心に「ゆとり」がある人って?
ありのままの今の自分を受け入れている
毎日、せかせか生きていると、どうしても自分に否定的なイメージを持ってしまう人が多いようです。何事も完璧にできる人なんていません。必要以上に自分を蔑むことのないよう、気をつけてみましょう。
今、できることを精一杯やっている自分を自分で褒めてあげる。そうするだけでも、心にふっとゆとりが生まれますよ。
答えはひとつではないことを知っている
世の中にはいろいろな人がいて、いろいろな考え方があります。どんなことでも、答えはひとつだけではない、と考えてみると、なんだか心がラクになってきませんか?
心が煮詰まってしまって、ぐちゃぐちゃになってしまったら、ちょっと立ち止まって深呼吸してみましょう。たくさんの選択を積み重ねて、人生は続いていきます。どの道を選んでも、結局は同じ道につながるかもしれません。どんなことであれ、一歩ずつ前進していけばいいのです。
ほかの人と比べない
心にゆとりがなくなると、人は自分を他の人と比べがち。いつでも自分を見失わず、前を向いて歩いていくためには、自分の基準をしっかりと持つことが大切です。
他の人と比べて、優劣をつけるのではなく、今日の自分が昨日の自分よりも成長して、より良くなっていればいいのです。当然のことなのに、わたしたちはついそれを忘れて、現在の周りの状況と自分を比べようとしてしまいます。心にゆとりがある人ほど、他の人と自分を比べません。
目の前にあることをひとつずつ、丁寧に
人生にはたくさんのことが起こります。やることは次から次へと、わたしたちに押し寄せて、時にはなにかを考える時間さえ奪ってしまいます。膨大な量の「to do」に押しつぶされそうになったら、まずは目の前のことをひとつずつ処理することを目指しましょう。
今、やるべきことはなにか、をいつも念頭におくことで、ひとつずつ進んでいけるようになります。全部を同時進行でこなそうとしなくても大丈夫。きちんとひとつずつ処理すれば、ひとつずつ物事は進んでいきます。
どうやったら心に「ゆとり」を作れるの?
では、次にどうしたら心のゆとりを作れるのか、具体的な行動について考えてみましょう。考えをクリアにして、行動を起こすことで、忙しさの悪循環から解放されるかもしれません。
いつもより30分早く起きてみる
いつもよりすこし早く起きてみると、物理的に自由に使える時間が増えます。いきなり1時間早く起きるのは無理だとしても、30分くらいなら早起きできそうですよね。
朝の30分というのは実は案外長いもの。バタバタしているうちに家を出る時間になってしまう、という人は30分の早起きでひとつずつの行動にゆとりが生まれます。
一日のスケジュールを整理する
効率的に時間を使うという観点から考えると、一日のスケジュールを整理するのは、自分の頭の中をすっきりとさせる意味でもとても効果的なことです。約束や締切があるときは、常に前もって頭の片隅にそれを入れておけば、計画的に物事をこなしていくことができるようになります。
その日、その週にやるべき「to do」リストを作るのもいいですね。やることを見える化すると、優先順位がおのずと見えてきます。いつまでも残ってしまうリストの項目は、もしかすると、実際にはあまりやらなくてもいいことかもしれません。思い切って、それをやらないという選択をしてみるのもアリですよ。
「忙しい」と言わない
自分が発する言葉は、自分自身にも影響する力を持っています。「忙しい」と日常的に言っていると、実際にはそれほど忙しくなくても、忙しいような気持ちに陥ってしまうものです。
言葉の持つ力を信じて、ポジティブな言葉を発するように心がけると不思議と心にゆとりが生まれるようになります。自分や他人を傷つけるようなネガティブな言葉は封印してしまいましょう。
丁寧に淹れたコーヒーを味わう
五感をフル活用して、コーヒーを味わうことで、凝り固まっていた心もふっとゆとりを取り戻します。
一日だけSNS断ちをしてみる
いろいろな情報を得ることができるSNS。眺めているだけでも楽しいものですが、だらだらと眺めているのはすこし時間がもったいないですよね。一日SNSを見ないと決めてみると、思いのほか、時間のゆとりが生まれるものです。
24時間、世界とつながっているのはとても疲れることです。SNSは必要な時だけ見るようにして、縛られないようにしましょう。1日SNS断ちをしてみると、案外、見なくても大丈夫だということが分かるはず。SNSから解放されると、時間的にも、心理的にもゆとりが生まれますよ。
お部屋を整える
窓掃除をする
すこしだけ、モノを減らす
本やお洋服。いつかは整理したいと思っていても、ついつい後回しになってしまうものってありますよね。こういう沢山のモノが心を圧迫し、ゆとりを失わせていることもあるんです。
膨大な量のモノの整理は一度にやるのは大変です。でも、ほんの10分でも整理を進めてみれば、6日経てば、1時間分の整理が進んだことになります。何もしなければ、状況は変わりません。ほんの少しでも、整理を進めることが大切なのです。ゼロはいつまで経ってもゼロのままですが、一は積み重ねていくことができるということを心に留めておきたいですね。
なしで済ますことに慣れる
家の管理をしていく中で、なしで済ませられることを見つけていくと、その管理自体を手放すことができるようになります。たとえば、シンクにつきものの三角コーナー。お料理の都度、新聞紙などに包んでゴミ箱に捨てるようにすれば三角コーナーはなくても大丈夫になってしまいます。
トイレマットやバスタオルなどもなしで済ますことができるアイテムのひとつ。ライフスタイルに合わせて、なしで済ますことができるものを見つけてみましょう。いつも心のどこかに淀んでいた家事自体がなくなることで、ゆとりが生まれます。
きれいなお花を活けてみる
心の「ゆとり」が前向きな自分を作ってくれる
より良い明日のために、心のゆとりはとても大切なものです。毎日の忙しさに振り回されず、自分自身の時間と気持ちを上手にコントロールしていけたら嬉しいですね。今回、ご紹介した心のゆとりを作るヒントを参考に、素敵な明日をつくっていってくださいね♪
朝から晩まで忙しく過ごしていると、ついつい一生懸命になりすぎてしまうという人も多いもの。いつも怖い顔をして、忙しくしているのはすこし寂しいことですよね。心のゆとりを持つことは、わたしたちの人生をより良いものにすることにつながります。ゆとりを持つためには、どうしたらいいのか、一緒に考えていきましょう。