あなたは、早起きが得意ですか？苦手ですか？

毎日を追われるように過ごしている、ひと息つく暇がない、自分時間が持てない…。そんな方は、「朝時間」をちょっとだけ見直してみると良いかもしれません。

「朝時間を有効に使う」と聞くと何だかとても大変そうな感じがしますが、決して難しいことはありません。いつもよりちょっとだけ早起きして、ほんのひと時「自分のために時間」を用意する。ただそれだけなのです。

朝時間のある暮らしが日常になれば、今よりもっと毎日がキラキラと輝き始めるかもしれませんよ。それでは、気負いなく取り入れられる朝時間を楽しむヒントをご紹介します。

すっきりと目覚められた朝は、心も身体も軽いもの。そんな目覚めのためにしたいのが、「朝日を浴びること」です。ベッドから体を起こしたら部屋のカーテンを開けて朝日を浴びる。こうすることで、体内時計がリセットされ体が内側から目覚めていくのを感じられるはずです。

自分の体を潤したら、次は植物にも水やりを。自分や家族のことだけでも精一杯になる慌ただしい朝。でも少しだけ時間をつくって植物のお手入れをすることも心の余裕に繋がります。

心の余裕を持つことで、自分や家族やも優しくなれる。イライラしがちな朝だからこそ、緑に癒され爽やかに1日をスタートさせたいですね。

朝ごはん、食べていますか。朝は食欲がない、食べる時間がない、そんな方も多いかもしれません。でも、朝ごはんには大切な役割があるのです。

人間の体は睡眠中もエネルギーを消費しているのだとか。朝にエネルギーをチャージしなければ、日中に思うように頭も体も働いてくれません。

例えば、朝が待ち遠しくなる食事が用意されていたら、まだ眠っていたい朝も楽しみに起きられるのでは。特別なものや、手のかかる食事ではなくても大丈夫。

前の日にちょっと多めに用意したお惣菜やお味噌汁、サラダやフルーツ、パン派の方はお気に入りのジャムを、ごはん派の方は大好きなごはんのお供を用意するだけでも、ちょっぴり嬉しくなりますね。写真のように木製トレイの上に並べれば、カフェのようにおしゃれな雰囲気に。食器の配膳もそのままできるので、忙しい朝の片付けも楽になりますよ。

朝時間にやると意外にはかどるのが「プチ掃除」。忙しい朝に掃除？と思われるかもしれませんが、ぜひ試してみてください。朝は、1日のなかでも体力がありやる気もでる時間。

洗面台の掃除、玄関の掃除など1日1箇所だけでも構いません。お家ともっと仲良くなれるように、しあわせが舞い込むように、心を込めてきれいにすれば、不思議と心も軽く充実してくるはずです。

例えば、普段はできない朝読書を楽しんでみたり、自分のためにゆっくりとお気に入りの飲み物を用意したり…。休日にやりたいことを、平日の空いた時間に考えておくとワクワクできそうですね。

特別なイベントではなくて良いのです。日常のなかで、気負いなくできる自分だけのお楽しみを用意しておくこと。そして、それをまだ世の中が動き出していない「朝時間」を使って楽しむことで、時間を有効に使えたという充実感が得られます。そんなひと時の積み重ねが、心の余裕を生み出すのです。

朝時間はとても不思議。夜にできなかったことを、朝ならスムーズにできてしまうことが多々あるからです。

例えば、悩みごとの解決に繋がる糸口が見つかったり、整理できていなかった頭のなかがクリアになったり、素直にごめんねが言えたり。思いもよらなかった良いアイディアがポンと浮かぶのも、朝が多いような気がしませんか。そんな時には、ぜひメモをして大切なひらめきを逃さないようにしてくださいね。

自分のための朝時間を用意したからこそ、余裕が生まれ心が穏やかになっていく。そして、その心の余裕が家族や周りの人をも幸せにしていくのではないでしょうか。

しあわせな毎日を呼び覚ます「朝時間」。あなたも、できることから少しずつ始めてみませんか。