これって気にしすぎ?毎日疲れていない?
人前では平気そうにしていても、実はずっと「してしまったこと」や「されたこと」が頭から離れず、そのことで精神的に追い詰められ家に帰ってもグッタリ。このような状態が続いて、鬱状態に発展したケースだってあるんですよ。「気にすること」は決して悪いことではありませんが、過剰な考え過ぎには何のメリットもありません。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
必要以上の気にしすぎは不健康!
人から何気なく言われたことを悪いように考えすぎたり、自分を塗りつぶしてまで人に合わせ過ぎるのは心の健康に良くありません。ネガティブ思考のまま、時間をかけて考えても何も解決しませんし、かえって自分を責めたりして落ち込むだけです。
過去は過去ですし、失敗から学んだことを次に活かせばいいのです。とにかく悩んでいる時間がもったいない!自分に自信が持てないときも、周りの目が気になってしまうときも、そんなに考え込む必要はありません。100人中100人全員と気が合うなんてことは誰にとっても難しいこと。人ぞれぞれいろんな個性を持っているのですから、その個性を”誰か色”に染め直す必要なんてないのです。
気にしすぎは損の始まり!今ある時間を前向きに捉えて、もっと自分らしく生きてみましょう!
”気にしすぎる人”と”気にしない人”の違いとは?
「気にしない人」によくある共通点は、「人は人、自分は自分」といつもマイペースなことです。また、「確固たる自分を持っている」ということも理由にあげられるでしょう。物事に執着心を抱かず、失敗しても次に活かそうと前向きに捉えることができる人が多いのも特徴の1つです。
「気にしすぎる人」の特徴は、「気にしない人」の真逆です。「気にしすぎる人」はとにかく周りの目が気になっています。これは強い責任感や協調性、感受性の豊かさが引き金になっている場合もあります。また、失敗をいつまでも引きずって深く考え込んでしまう人や、自分に自信が持てない人が多いのも特徴の1つにあります。
「気にしすぎな自分」から卒業するための5つのステップ
考え過ぎによる気苦労から解放されたら、どんなに生きやすくなるでしょうか。きっと肩の力が抜けて、毎日が今よりもぐっと楽しくなりそうですよね。「気にしすぎ」から卒業するためにも、少しずつでいいので自分の考え方を変えていきましょう。真に自分らしく生きるために、その一歩を踏み出す時は今です!
Ⅰ「気にしすぎな自分」に気づこう
まずは「気にしすぎな自分」に気づくことが大事な第一歩です。
「気にしすぎる人」は、案外自分の考え方のクセに気づいていないケースがほとんど。まずは、1日のうち自分がどんなことを、どれだけ気にしているのかを客観的に把握しましょう。何気なく過ごしているときにも気にしすぎていないか、意識することも忘れないで。私も昔は「気にしすぎる人」でしたが、日記を書き始めたことがきっかけでそのクセに気づけました。文字は物事が客観的に見えやすくなるのでオススメの気づき術ですよ。
Ⅱ 誰かと比べるのをやめよう
他の誰かと比べるのはやめましょう。私たちは皆それぞれ違っています。人はそれぞれ、自分にしかない個性を持っています。その個性は世界にたった1つしかない特別なもの。大事に大事に育てていきましょう。それがいつかあなた自身をもっと輝かせてくれるはずです。
Ⅲ してしまったことは諦めよう
”してしまったこと”にクヨクヨするの今日からやめましょう。過去は過去、どうやったって元には戻せません。でも未来は自分の力でいかようにも変えられますよね?そして未来で選択する行動の積み重ねが、”してしまったこと”の意味さえくつがえすこともあるのです。
失敗や後悔から学べることは沢山あります。ぜひ次へのステップアップのために、その経験を毎日に活かしていきましょう。
Ⅳ 好きなことに没頭しよう
他のことが気にならないくらい夢中なことを探すのも1つの方法です。好きなことに没頭すると、自然とポジティブなエネルギーが生まれて、「気にしすぎる自分」から今の自分を遠ざけてくれるはずです。自分らしさにも磨きがかかり、自信を持つきっかけにも繋がるでしょう。
Ⅴ 八方美人をやめよう
いろんな人に「良い人」でいる必要はありません。こんなに沢山人がいる中で、1人や2人どうしても苦手な人がいるのは当然のことです。合わないと思いながら無理に関係を続けるのは、ストレスを生むだけです。自分とは相容れない価値観だと思ったら、その人とは一定の距離を置くようにしましょう。それだけでもぐっと楽になるはず。価値観の違いを受け入れることも大事ですが、そのために自分の心が壊れてしまっては意味がありません。
意外と人は気にしていないもの!
気にしすぎから卒後するには、自分自身が変化することはとても大切な第一歩であることをご紹介しました。でももう1つ、気づいて欲しいことがあります。それは「意外と周りの人はあなたのことを気にしていない」ということです。忙しい現代人はみな、自分のことに精一杯で、他者のことをあれこれ考えている余裕がない人も多いもの。これは自分に置き換えて考えてみると分かりやすいかもしれません。友達からお悩み相談を受けて「そんなこと気にしてたの!?」って思ったこと、きっと1度や2度あるのではないでしょうか。
気にするべきポイントは押さえて!
とはいえ「全てを無視して我が道を進め!」と言いたいわけではありません。「気にするべきところは気にして、気にする必要がないことは気にしない!」と見分ける視点も大事です。社会的マナーや世間の常識、そういったものはTPOに合わせて配慮できなければ、皆にそっぽを向かれてしまいますからね。あまりにも「気にしなさすぎな人」にはならないように気をつけましょう。
もっと楽観的に毎日を過ごしてみよう!!
「私、気にしすぎてたかも!?」と感じたら、少し楽観的に物事を捉えてみましょう。あまりに気にしすぎて自分を見失ってしまうことはとても悲しいことです。自分らしさを取り戻して、縛られていた心をそっと解放してあげましょう。焦る必要はありません!少しずつ少しずつ、あなたのペースで「気にしすぎ」から卒業していってくださいね。
私たちは毎日たくさんの人と関わって生きています。仕事上のメールのやりとり、電話、雑談、お付き合いでの飲み会...もちろん、相手に不快な思いをさせようとあえて嫌なことを言う人はめったにいません。人それぞれ相手を思い合って日々私たちはコミュニケーションをとっているはずです。でも中には必要以上に考えすぎて、自分自身を苦しめてしまう人がいます。