⾃分を変えるカギは、新しい習慣作り。でも、習慣化って難しい…

毎日やることだからこそ、着実に効果を期待できるのが「習慣」のいいところ。でも「新しい習慣にしたいこと」って、やる気は人一倍あっても、毎日続けるとなるとなかなか難しいですよね。実はある調査では、人が目標を立てた場合、10日以内に3割の人が達成を諦めるというデータもあるんです。
なかなか一筋縄ではいかない習慣化ですが、それなら、便利なツールの力を借りてみてはいかがでしょう。今回は、習慣作りをサポートしてくれる「ハビットトラッカー」をご紹介。

「習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる」という名言が示す通り、習慣作りはあなたを変えるカギにもなることでしょう。
ハビットトラッカーとは

「ハビットトラッカー」という市販の商品があるというよりは、「TO DOリスト」のように、日々やることを整理するための方法のひとつ。バレットジャーナルの愛用者には、ハビットトラッカーを実践している方が多いですよ。
ハビットトラッカーの行い方
用意するもの
そのほか、市販のハビットトラッカー専用ノートもあるので、買うという方法も。また、パソコン上でチェックリストを作って管理するならば、紙・ペンは必要ありません。
ハビットトラッカーの作り方
<書き込むことの例>
・勉強
・〇kmランニング
・1日1か所掃除
etc...

サンプルとしてご用意した上の画像では、左側の縦列に習慣(habit)、上の横列に日付を書き、フォーマットを作りました。マス目は1ヵ月、1週間など、自分にとって管理しやすい日付分のマス目を用意すると良いでしょう。
ハビットトラッカーの使い方
以上、たったこれだけです♪ですが、毎日続けると、マス目を埋めていくことが楽しくなっていきますよ。
ハビットトラッカーを実践するメリット
可視化されることで、挫折しにくくなる。

ハビットトラッカーは「なりたい⾃分」になるための軌跡。自己肯定感を高める効果も

あなたが書いた、習慣リストの言葉たちを見詰めてみましょう。すると・・・それらは、あなた自身のなりたい姿を目指していますよね。
そう、ハビットトラッカーでリストとして書きだした段階で、あなたは「なりたい姿を目指す」ことを宣言している状態になっているのです。
つまり、「なりたい自分」の像を意識しながら「何を習慣化するのか」を丁寧に考え、それをリスト化(宣言)し、その「習慣」に毎日向き合うことを繰り返す―― という作業は、あなたが思っている以上に「なりたい自分」へと一歩一歩前進することにつながるのです。

「何を習慣化するのか」を考えて書いたリストは、なりたい姿に向けて必要な努力と捉えることもできます。今までぼんやりと曖昧な「なりたい⾃分像」をイメージしていた方も、リストを見ていると、だんだん明確になってくるはず。
今の自分が「なりたい⾃分像」に向けて進んでいることを感じられると、自信や自己肯定感が高まる効果も。自然体のまま、凛と胸を張って振舞えるようになることでしょう。
無理なく続く、ワンポイトアドバイス
全部パーフェクト!絶対完遂!という、自分のこだわりで、自分を縛らない

「全部●を付けたい」と思われるでしょうが、もうすこし肩の力を抜いて、取り組んでみませんか。そのこだわりは、解き放ってしまいましょう。
ずっと続けていくからこそ、そのマイルールは、自分に重荷を課してしまうことになりかねないからです。
一度リスト化した習慣も、そもそも「目指したい姿」が変わったり、実際毎日習慣化する中で「この習慣は目的とちょっと違うかも」「なんとなく続けにくい」などしっくりこない感じがあったりするなら、中断して、計画を見直してもOKということにしましょう*

「続けること」に捉われすぎずに、ハビットトラッカーというリストを通して、「自分が、理想の自分像に向かっている」という実感を、大切にできるといいですね。
「せっかくここまでやってきたから・・・」と、どこかに違和感がありながらも過去の積み重ねに捉われているのであれば、よりよい選択肢や貴重な時間をかえって失いかねません。(これを「サンクコスト」といいます)
目的を見失わずに、なりたい自分へとまっすぐつながるハビットかどうか?を意識してみましょう。
《併せてcheck》ハビットトラッカーを楽しむ為のおすすめ商品
ちょっとプラスするだけで、楽しく気軽に始められる、「ハビットトラッカー」実践のための便利なオススメアイテムをご紹介します。
手帳の片隅など「省スペースでハビットトラッカーができるグッズ」4選
① ミドリ|スタンプ 回転印 リスト柄 35376006
これ1つで、手帳に登場頻度の高い見出しやチェックボックスが10柄捺せる、便利なスタンプ。充填済みのインクで約2000回捺せるので、トラッカーづくりにもガシガシ使えます。(別売りインクで補充可)
手帳の空きスペースやふせんにおせば、既に愛用中の手帳にも今すぐハビットトラッカーをプラスできますよ!
② スタンプラブ|ハビットトラッカー・手帳・日記スタンプ23
1回捺すだけで、ハビット5つ分×1か月分のトラッカーが作れる手軽なスタンプ。
日付を記入したりする手間がないのが嬉しいですね!
縦1.9cm、幅9.8cmと、マンスリーカレンダーの空きスペースにも押しやすいコンパクトなサイズ感。
一つ手元にあると便利ですよ*
③ ミドリ|ハビットトラッカー ふせん
1~31の日付がカレンダーのようにならんだコンパクトなふせん。ふせん上部に「ハビット」を記入し、それが実行できたら該当する日付にチェックをしていくスタイルです。
ハビットが月ごとに増えたり減ったりしても、こういったふせんなら好きな枚数でその都度柔軟に対応できますね。
台紙は手帳のページにしおりのように挟んで置けるので、持ち運びやすいのも◎。
常に携帯できるので、急に思い立って新たなハビットに取り組みたいときもチャンスを逃さすすぐにトラッカーをスタートできます。
④ カモ井加工紙|icco nico(イッコニコ) 貼暦(ハルコヨミ)タテ組
日付と曜日がそれぞれ独立した細いマスキングテープになっている「貼暦」。
手帳のフリーノート部分を活用してハビットトラッカーを作りたいときにも便利に活用できます。
こちらのテープの場合、文字は3mm、さらに文字間は3mmのスペースなので、3mm方眼や6mm幅の罫線のページに貼れば、ノート自体の罫線を利用してあっという間にハビットトラッカーが完成♪
同シリーズで5mm幅のものや、日付が横方向に印刷されたヨコ組のものもあるので、好みやお手持ちの手帳・ノートに合わせて選びたいですね*
「ハビットトラッカーだけで管理できる専用ノート 」おすすめ2選
① ミドリ | ハビットトラッカー
ハビットトラッカー専用のフォーマットのみが1冊にまとまった、まさに「習慣化」のための手帳がこちら。
中には月を書き込む欄がかわいくデザインされ、ハビットを書き込むタイトル欄や日付が振られたリストが用意されています。あなたはそれに倣って必要事項を記入するだけ!
ハビットごとに毎月の振り返りをできるスペースもあるので、やりっぱなしにせず「なりたい自分像」と照らし合わせながら今の自分を確認できるのがポイントです。
②ナカバヤシ|HABIT(ハビット) マーカー&ノート
トラッカーを塗りつぶす際に使うマーカーを一緒に携帯できる便利なノートが、ナカバヤシの「HABIT」。
手早くいつでも記入できるから、やる気になったタイミングを逃さずより継続につながりやすいはず。記入し忘れもなくなるのが嬉しいですね。
最大20個のハビットが記入できるので、やりたいことがたくさんある人に最適。
1ページで記入できる期間は1週間分です。
見開きの左ページはフォーマットが印刷されていないので、写真のように棒グラフを書き込んだり、スケジュールを記入してもいいですね。
付属の2色のマーカーでキレイに塗り分けられるので、見た目もかわいく、やる気もUPするはず!
こちらのA5タイプは、1ヵ月の状況を1ページにまとめて記入できます。
先ほどのB6スリムよりは行数が少ないものの、それでも14個のハビットが記入できるので、これで十分と言う人も多いはず。
写真のように、卓上カレンダーのようにして置けば、ハビットがいつでも目に入るのでより行動に移しやすいですね。
B6スリムタイプと異なり、表紙にマーカーは収納できませんが、2色×2本の合計4色のマーカーがセットになっているので、より細やかに色分けしてわかりやすく記入することも可能。
用途に合わせて、使いやすい方のタイプを選んでみてはいかがでしょう?
まずは一つ。ワクワクできる、小さな習慣を。

簡単な仕組みでありながら、あなたが積み重ねた努力の量を見える形に残せる「ハビットトラッカー」は、自分をもっと信じて愛することができるきっかけになるはずです。
踏み出したい方向に狙いを定めて。あなたがワクワクできる小さな習慣から、ハビットトラッカーに記録してみませんか?
「毎日できたかどうか塗りつぶすだけ」でとても簡単なのに、「どれだけ実行したか」「どれだけ習慣化できているか」が一目瞭然ですよね。継続度合いが視覚に訴えられて、それをゼロにしたくない、という心理効果が働きやすくなります。
実は人は、自分がせっかく積み上げたものをゼロリセットすることを嫌う性質を持ちます。そのため、一定期間継続できるとむしろ「途中でやめる」ことに罪悪感すら感じ始めるように。はじめの1週間で軌道にのれれば、面倒ではなくなることでしょう。
ちょっと億劫な気持ちの時もトラッカーがあなたを律して背中を押してくれる存在になるはず。