防災対策していますか?
防災対策には「ローリングストック」がおすすめ
ローリングストックとは
食べて買い替えながら備蓄する方法
『ローリングストック』とは、循環備蓄のこと。
今までは災害時まで消費することのなかった非常食を、普段の生活の中で食しながら備蓄するという方法です。
“購入→備蓄→消費”のサイクルで、ストックを賞味期限切れまでに食べ、その分をまた追加購入して蓄えます。
今までは災害時まで消費することのなかった非常食を、普段の生活の中で食しながら備蓄するという方法です。
“購入→備蓄→消費”のサイクルで、ストックを賞味期限切れまでに食べ、その分をまた追加購入して蓄えます。
賞味期限の早いものから順に食べていくローリングストック法ですが、もし食べるのを忘れてしまいそうな場合は、“今日は非常食を食べる日”、と決めて定期的に消費するのも良い方法ですね。
賞味期限切れ前に…山や海外旅行で消費するのもおすすめ
出典:unsplash.com
非常食はしっかり密閉されているので持ち歩きしやすく、最低限の調理設備でも食べられるよう作られているのが良いところ。
「そろそろ賞味期限切れになりそうだな」と思ったら、山での携帯食やキャンプやピクニックでの食事・海外旅行先での非常食としていただくのもおすすめです。
「そろそろ賞味期限切れになりそうだな」と思ったら、山での携帯食やキャンプやピクニックでの食事・海外旅行先での非常食としていただくのもおすすめです。
ローリングストック法のメリット
賞味期限切れが防げる
せっかく非常食を準備していても、肝心の災害時に使えなかったら困ってしまいますね。
ローリングストック法で消費と備蓄を繰り返すことで食品の状態を把握できるので、いざというときの賞味期限切れを防ぐことができます。
ローリングストック法で消費と備蓄を繰り返すことで食品の状態を把握できるので、いざというときの賞味期限切れを防ぐことができます。
見落としがちな賞味期限は、目につきやすい場所に書き直しておくといいですね。
小袋で別れているものは箱や大袋にしか記載がない場合も多いので、少し手間ですが、個装ごとに書き写すとバラけたときも安心です。
小袋で別れているものは箱や大袋にしか記載がない場合も多いので、少し手間ですが、個装ごとに書き写すとバラけたときも安心です。
事前に味を確かめられる
また、事前に味のチェックができるメリットも。口に合わなかったものは備蓄リストから外すことができます。食べ慣れたおいしい食事は、非常時のストレスを減らしてくれます。
お子さんやお年寄りなどが食べやすい食品を事前に知ることもできますね。
お子さんやお年寄りなどが食べやすい食品を事前に知ることもできますね。
備蓄量の目安
かねてより「備蓄は3日分あればよい」といわれてきましたが、災害の程度によっては1週間分以上必要になる場合もあります。
なので、はじめの3日間は冷蔵庫にある食材を食べ、残りをローリングストックの備蓄でまかなうという考え方がよいでしょう。
なので、はじめの3日間は冷蔵庫にある食材を食べ、残りをローリングストックの備蓄でまかなうという考え方がよいでしょう。
何を用意すればいい?スーパーでも買える基本の備蓄リスト
1.水
まず一番大切なのが水です。そのまま飲むだけでなく調理に使ったり、生活用水として使う場合もあります。
大人1人に必要な1日分の水量は、飲むために2リットル、その他1リットルの計3リットルが目安とされています。
大人1人に必要な1日分の水量は、飲むために2リットル、その他1リットルの計3リットルが目安とされています。
2.お米・お餅・パスタなどの主食
無洗米や「水で戻せるお餅」などの他、パスタやそうめんなどの乾麺は主食として用意しておくと良いでしょう。
そうめんは茹で時間が1分弱と短いのも非常食としておすすめのポイント。ゆで汁を使ったにゅうめんにすれば水の節約にもなるそう。
そうめんは茹で時間が1分弱と短いのも非常食としておすすめのポイント。ゆで汁を使ったにゅうめんにすれば水の節約にもなるそう。
出典:stocksnap.io
備蓄に向く乾麺としては、パスタもおすすめです。パスタはゆで汁が塩辛くならないので、ゆで汁をスープにして飲むなど、別の料理にも使い回しやすいのだそう。
ホットケーキミックスも◎。少量の水を加えて電子レンジでチンすれば蒸しパンが作れますよ。
ホットケーキミックスも◎。少量の水を加えて電子レンジでチンすれば蒸しパンが作れますよ。
3.おかずになるレトルト食品
レトルト食品は調理せずにそのまま食べられるので、停電やガスが止まっている時に便利です。自分や家族が食べやすいものを選んで。
4.市販のお菓子類
ビスケットや傷みにくい「ようかん」の他、カロリーメイトなどの栄養補助食品などもおすすめです。
ローリングストックするなら、特別な非常食用のものを用意せずともOK。スーパーやコンビニなどで手に入るもので十分なので、子どもや自分の好きなお菓子を常備しておくとよいですね。
ローリングストックするなら、特別な非常食用のものを用意せずともOK。スーパーやコンビニなどで手に入るもので十分なので、子どもや自分の好きなお菓子を常備しておくとよいですね。
5.野菜やフルーツなどの缶詰
非常食にはどうしても野菜が不足しがちで、栄養バランスが整わないことも。
食物繊維をとれるコーン・トマト・五目豆の煮物などの缶詰や、フルーツの缶詰を用意しておくと安心です。
食物繊維をとれるコーン・トマト・五目豆の煮物などの缶詰や、フルーツの缶詰を用意しておくと安心です。
おすすめの非常食はどれ?
子どもも大人も嬉しいおやつ。横浜ハイカラ「缶スイーツ」
みんながストレス度の高い状況に置かれる被災時こそ、心を和ませてくれるおやつの存在は大きいかもしれません。
しっとり濃厚な「チーズケーキ」と、カカオとナッツの香り豊かな「ガトーショコラ」は、どちらも缶入りで最大2年間は保存できます。
しっとり濃厚な「チーズケーキ」と、カカオとナッツの香り豊かな「ガトーショコラ」は、どちらも缶入りで最大2年間は保存できます。
おいしいご飯が食べたい。IZAMESHI(イザメシ)「アルファ化米」
水を入れるだけでご飯になる“アルファ化米(アルファ米)”は、調理の際に火が必要ありません。安全で、何より手軽に食べられます。
アルファ化米を使ったこちらの「IZAMESHI 長期保存できるご飯」は、袋にそのままお湯or水を注ぐだけで完成するので、お鍋などの調理器具も必要ありません。
お湯の場合15分、お水の場合60分待てば出来上がりです。最大で5年保存が可能なのも嬉しいポイント。
お湯の場合15分、お水の場合60分待てば出来上がりです。最大で5年保存が可能なのも嬉しいポイント。
こんなふうにそのまま食べることもでき、食器も汚さず洗い物が出ないのでお水の節約にもなります。
非常食にもおすすめ。無印良品の「レトルトカレー」
食の進むカレーはレトルトパウチでも美味しい商品がたくさん出回っています。
中でも無印良品のレトルトカレーは本格的な辛口から子どもも食べやすいマイルドなタイプまで、品揃えが豊富です。
あまり味が濃いと必要以上にのどが渇いてしまうので、一度味見をしてから備蓄リストに入れるか判断するのがおすすめです。
中でも無印良品のレトルトカレーは本格的な辛口から子どもも食べやすいマイルドなタイプまで、品揃えが豊富です。
あまり味が濃いと必要以上にのどが渇いてしまうので、一度味見をしてから備蓄リストに入れるか判断するのがおすすめです。
CANNED BREADの「長期保存できるデニッシュ缶」
食のバリエーションを増やすためにもあると嬉しいのがパンの缶詰です。小さなお子さんも食べやすいですね。こんな可愛いデザインの缶なら、災害時のストレスも和らぎそうです。
味も数種類あり、メープルやチョコレートなどはおやつ代わりとしても◎
IZAMESHI(イザメシ)の「7年保存水」
一般的なミネラルウォーターの賞味期限は2年程度ですが、こちらは7年保存できるペットボトル水です。お水までローリングストックするのが難しい場合は、こちらを備えておくと安心です。
IZAMESHI(イザメシ)の保存食のセット
1週間分の備蓄が必要な非常食は、セット買いもおすすめです。
水も火も使わずに食べられるIZAMESHI(イザメシ)の3日分の保存食セットは、栄養バランスも考えられた豊富な品揃えで、非常時にはテーブルにもなる箱入りです。さらに、紙皿やカトラリー付きと至れり尽くせり。
水も火も使わずに食べられるIZAMESHI(イザメシ)の3日分の保存食セットは、栄養バランスも考えられた豊富な品揃えで、非常時にはテーブルにもなる箱入りです。さらに、紙皿やカトラリー付きと至れり尽くせり。
コスパも良い「ローリングストック法」で災害対策を
災害時にも普段の食事に近いものを食べられるメリットがあり、また、定期的に賞味期限の見直しもできる『ローリングストック法』は、結果的にコストパフォーマンスもよく、節約につながります。
ぜひ、これからの備蓄の参考にしてみてください。
ぜひ、これからの備蓄の参考にしてみてください。
画像のご協力ありがとうございました。
地震や台風などの災害に備えて、非常食の備蓄はもうお済みでしょうか?
非常食といえば、従来は乾パンや長期保存ができる特別な食品というイメージがありました。
でも最近では、普段食べている食品をストックしておく新しい備蓄法『ローリングストック法』が注目されています。