知っておくと便利!コリッと食感が美味しい「きくらげ」レシピ集
歯ごたえのあるコリっとした食感が特徴的なキノコ「きくらげ」。
きくらげと豚肉の卵炒め、きくらげ入りのかき玉スープ、中華サラダなど…中華風の料理で大活躍。脇役ながらも“名脇役”な人気食材です。
きくらげと豚肉の卵炒め、きくらげ入りのかき玉スープ、中華サラダなど…中華風の料理で大活躍。脇役ながらも“名脇役”な人気食材です。
そこで今回は、そんな「きくらげ」を使った料理を、お家で上手につくるコツ&人気のレシピをご紹介!「きくらげ」には生タイプと乾燥タイプがあり、それぞれの特徴や下ごしらえの方法などもあわせて解説していきます。
扱うのが難しいと思われがちな「きくらげ」ですが下処理さえうまくいけば、調理は簡単ですよ。
扱うのが難しいと思われがちな「きくらげ」ですが下処理さえうまくいけば、調理は簡単ですよ。
カロリーが低いのに、女性に嬉しい栄養素がたっぷりと含まれていて、ヘルシーな食生活を応援してくれる「きくらげ」。
美味しいレシピを押さえて、もっともっと「きくらげ」を活用してみてくださいね♪
美味しいレシピを押さえて、もっともっと「きくらげ」を活用してみてくださいね♪
【基礎知識】きくらげとは?
きくらげは、キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属のきのこの一種。独特の食感があり、日本や中国など東アジアで好まれている食材です。炒め物や酢の物などで使われる「黒きくらげ」のほか、スープやデザートなどで使われる「白きくらげ」もあります。
■市販のきくらげは2種類。生きくらげ or 乾物きくらげ
市販のきくらげといえば、スーパーでは乾燥タイプ(乾物)がよく並んでいます。ですが、生のきくらげもありますよ。
■きくらげの美味しさは、「コリコリとした歯応え」「味にクセが無いこと」
きくらげは、独特の食感が美味しさのポイントのひとつです。
➤「乾燥きくらげ」は、コリコリとした歯ごたえのある食感。
➤「生きくらげ」はプリっとした瑞々しさのある食感。
海藻のようにも思える、インパクトのある見た目とは裏腹に、味はクセがなく、いろいろな食材と使うことができます。かさまし食材としても人気。中華料理だけではなく、日本料理や洋食にも◎。
市販のきくらげといえば、スーパーでは乾燥タイプ(乾物)がよく並んでいます。ですが、生のきくらげもありますよ。
■きくらげの美味しさは、「コリコリとした歯応え」「味にクセが無いこと」
きくらげは、独特の食感が美味しさのポイントのひとつです。
➤「乾燥きくらげ」は、コリコリとした歯ごたえのある食感。
➤「生きくらげ」はプリっとした瑞々しさのある食感。
海藻のようにも思える、インパクトのある見た目とは裏腹に、味はクセがなく、いろいろな食材と使うことができます。かさまし食材としても人気。中華料理だけではなく、日本料理や洋食にも◎。
NHK「ガッテン!」公式ページ。きくらげの魅力やレシピを紹介しています。
画像上/富士山の天然水で栽培された「日本きくらげ」。
低カロリーで、「食物繊維・ビタミンD・鉄分」などの栄養を摂れる!
きくらげの主な栄養素
■食物繊維…水溶性食物繊維、不溶性食物繊維の両方が含まれているため、腸内環境を整え、便秘解消に効果が期待できる
■カリウム…余分な塩分を外に排出する手助けとなり、むくみを改善したり、血圧を下げたりする効果が期待できる
■ビタミンD…カルシウムの吸収を促し、骨粗しょう症を予防する効果が期待できる
■鉄分…レバーよりも含有量が多く、貧血予防に効果が期待できる
■カリウム…余分な塩分を外に排出する手助けとなり、むくみを改善したり、血圧を下げたりする効果が期待できる
■ビタミンD…カルシウムの吸収を促し、骨粗しょう症を予防する効果が期待できる
■鉄分…レバーよりも含有量が多く、貧血予防に効果が期待できる
カロリーが低く、非常にヘルシーで、女性に嬉しい栄養素も豊富なので、ダイエット食材として使う人も多いんですよ。NHKの情報番組「ガッテン!」では、きくらげを食べることで、便秘解消が期待できると放送され、話題になりました。
きくらげには、食物繊維、カリウム、ビタミンD、鉄分などが豊富。
テレビなどのメディアでは「1日5gのきくらげを毎日食べるだけでも、体の中から変わっていく」と話題になり、きくらげがスーパーから消えたことも…。すこしずつでも、食べ続けることで、効果を実感できるんですね。
きくらげには、食物繊維、カリウム、ビタミンD、鉄分などが豊富。
テレビなどのメディアでは「1日5gのきくらげを毎日食べるだけでも、体の中から変わっていく」と話題になり、きくらげがスーパーから消えたことも…。すこしずつでも、食べ続けることで、効果を実感できるんですね。
「美味しい食べ方」は…きくらげの食感を楽しめる料理にすること!
加熱するなら、鶏がらスープの素を使った「中華炒め」や「スープ」が人気
きくらげ料理といえば、やっぱり中華料理が一番最初に思い浮かびますよね。まず、おすすめしたいのは、きくらげと豚肉の卵炒め。町の中華屋さんでも大人気のメニューで、木須肉(読み方:ムースーロー、あるいは、ムーシーロー)とも呼ばれます。
このほか、きくらげ入りの卵スープや、八宝菜といった中華の炒め物料理全般でも大活躍。コリコリ食感が、料理のアクセントになってくれます。
このほか、きくらげ入りの卵スープや、八宝菜といった中華の炒め物料理全般でも大活躍。コリコリ食感が、料理のアクセントになってくれます。
冷んやりサッパリ食べるなら、「サラダ」「酢の物」もおすすめ
冷やしてさっぱりと食べる料理にするなら、サラダや酢の物が人気。なかでも、「きくらげときゅうりの酢の物」は箸休めや酒の肴にもぴったり!弾力のある、クラゲのような食感だからこそ、海藻サラダや酢の物とも相性抜群なんですね。
実は気になる!きくらげのQ&A
Q1:レシピの材料は「生きくらげ」になっているけど「乾燥きくらげ」でも代用できる?
生きくらげと乾燥きくらげは、食感に大きな違いがあります。生きくらげはプルプルとした食感、乾燥きくらげはコリコリとした食感で、それぞれに良さがありますよね。味や風味には大きなクセのないきくらげなので、生きくらげでも乾燥きくらげでも、味そのものには違いはあまりありません。
食感に違いがありますが、「生きくらげ」を「乾燥きくらげ」で代用しても美味しく仕上がります。
食感に違いがありますが、「生きくらげ」を「乾燥きくらげ」で代用しても美味しく仕上がります。
Q2:戻した乾燥きくらげ、使い切れなったら保存できる?
水で戻すのに時間がかかる「乾燥きくらげ」。戻すと思いのほか大きくなるので、使い切れなかったということも…。そんなときは「冷蔵」や「冷凍」で保存できます。すぐに使えないなら、冷凍庫へ。1カ月程度保存できます。
▼【冷蔵庫】で保存する方法
1.戻した乾燥きくらげの水気を拭き取る
2.ラップでぴっちり包み込む
3.冷蔵庫の野菜室で保存
★1週間程度で食べ切ること
2.ラップでぴっちり包み込む
3.冷蔵庫の野菜室で保存
★1週間程度で食べ切ること
▼【冷凍庫】で保存する方法
1.戻した乾燥きくらげは、30秒茹でる
2.水気を拭き取る
3.ラップでぴっちり包み込む
4.冷凍庫で保存
★1カ月程度で食べ切ること
2.水気を拭き取る
3.ラップでぴっちり包み込む
4.冷凍庫で保存
★1カ月程度で食べ切ること
【レシピの前に】まず買ってきたら?「下ごしらえ」を確認しよう
「生のきくらげ」の下処理方法
生きくらげは、加熱処理が必須。必ず、火を通してから食べるようにしましょう。
▼生きくらげの下処理の方法
1.石づきをカット
2.30秒茹でる
3.しっかり湯切りして、冷ます
2.30秒茹でる
3.しっかり湯切りして、冷ます
サラダなど冷たい料理に使う場合などは、この下処理方法で、いったん、加熱したものを冷まして使います。炒め物や煮物など、加熱する料理の場合は、湯通しは必要ありません。石づきをカットしたら、調理に進んでOK。
石づきは、生きくらげを触ってやや硬くなっている部分です。包丁やキッチンバサミを使って、カットしましょう。最近の生きくらげは、最初から石づきがカットしてあるものもあるようです。
石づきは、生きくらげを触ってやや硬くなっている部分です。包丁やキッチンバサミを使って、カットしましょう。最近の生きくらげは、最初から石づきがカットしてあるものもあるようです。
生きくらげの下処理方法は、こちらのページも参考になります。
「乾燥きくらげ」の下処理方法
乾燥きくらげは、水で戻す方法とお湯で戻す方法があります。水で戻す方が風味、栄養が失われにくく、おすすめ。時間がないときは、お湯で戻すと、素早く調理に入ることができます。
※生きくらげと同様、加熱調理する場合は湯通しは必要ありません。
※生きくらげと同様、加熱調理する場合は湯通しは必要ありません。
▼乾燥きくらげの下処理の方法
<水で戻す場合>
1.きくらげがしっかり浸かるくらいの水に入れ、冷蔵庫で6時間程度おく
2.石づきがあれば、カットする
3.30秒茹でる
4.しっかり湯切りし、冷ます
<お湯で戻す場合>
1.きくらげがしっかり浸かるくらいのぬるま湯(38度~40度程度)に入れ、常温で15分程度おく
2.石づきがあればカットする
3.30秒茹でる
4.しっかり湯切りし、冷ます
1.きくらげがしっかり浸かるくらいの水に入れ、冷蔵庫で6時間程度おく
2.石づきがあれば、カットする
3.30秒茹でる
4.しっかり湯切りし、冷ます
<お湯で戻す場合>
1.きくらげがしっかり浸かるくらいのぬるま湯(38度~40度程度)に入れ、常温で15分程度おく
2.石づきがあればカットする
3.30秒茹でる
4.しっかり湯切りし、冷ます
独特のコリコリ食感が美味しいきくらげ。水で戻す場合も、お湯で戻す場合も、時間をおきすぎると食感が悪くなってしまいます。使いたい時間から逆算して、ちょうどいいタイミングで戻し終わるようにするといいでしょう。
―《それでは本題!》家庭で人気の【きくらげ】レシピ23選 ―
それでは、きくらげ料理の人気レシピをご紹介。下記の順番でお届けします。
・① きくらげと卵の炒め物(木須肉 など)
・② きくらげのスープ
・③ きくらげのサラダ・ナムル・和えもの
・④ きくらげの酢の物
・➄ 佃煮など、ほぼ「きくらげ」だけで作れる料理
・おまけ:❻「定番」に縛られない!きくらげの絶品料理
・① きくらげと卵の炒め物(木須肉 など)
・② きくらげのスープ
・③ きくらげのサラダ・ナムル・和えもの
・④ きくらげの酢の物
・➄ 佃煮など、ほぼ「きくらげ」だけで作れる料理
・おまけ:❻「定番」に縛られない!きくらげの絶品料理
・定番レシピ①:きくらげと卵の炒め物(木須肉 など)
豚肉ときくらげの卵炒め
主な材料:豚肉、きくらげ、チンゲンサイ、卵
ワンポイントアドバイス:ふわふわ卵にするには、いったん取り出すのが◎
きくらげの卵炒め
主な材料:きくらげ、卵
もやしときくらげ・卵の中華炒め
主な材料:もやし、きくらげ、卵
卵とキクラゲの炒め物
主な材料:きくらげ、しめじ、ピーマン、卵
キクラゲとキヌサヤの卵炒め
主な材料:きくらげ、きぬさや、卵
きくらげ入りニラ玉
主な材料:にら、きくらげ、卵
・定番レシピ②:きくらげのスープ
キクラゲと卵のスープ
主な材料:きくらげ、玉ねぎ、卵
もやしときくらげのスープ
主な材料:きくらげ、もやし
詳しいレシピはこちら
キクラゲと卵の中華スープ
主な材料:きくらげ、卵
・定番レシピ③:きくらげのサラダ・ナムル・和えもの
きくらげときゅうりの中華風サラダ
主な材料:きくらげ、きゅうり、にんじん
きくらげ・にんじん・くるみのサラダ
主な材料:きくらげ、にんじん、くるみ
3色ナムル(白滝・きくらげ・にんじん)
主な材料:きくらげ、にんじん、白滝
きくらげと胡瓜の柚子胡椒マヨ和え
主な材料:きくらげ、きゅうり
ゴーヤとキクラゲのサラダ
主な材料:きくらげ、ゴーヤ、油揚げ、ネギ
きくらげの黒酢和え
主な材料:きくらげ、しょうが
・定番レシピ④:きくらげの酢の物
きゅうりときくらげの中華風酢の物
主な材料:きくらげ、きゅうり
生きくらげの酢の物
主な材料:きくらげ、しょうが
・定番レシピ➄:佃煮など、ほぼ「きくらげ」だけで作れる料理
生きくらげの明太子佃煮
ラー油きくらげ
きくらげだけのビビンバ丼
・おまけレシピ❻:「定番」に縛られない!きくらげの絶品料理
牛肉ときくらげのオイスター炒め
主な材料:きくらげ、牛肉、にんじん、しょうが、チンゲンサイ
生きくらげの白和え
主な材料:きくらげ、木綿豆腐
ジャーサラダ☆切干大根とキクラゲのツナサラダ
主な材料:きくらげ、にんじん、切干大根、ほうれんそう、ツナ、サニーレタス
美味しい「きくらげ」の食べ方をマスターして、食卓を豊かに
画像のご協力をありがとうございました
・STORES(ストアーズ)