考えがまとまらず、頭がもやもや・・何から手を着けたらいい?
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仕事のプロジェクトで、たどり着きたいゴールは見えているのに、どうやってアプローチしたらいいか分からない。はたまた、何となく嫌なことが重なって、最近頭の中がぐちゃぐちゃになってしまいがち・・など。
誰もが感じることのある、頭の“もやもや”。
精神的に余裕がない場面では、いっぱいいっぱいになってしまって、余計に思考がこんがらがってしまうこともありますよね。
誰もが感じることのある、頭の“もやもや”。
精神的に余裕がない場面では、いっぱいいっぱいになってしまって、余計に思考がこんがらがってしまうこともありますよね。
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そのように、あなたに苦しい想いをさせる“もやもや”は、頭の中は手に取って見ることができないだけに、整理したり落ち着かせたりするのが、難しいもの。
頭の“もやもや”を整理するカギは、《見える化》すること
「人に話してみることで、整理される」という方法もありますが、いつも話せる相手がいるとは限らず、自分で“もやもや”を処理する必要があることも・・そんなときは、どうしたら良いのでしょうか。
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その捉えどころのない頭の中の“もやもや”を整理するカギは、文字にして《見える化》することです。
書き出すことによって、何について自分が頭を悩ませているのか、扱いやすい対象に変えることができます。また、書き出すだけでも、心がすっきりし、“もやもや”のストレスが軽減する効果も期待できますよ*
書き出すことによって、何について自分が頭を悩ませているのか、扱いやすい対象に変えることができます。また、書き出すだけでも、心がすっきりし、“もやもや”のストレスが軽減する効果も期待できますよ*
思考の《見える化》をサポートする【3色ペン】、活用してみませんか
もやもやの《見える化》に役立つサポートアイテムがあるんです*
そのアイテムとは・・・赤・青・黒の3色を持つ【3色ペン】。
そのアイテムとは・・・赤・青・黒の3色を持つ【3色ペン】。
「赤・青・黒」の色が使えるペンであることがポイントなので、その色を含む4色ペンでも、赤・青・黒ごとの3本のペンを用意しても、OKです◎
100円ショップやコンビになどでも購入可能。誰もが一度は使ったことがある、親しみやすいアイテムですよね。
100円ショップやコンビになどでも購入可能。誰もが一度は使ったことがある、親しみやすいアイテムですよね。
赤・青・黒の《3色》には意味がある!
実は、「赤・青・黒」の色には、それぞれに意味があることをご存知でしたか?
書かれたペンの色によって、同じ文字でも、読んだときに感じる印象が異なります。
書かれたペンの色によって、同じ文字でも、読んだときに感じる印象が異なります。
<色のイメージ>
赤…エネルギー、積極性、決意
青…直感力、冷静、信頼
黒…中立、意思、基準
赤…エネルギー、積極性、決意
青…直感力、冷静、信頼
黒…中立、意思、基準
この<色のイメージ>とは、一般的に感じやすいとされているイメージです。
この各色のイメージを活用してみませんか。
自分なりの役割を持たせて、色を使い分けることで、《見える化》して書き出した情報の分析に役立てることができます*
この各色のイメージを活用してみませんか。
自分なりの役割を持たせて、色を使い分けることで、《見える化》して書き出した情報の分析に役立てることができます*
それでは実践。【3色ペン】で思考整理にチャレンジしてみよう
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今回は、「頭がもやもやしていて、何から手を着ければいいものか・・」とお悩みのあなたに、すぐに実践できる《3色ボールペン》を使った思考整理術をご紹介。
仕事の生産効率アップや、心のストレス軽減にもつながる、《見える化》にチャレンジして、頭を悩ませる“もやもや”からおさらばしましょう*
仕事の生産効率アップや、心のストレス軽減にもつながる、《見える化》にチャレンジして、頭を悩ませる“もやもや”からおさらばしましょう*
<用意するもの>
・ブロック付箋
・3色ボールペン(1本タイプでない、各色バラのペンでもOK)
・ブロック付箋
・3色ボールペン(1本タイプでない、各色バラのペンでもOK)
【step1】《3色》のゆるやかな役割を決めよう
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最初に、《赤・青・黒》各色の使い方の役割を決めて、1枚目の付箋に書いておきましょう。
例えば、仕事のプロジェクトなどで、まだ手探りな段階の作業について考えているときは
「《赤》:決定事項、《青》:検討段階、《黒》:未定」としてみてはいかがでしょうか。
また、ストレスで心がもやもやしている場合などは、
「《赤》:実際に起きたこと、《青》:その出来事から感じたこと、《黒》:消化しきれていないこと」など。
色の役割を決めるのに迷ったときは、
「《赤》:確定していること・緊急・重要、《青》:次に重要なことor《赤》と反すること、《黒》:基本となること」など。
「《赤》:決定事項、《青》:検討段階、《黒》:未定」としてみてはいかがでしょうか。
また、ストレスで心がもやもやしている場合などは、
「《赤》:実際に起きたこと、《青》:その出来事から感じたこと、《黒》:消化しきれていないこと」など。
色の役割を決めるのに迷ったときは、
「《赤》:確定していること・緊急・重要、《青》:次に重要なことor《赤》と反すること、《黒》:基本となること」など。
<色のイメージ>に紐づけて設定してみましょう。
【step2】《黒》で、今の“もやもや”を、ひたすら書き出してみよう
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最初に、「1枚の付箋=1つの情報」として、頭に思い浮かぶ心配事やタスク、条件などを付箋にどんどん書き出してみましょう。
まずは、《黒》のボールペン1色のみを使って、ひたすら思い浮かぶことを、文字でアウトプットしてみて。
このとき、なるべく完結に、キーワード形式で書くのがオススメ。もし文章形式で書きたい場合は、長くなりそうになったら、別の付箋に分けて書いてみてくださいね。
まずは、《黒》のボールペン1色のみを使って、ひたすら思い浮かぶことを、文字でアウトプットしてみて。
このとき、なるべく完結に、キーワード形式で書くのがオススメ。もし文章形式で書きたい場合は、長くなりそうになったら、別の付箋に分けて書いてみてくださいね。
【step3】《赤・青・黒》で、気になるワードや付箋を囲おう
《黒》での書き出しが終わったら、書いた付箋全てを一目で見渡せるよう、テーブルに広げてみましょう。
そして、ここからが《赤・青・黒》3色ボールペンの出番です* 設定した3色の役割に基づいて、当てはまるキーワードや付箋を囲っていきましょう。
付箋に書いたことを比較したり吟味したりしながら、「これは緊急で対応したいことだな」と思ったら、《赤》で付箋全体を囲う、といったように、書き出した内容を再度チェックして、整理していきましょう。
そして、ここからが《赤・青・黒》3色ボールペンの出番です* 設定した3色の役割に基づいて、当てはまるキーワードや付箋を囲っていきましょう。
付箋に書いたことを比較したり吟味したりしながら、「これは緊急で対応したいことだな」と思ったら、《赤》で付箋全体を囲う、といったように、書き出した内容を再度チェックして、整理していきましょう。
同じ色でも重要度が少し異なるときは、「★」マークを活用してみて
同じ色で囲ったものでも、整理していくうちに「こちらの方が重要度が高そう」と感じたものなどは、「★」マークを活用してみて。
付箋の右上に「★」マークを付ければ、同じ色で囲った付箋でも、他よりも重要なこと、という目印になります。
他にも、「二重線」にして再度ペンで囲う、などの方法で、区別してもOKですよ。
付箋の右上に「★」マークを付ければ、同じ色で囲った付箋でも、他よりも重要なこと、という目印になります。
他にも、「二重線」にして再度ペンで囲う、などの方法で、区別してもOKですよ。
【step4】《赤・青・黒》ごとに、付箋を並べ替えてみよう
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《赤・青・黒》で各付箋にチェックができたら、その付箋を、各色ごとにグルーピングして並べ替えてみましょう。
ごちゃまぜになっていた情報が、重要度に応じてまとまりを帯びてきたのではないでしょうか。
また、このようにひとつひとつの情報をフラットに並べることで、思いがけない結びつきに気が付いたり、「コレとコレは一緒に進めることができそう!」といった発見を得ることもできます。
まとまりが作れたら、付箋をくっつけて、矢印を引いたり、更にペンで大きな囲いを付けたりして、ばらばらだった情報を組み立てていきましょう◎
だんだんと、やるべきこと・アプローチの仕方が見えてきませんか?
ごちゃまぜになっていた情報が、重要度に応じてまとまりを帯びてきたのではないでしょうか。
また、このようにひとつひとつの情報をフラットに並べることで、思いがけない結びつきに気が付いたり、「コレとコレは一緒に進めることができそう!」といった発見を得ることもできます。
まとまりが作れたら、付箋をくっつけて、矢印を引いたり、更にペンで大きな囲いを付けたりして、ばらばらだった情報を組み立てていきましょう◎
だんだんと、やるべきこと・アプローチの仕方が見えてきませんか?
【step5】解決策が見えたら* 新しい付箋に《赤》で書き出そう
課題へのアプローチの仕方や、「この悩みの原因は、ここにあったんだ・・」といったことが分かったら、グループの「名刺」になるように、新しい付箋に《赤》で、気づいたことを書き出してみましょう。
頭の中だけで考えていた間は気づけなかったことも、こうやって手順を踏めば、だんだんと整理されて道筋が見えていきます。それが実際に感じられたら・・この「思考整理術」は大成功*
頭の中だけで考えていた間は気づけなかったことも、こうやって手順を踏めば、だんだんと整理されて道筋が見えていきます。それが実際に感じられたら・・この「思考整理術」は大成功*
【step6】ノートや写真で全体を保存・記録
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最後に、全体の流れを見返しながら、全ての付箋が収まるように記録に残しておきましょう。
大きめのノートに付箋を張り替えてもいいですし、テーブルに乗せたまま、写真を撮って保存するのも手軽でオススメです。
このように保存しておけば、時間が経ってまた頭を悩ませても、この記録を見直しながら考えれば、“もやもや”に陥ることなく次の行動が見えてくるはず*
大きめのノートに付箋を張り替えてもいいですし、テーブルに乗せたまま、写真を撮って保存するのも手軽でオススメです。
このように保存しておけば、時間が経ってまた頭を悩ませても、この記録を見直しながら考えれば、“もやもや”に陥ることなく次の行動が見えてくるはず*
《3色ペン》を味方に、いつでも頭のなかをクリアに保とう
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今回は、分析のための手段としてご紹介した《3色ペン》ですが、色の役割さえ決めてしまえば、応用可能。手帳やノートなど、日々の何気ない場面でも、情報の整理に活躍する優れものです。
頭の中が“もやもや”したり、いっぱいいっぱいになったりしたときは、三色ボールペンを使って思考整理にチャレンジを。問題を抱えて、悩みあぐねてしまうときこそ、「チャンス!」と思ってみて*
頭の中が“もやもや”したり、いっぱいいっぱいになったりしたときは、三色ボールペンを使って思考整理にチャレンジを。問題を抱えて、悩みあぐねてしまうときこそ、「チャンス!」と思ってみて*
きっと心のストレスが和らぐと共に、自分の抱えている問題がクリアになってきますよ。
*画像のご協力、ありがとうございました*