えた事を書き綴ってみるなど……。
Photo by Annie Spratt on Unsplash
出典:unsplash.com

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「自分のニガテ」は、手がかかるけれど愛しい子供のような、新しい可能性でもあります。

すぐに衆人環視(しゅうじんかんし)の下にさらすようなことはせず、そっと見守り、ひそかに子供を育てているような感覚で、あせらないで「大好きなニガテ」と一緒に遊びましょう。

もちろん、気が向かないときは、無理に取り組む必要はありません!

⑧自分を責める自分の声に気づいたら

Photo by Annie Spratt on Unsplash
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うまくいかなかったことで自分を責めてしまい、落ち込んでしまうことは、誰にでもありますよね。

とはいえ、どんな人も責めてばかりでは伸びる能力も、萎縮してしまいます。それは自分自身も同じこと。
Photo by Alex Radelich on Unsplash
出典:unsplash.com

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自分を「褒めて育てる」つもりで、できなかったことには具体的な解決策や改善策を探しつつ、「できたこと」にもちゃんと注目を。

『他の人には優しくできても、自分自身には容赦なく批判してしまいがち』な人は、特に『自分自身を大切に育てていく必要がある』ことを思い出すようにしてみて。

⑨ダメな自分も好きになってみる

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自分のダメな部分が認められなくて、自己嫌悪に陥ってしまうことがあるのなら、いっそ「ダメな部分もひっくるめて自分なんだ」、と受け容れてダメな部分も好きになってみるのもいいかもしれません。
また、「我ながら本当に下らないことをしてしまう時があるけど、そういう自分も自分だし、そこまで嫌いじゃない」と受け容れてみると、少し気分が変わるかも。

一度肯定してみると、そんな自分から意外とスムーズに「卒業」できる場合も。できない時も、焦らず苦笑しながら、長くつきあっていくつもりで。

⑩そんな真面目な自分が好き!と受け容れるのも◎

Photo by Artem Kovalev on Unsplash
出典:unsplash.com

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「疲れた!真面目になるのはやめよう」と色々試しても何だか違和感があったり、落ち着かなかったり、自分じゃなくなってしまうような気がしたり……。

「もう変えられないな!」と思ったら、それもまるごと自分の一部として受け容れてしまいましょう。
Photo by Lucrezia Carnelos on Unsplash
出典:unsplash.com

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「真面目な自分も悪くない」と開き直ってみれば、苦労したり疲れたりすることはあっても、いい意味であきらめがつくかも。

自分につらく当たらないで、自分のままでいましょう。

深呼吸でスイッチをオフに ~自分をまるごと好きになろう~

Photo by Chad Madden on Unsplash
出典:unsplash.com

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ふだんストイックに自分を律している努力家さんも、たまには深呼吸をして肩の力をぬき、スイッチをオフにして、ご自分を甘やかしてみてください!

いつだって慎ましやかに地に根を張り、ささやかでも確実な歩みを続けている、貴方の凛とした姿はとても素敵です。

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