『焦り』ってなんだろう。
そんな時、人は「焦り」に囚われてしまっているのかもしれません。そもそも、「焦り」というのはどこから来ているのでしょうか。焦りの根底には、「不安」な気持ちが隠れていると言われています。
職場環境が変化したり親しい人と別れるなど、自分を取り巻く環境が大きく変化した時に不安を覚えやすいとされています。
なにに対して焦っているのか、はっきりさせよう。
なんとなく焦っている気持ちで落ち着かないときは、自分がなにに対して「焦り」の気持ちを抱いているのかを探ってみましょう。
時間をとって思い当たることのすべてを書き出してみると良いかもしれません。自分を客観的に見つめる事も時には必要ですね。
今の仕事に対して、あるいは自分の未来に対して。焦りの原因は人それぞれですね。もしあまりに遠い未来のことについて考え焦っているのなら、少しずつでも確実に進んでいく、という考え方に変える必要がありそうです。
焦る気持ちはどうしたらなくなるの?
疲れていることに気づいてあげる
日々やらなければいけないことに追い立てられていると、自分の体が疲れているサインを見逃してしまうことがあります。
時には自分の心と体の声を聞いてみましょう。情報が常に入ってくる現代は特に、完全に休むことが難しくなっていますよね。疲れを感じたらメールからも電話からも離れる時間が必要です。
体はもちろん心の疲れも焦りを生みます。自分が疲れていることをしっかり自覚し、休みを取ったり労わることに専念しましょう。
時間的な余裕をもたせてあげる
追い立てられる毎日を過ごしていると日々の生活に余裕がなくなり、そこから焦りにつながってしまいます。仕事でも家事でも、なにもない空白の時間があると、心に余裕が持てますよね。
そのためには自分のスケジュールをもう一度見直してみましょう。必ず今しなくてはいけないことなのか、必ず自分がやらなくてはいけないのか、明確にしておくと良いでしょう。
「焦り」は大体の場合においていい結果を生みません。毎日の自分のスケジュールをはっきりさせたなら、時期をずらしたり、人に頼めるものは頼んでしまうのも1つの方法です。
自分に自信を持つことも大切。
焦りの気持ちの裏側には不安が隠れていると言われています。その不安が消えれば自ずと焦りの気持ちも消えていくはずですよね。
不安を消すには自信を持つことがなにより有効です。やるべきことはやった、進む道はこれでいい、などまずは自分で自分を認めましょう。
おわりに
焦りの気持ちは誰しもが持つものですね。でもそれに支配されすぎるのは考えものです。焦りの原因をはっきりさせ、自分自身にゆとりを持つことで焦りにもうまく対処できることでしょう。
もし焦る気持ちに支配されそうな時、まずは「時間」にゆとりをもたせてみましょう。それだけでも焦りを減らしてくれる効果がありそうです。
やらなければいけないことはたくさんあるばずなのになかなか手につかない、または、考え過ぎてしまって行動が伴わないということはありませんか?