柚子の旬は、10～12月頃。柚子の実は、7～8月には未熟な青い実がなり、この青柚子は柚子胡椒によく使われます。黄色の熟した柚子よりもさらに清涼感のある酸味と香りが特徴です。

熟した黄色い柚子の皮や果汁は、トッピングや料理・スイーツの香りづけに使ったり、ポン酢やドレッシング、柚子味噌、柚子酢などの調味料にしたり。いろいろ使い分けて楽しみましょう。

たった10分でできる、簡単なポリポリ大根。柚子の爽やかさと、塩麹のうまみが決め手。あと一品ほしいときや、箸休めにもおすすめです。

塩をしたブリに柚子のスライスをはさみ、グリルで焼くだけ。ブリのコクに柚子の清涼感が加わり、さっぱりといただけます。

柚子のおいしさをまるごと堪能する鍋物。たっぷり入れたスライスの柚子は、もちろん具材のひとつとして楽しめます。お肉はもちろん、牡蠣などを入れてもおいしそうですね。

メキシコのグアカモレを、青柚子を使って和風アボカドディップに。トルティーヤなどにつけたり、バゲットにのっけたり、前菜やおつまみとして楽しむのもいいですね。

酢だこも、こんなふうに柚子釜にしてみると、とても素敵なお料理になりますね。柚子果汁をまとわせた酢だこは、まろやかで優しい味わいです。

さっぱりした塩味のうどんに、柚子のスライスをのせて。大根おろしをのせるのもおすすめです。体をいたわりたいときにぴったりな優しいおうどんです。

柚子ジャムを作っておくと、ほんとに便利！柚子茶にしたり、ヨーグルトのソースにしたり、トーストにのせたり、またお料理やスイーツにもいろいろ使える万能アイテムです！

こちらは、柚子のはちみつ漬け。煮沸消毒した瓶に、柚子とはちみつを交互に入れていくだけです。柚子ジャムと同じように使えます。

チキンソテーに、作り置きの柚子ジャムをからませて。優しい酸味と甘み、そしてほのかな苦味がお肉になじんで、ちょっとくせになる味です。

スペアリブを柚子ジャムや調味料に漬け込んで一晩おき、オーブンで焼き上げます。豪快でパーティーにもおすすめのお料理。前日に下準備をしておけば、当日は焼くだけというのもうれしいですね。

お料理に柚子胡椒を加えるだけで、ひと味違った香り高い一品に。料理の幅を広げる調味料としておすすめです。青柚子と青唐辛子で作るのが一般的で、柚子胡椒の「胡椒」は唐辛子のこと。胡椒は使っていません。

柚子胡椒の風味は、ジューシーなからあげによくなじみます。噛むほどにふわっと広がる、柚子の香り。いつもと違うからあげが食べたいときに、ぜひおすすめのアレンジ法です。

柚子胡椒は、お肉だけでなく、魚料理にも！魚は、さんまなどの青魚でも、またかますなどの白身魚でもOK。まずは、シンプルな焼き魚で、その相性の良さを実感してみてください。

柚子胡椒のほかにも昆布茶などの和テイストのうまみを加えた豆乳パスタ。温製でも冷製でもおいしくいただけます。

柚子味噌も、ふろふき大根や味噌田楽にかけたり、また魚や鶏肉、茹でた野菜などいろいろなものに塗って焼いたり…といろいろ使える調味料です。

柚子の風味で、上品な味わいのふろふき大根に。柚子味噌は、弱火でじっくりと練り上げます。練りごまを加えることで、コクが生まれます。

こちらは、生麩の田楽ですが、豆腐やこんにゃく、里芋などさまざまな具材を用意して、バラエティに富んだ田楽を楽しむのもいいですね。

柚子を使うと、ドレッシングがより風味豊かに♪爽やかで上品な酸味の和風味になります。すべてペーストにしなくても、好みで柚子皮や玉ねぎをみじん切りにして、あとから加えてもいいようですよ。

柚子を使って、とっても簡単においしいポン酢ができます。お鍋のほかにも肉料理や野菜のドレッシング、冷奴などさまざまな利用法があります。常備しておきたいですね。

塩レモンの和風バージョン、ですね。上品な風味が繊細な和風料理にもよく合います。塩レモンよりの塩が控えめで、どんな料理に添えてもいい仕事をしてくれます。

爽やかな柑橘系の香りの柚子はお菓子づくりにも活躍します。生の柚子を使ってフレッシュな風味を楽しんだり、作り置きの柚子ジャムを使って簡単スイーツを作ったり。いろいろ楽しみましょう。こちらは柚子の葛ゼリー。

さっぱりしたチーズのデザートに、柚子のソースとサクサクビスケットを添えて。柚子は、和風にも洋風にもよく合います。

シンプルだけれど、香り高くて奥の深い柚子のケーキ。焼き上がりに柚子の果汁で作ったシロップを塗り、ラップをして冷ますとしっとりするそうです。

香りのよさだけでなく、豊富な栄養が詰まった柚子。お料理に、調味料に、デザートに。ほかの柑橘系とはまた違った魅力の、繊細な風味を存分に楽しみましょう♪