フルーツ&ベジタブルカービングについて
フルーツ&ベジタブルカービングは、野菜や果物に専用ナイフで彫刻するタイの伝統工芸です。ナイフ1本で彫る手軽さや美しさから、現在では世界中に広まっています。日本でも愛好者がとても多く各地で教室や展示会が行われています。
タイカービングについて
起源は約700年前、スコータイ時代ともアユタヤ時代 とも伝えられています。ナーング・ノッパマードという女性が最初に始めたとされていて、11月に行われる、ロイカートンの行事も、この人が始めたと言われています。
専用ナイフで野菜や果物に花や鳥の モチーフを彫刻するタイの伝統工芸です。
その昔、宮中の子女達は、料理の器や飾りとして、カー ビングの技術を学びました。
現在のタイでは一般の人も学べるようになり、高級レストラン などで、私達の目を楽しませてくれます。
※ロイカートンは川に灯篭を流す、タイを代表するお祭りです。
どうやって、彫るの?
ピーラーやフルーツナイフ、彫刻刀といった道具も使用する場合がありますが、ほとんどカービングナイフだけで彫ることができます。
タイの方が運営されているカービングショップ。タイの本やナイフが購入できます。
カービングナイフの使い方は、こちらの動画をご覧ください。バラの彫り方です。ナイフでくるっ、くるっと切込みをいれて、するりと切りくずを抜き取る様子がポイントです。
かんたんカービング
初心者でもできて、役立つ簡単なカービングをご紹介。
日本のベジタブルカービング
和食の飾り切りの技術は「むきもの」と呼ばれ、料理を彩るのに使われるのは、タイのカービングと同じです。
美しいフルーツ&ベジタブルカービング作品
ここまでくるともはや芸術品です。
ベジタブルカービングを使ったおもてなしアイディア
カービングを習いたい方へ
タイ王国の首都を日本語ではバンコクと呼びますが、タイ人は「クルンテープマハーナコーン」と呼びます。現在は略称で「クルンテープ」とよく使われています。クルンが都、テープが天使の意味で併せて「天使の都」という意味です。
カービングした野菜やフルーツは・・・
カービング作品は、展示用だけに作ることも多いのですが、実用的な料理のためのカービングもたくさんあります。フルーツ&ベジタブルカービングは、華やかなアートが目的で作ってもいいし、お料理のために手早くできるカービングを作るのもお勧めの素敵なカルチャーです。
関連リンク
タイ人講師のレッスンも受けられるカービング教室もある、カービング用品ショップ。
ウェディング用のカービング作品などをオーダーできる教室です。
このようにスイカやメロンなどを彫刻したものをご覧になったことがあるのではないでしょうか?