経験もそれなりに積んだ30代・・なのに、今の自分に自信が持てない
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職場でせっかく褒めてもらったのに、素直に喜べない。友達と会って話していても、相手が眩しく感じて、自分の短所にばかり目がいってしまう。
そんな経験はありませんか?
ほぼ30代にあたるキナリノ世代は、職場では、仕事を任されるようになったり、チームのまとめ役になったりと、自分らしさを発揮できる場面が多くあります。家庭では、子育ての真っ只中にいたり、学校やママ友との付き合いが増えたりする時期でもありますよね。
大人になって、様々な経験も経て、自立した立場にいるはずの、30代の自分。それなのに周囲の人との関わり合いの中で、どこか「今の自分に自信が持てない感覚」を覚えることはありませんか?
そんな経験はありませんか?
ほぼ30代にあたるキナリノ世代は、職場では、仕事を任されるようになったり、チームのまとめ役になったりと、自分らしさを発揮できる場面が多くあります。家庭では、子育ての真っ只中にいたり、学校やママ友との付き合いが増えたりする時期でもありますよね。
大人になって、様々な経験も経て、自立した立場にいるはずの、30代の自分。それなのに周囲の人との関わり合いの中で、どこか「今の自分に自信が持てない感覚」を覚えることはありませんか?
“自己肯定感”という言葉を知っていますか?
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誰もが、時には自信を失くすことがあるもの。でも、もしそれが頻繁に感じることだったら、もしかすると、「自己肯定感」が失われているサインかもしれません。
「自己肯定感(じここうていかん)」とは、自分自身を受け入れ、認める感情のこと。
自己肯定感をしっかりと持てる人は、ちょっとやそっとで動じることなく、自分に自信をもって物事を対処することができます。
心に余裕があるため、自分の意見を主張することもでき、“自分らしさ”を失わずに、周囲の人とも付き合っていくことができるのです。
「自己肯定感(じここうていかん)」とは、自分自身を受け入れ、認める感情のこと。
自己肯定感をしっかりと持てる人は、ちょっとやそっとで動じることなく、自分に自信をもって物事を対処することができます。
心に余裕があるため、自分の意見を主張することもでき、“自分らしさ”を失わずに、周囲の人とも付き合っていくことができるのです。
“自己肯定感”が低いと、生きづらい日常に・・
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一方で、自己肯定感が低い人は、自分にOKを出すことが難しく、何かと「自分なんか・・」と思いがち。ありのままの自分を認めることができないため、ネガティブな思考に陥りやすく、周囲との比較をして落ち込みやすい性格でもあります。
また、自己肯定感の欠如は、自分でもなかなか自覚しづらいものでもあります。なぜなら、自己肯定感とは、自身の生育環境や、これまでの経験などが積み重なって、築き上げられることが多いから。
自分の意志ひとつで、すぐに解決するのは難しい問題とも言えます。
また、自己肯定感の欠如は、自分でもなかなか自覚しづらいものでもあります。なぜなら、自己肯定感とは、自身の生育環境や、これまでの経験などが積み重なって、築き上げられることが多いから。
自分の意志ひとつで、すぐに解決するのは難しい問題とも言えます。
あなたの“自己肯定感”は? チェックリストで確認してみよう
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試しに、自己肯定感に関する以下の7つの質問に答えてみましょう。
もし3つ以上当てはまるようだったら、自分の中の自己肯定感が失われがちと言えるかも。
《チェックリスト》
□人からの頼まれごとは、断れない
□初対面の人に、自分から話しかけることができない
□ネガティブな出来事があると、自分を保つのが難しい
□集団で居ると、人と自分を比べて落ち込むことがある
□自分の長所がなかなか思いつかない
□自分は周りから好かれていると思えない
□自分が今までしてきた決断は、後悔するものが多い
もし3つ以上当てはまるようだったら、自分の中の自己肯定感が失われがちと言えるかも。
《チェックリスト》
□人からの頼まれごとは、断れない
□初対面の人に、自分から話しかけることができない
□ネガティブな出来事があると、自分を保つのが難しい
□集団で居ると、人と自分を比べて落ち込むことがある
□自分の長所がなかなか思いつかない
□自分は周りから好かれていると思えない
□自分が今までしてきた決断は、後悔するものが多い
自己肯定感が低いかも、と思ったら・・・
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急に自己肯定感を高めることは難しいとはいえ、意識的に軌道修正して、自分でコントロールしていく方法はあります。できることなら、自分に自信をもって、物事に動じることなく、生き生きと日々を過ごしていきたいですよね。
そんな方に向け、これからご紹介するのは、「自己肯定感を高めるための5つの思考のStep」。各Step、順を追って実践することで、自分を心から受け入れ、認められるようになることを目指します。
今の自分に自信のなさや不安を感じている、キナリノ世代のあなたへ贈りたいStepです。このStepにトライして、新しい一歩を踏み出してみませんか?
そんな方に向け、これからご紹介するのは、「自己肯定感を高めるための5つの思考のStep」。各Step、順を追って実践することで、自分を心から受け入れ、認められるようになることを目指します。
今の自分に自信のなさや不安を感じている、キナリノ世代のあなたへ贈りたいStepです。このStepにトライして、新しい一歩を踏み出してみませんか?
自己肯定感を高めるための「5つの思考のStep」
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●用意するもの…ノートとペン (慣れてきたら、頭の中で進めてもOK)
●場所…ゆっくり時間をとれる、落ち着いた環境 (自宅やカフェなど)
慣れてきたら、書き出さなくても、頭の中で進めていくことができますよ*
●場所…ゆっくり時間をとれる、落ち着いた環境 (自宅やカフェなど)
慣れてきたら、書き出さなくても、頭の中で進めていくことができますよ*
Step.1 心の中の“自己否定”に気づく
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最初のStepは、心の中の“自己否定”に気づくところから始まります。
例えば、「私は仕事ができない」「私は人から好かれない」「私は周囲に媚びている」など・・・
自分に対して湧き上がる、ネガティブな感情を、思いのままにノートに書き出してみましょう。
その際、必ず、主語である「私は」を最初に付けて、書き出すようにしてみてください。
(例)「私は、すぐに感情的になる。」
例えば、「私は仕事ができない」「私は人から好かれない」「私は周囲に媚びている」など・・・
自分に対して湧き上がる、ネガティブな感情を、思いのままにノートに書き出してみましょう。
その際、必ず、主語である「私は」を最初に付けて、書き出すようにしてみてください。
(例)「私は、すぐに感情的になる。」
Step.2 “自己否定”の感情を、丁寧に受け入れる
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Step.1で取り上げた“自己否定”を感じているのは、「今」この瞬間。これからずっと続くものとは限りません。
そして、その否定したい感情も、実は、自分自身だけが感じている“思い込み”に過ぎないこともあります。
そこで、Step.1で書いた文の末尾に、「~と今は思い込んでいる。」と書き加えて、修正してみましょう。
自己否定の感情も、「これは今だけのものかもしれない」という気持ちが、沸き起こってきませんか?
(例)「『私は、すぐに感情的になる』と、今は思い込んでいる。」
そして、その否定したい感情も、実は、自分自身だけが感じている“思い込み”に過ぎないこともあります。
そこで、Step.1で書いた文の末尾に、「~と今は思い込んでいる。」と書き加えて、修正してみましょう。
自己否定の感情も、「これは今だけのものかもしれない」という気持ちが、沸き起こってきませんか?
(例)「『私は、すぐに感情的になる』と、今は思い込んでいる。」
Step.3 自分が良い方向に変化することを、許す
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自己肯定感が低いまま、改善できずにいる原因のひとつに、「心の癖」が挙げられます。自分を否定的に見続けることで、自分が良い方向に向かうことを諦めて、自ら遠ざけてしまう心理です。
そこで、Step.1で書いた「できないこと」が、「できる」ようになっても良いという、“自分を許す言葉”を書いてみましょう。
「私は、これから、~ができる自分になっても良い。」と、これからポジティブな自分へ変わっていくことを許可し、決意表明する文です。
(例)「私は、これから、感情がコントロールできる自分になっても良い。」
そこで、Step.1で書いた「できないこと」が、「できる」ようになっても良いという、“自分を許す言葉”を書いてみましょう。
「私は、これから、~ができる自分になっても良い。」と、これからポジティブな自分へ変わっていくことを許可し、決意表明する文です。
(例)「私は、これから、感情がコントロールできる自分になっても良い。」
Step.4 “自己否定”を分析して、長所に言い換える
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人の性格や特徴は、言葉で表すと意味が限定されてしまいますが、実は多面的なもの。もしかすると、“自己否定”したい自分の特徴の中にも、あなたらしさと呼べる長所が含まれているかもしれません。
例えば、「友達が少ない」ことは、「自分のスタイルがあって、周りに媚びない」ことと言い換えられますし、「決断力がない」ことは、「慎重に腰を据えて、物事を見極めることができる」こととも言えます。
一辺倒に否定的に捉えるのではなく、自分の特徴を丁寧にすくい取って、Step.1で書いた文を、ポジティブな文に言い換えてみましょう。
(例)「私は、感受性豊かで、表現力のある人間だ。」
例えば、「友達が少ない」ことは、「自分のスタイルがあって、周りに媚びない」ことと言い換えられますし、「決断力がない」ことは、「慎重に腰を据えて、物事を見極めることができる」こととも言えます。
一辺倒に否定的に捉えるのではなく、自分の特徴を丁寧にすくい取って、Step.1で書いた文を、ポジティブな文に言い換えてみましょう。
(例)「私は、感受性豊かで、表現力のある人間だ。」
Step.5 Step.1~4の流れを、まとめて言葉にする
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最後のStepは、1~4で取り上げた自分についての言葉を、ひとつにまとめるStepです。
Stepごとに書いた文を、ひとつのまとまりに繋げて、言葉にして読み上げてみましょう。
(例)「私は、すぐに感情的になると今は思い込んでいる。でも、これからは、感情がコントロールできる自分になって良いし、感受性豊かで、表現力があるところは、私の長所だ。」
Stepごとに書いた文を、ひとつのまとまりに繋げて、言葉にして読み上げてみましょう。
(例)「私は、すぐに感情的になると今は思い込んでいる。でも、これからは、感情がコントロールできる自分になって良いし、感受性豊かで、表現力があるところは、私の長所だ。」
Step.1~5を振り返って・・・
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初めは、否定的に捉えていた自分の特徴も、段階を追って丁寧に分析してみると、これから改善していける自分の指針でもあり、見方によっては大切にしたい長所でもあることがわかります。
自己否定から始まった感情の中にも、自分を肯定できる要素が沢山詰まっていることに気づけたら・・・だんだんと自己肯定感が高まってきている証拠ですよ。
自己否定から始まった感情の中にも、自分を肯定できる要素が沢山詰まっていることに気づけたら・・・だんだんと自己肯定感が高まってきている証拠ですよ。
ありのままの自分を受け入れて、「私らしさ」を大切に*
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他の誰でもない、かけがえのない自分自身。だからこそ、自分のことを深く理解し、肯定したいものですよね。少しずつでも、自分を受け入れ、許していく気持ちが持てれば、自分らしさが発揮でき、ストレスレスな日々を送ることができます。
自分に自信を持って「YES!」と言えるよう、ゆっくりと、自分への肯定感を築いていきたいですね。
自分に自信を持って「YES!」と言えるよう、ゆっくりと、自分への肯定感を築いていきたいですね。