旨味を残してカロリーカット!脂質の摂り過ぎを防ぐ《肉料理の調理テク》

旨味を残してカロリーカット!脂質の摂り過ぎを防ぐ《肉料理の調理テク》

カルビ、豚バラ、鶏もも……。脂が多い肉はジューシーで美味しいですよね。でも、健康や体型のことを考えるとカロリーが気になるところ。料理によっては、こってりしすぎると胃にもたれてしまうこともあります。では、脂分を適度に落として食べやすくするにはどうしたら良いのでしょうか。脂質の摂り過ぎを防ぐ調理の工夫をご紹介します。2021年04月11日作成

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美味しさは損なわず、脂肪とカロリーをカットしたい!

肉の脂身は、料理にコクや旨味を出してくれる大切な要素。とはいえ、ちょっと控えたいなと思う時もありますよね。
そこで知っておきたいのが、余分な脂を落とす調理のコツです。気になる脂質やカロリーを抑えて、ヘルシーに美味しく肉料理を楽しみましょう。

目次

肉の脂を落とす調理の工夫

旨味を残してカロリーカット!脂質の摂り過ぎを防ぐ《肉料理の調理テク》
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当然のようですが、下準備の段階で脂肪や皮を取り除けばカロリー摂取は抑えられます。しかし栄養や旨味は活かしたいという時には、調理の仕方にちょっとした工夫を加えてみてください。

水から下茹で、または熱湯でサッと湯通し

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脂肪分が多いブロック肉などは、熱湯で軽く湯通しすると余分な脂を取り除くことができます。
もしくは、たっぷりの水に浸して下茹でするのも良いでしょう。肉質が固くならないように水から茹でるのがコツです。

脂と一緒にアクも抜けるので、美味しく料理が仕上がります。

煮込み料理は、脂抜きを忘れずに

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煮込み料理なら、肉の脂は適度に汁に溶かしすほうが美味しくなります。ただし、アク抜きと同様に脂抜きを行いましょう。水面に浮いてきた脂を取り除くことで、コッテリしすぎるのを防げます。

作り置きなら、冷蔵庫で冷やした後に脂取り

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角煮や汁気のある料理の場合、冷蔵庫で一度冷やすと肉の脂だけが白く固まります。それをすくって取り除けば、簡単にカロリーカット。
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フライパンで焼く場合は、キッチンペーパーで脂を拭き取る

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肉のソテーや照り焼きなどを作る場合、肉から出た脂をキッチンペーパーで拭き取ると脂っこさを抑えられます。同時に、肉の臭みも取れて一石二鳥。
ペーパーを折って菜箸で挟み、フライパンを少し傾けて脂を吸い込ませていきましょう。

網焼きグリルやトースターで余分な脂を落とす

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焼き網を使って余分な脂を下に落とすと、香ばしく肉が焼き上がります。トースターやオーブンの場合は、トレイにアルミホイルを敷いて、その上に金網を置いて肉を乗せましょう。魚焼きグリルを使うのも便利ですね。

脂の多い肉を利用してヘルシーな料理に仕上げる方法

続いては、肉の脂を活用しつつ料理全体をよりヘルシーにする方法をご紹介します。肉自体のカロリーをカットするのではなく、肉を使った料理そのもののカロリーを減らす方法です。ひと工夫のあるレシピも併せて紹介しますので、参考にしてみてください。

油をひかず、肉の脂で調理する

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鳥もも肉や豚バラ肉は、油をひかなくても肉から溶け出す脂だけで香ばしく焼き上げることができます。
焼いた肉をサラダやパスタに加えるなら、調味料としてオリーブオイルなどを足さなくても大丈夫。肉の脂をからめればソースやドレッシング代わりになります。

肉の脂を味付けに活かすレシピ「鶏もも肉の旨味バジルソテー」

鶏肉は皮を先に焼く脂が溶け出すため、サラダ油やオリーブ油をひかなくても美味しく焼けます。肉の脂だけを利用して料理に風味とコクを加えましょう。豚バラ肉も同様に油なしで調理できますよ。
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鶏肉は皮を先に焼く脂が溶け出すため、サラダ油やオリーブ油をひかなくても美味しく焼けます。肉の脂だけを利用して料理に風味とコクを加えましょう。豚バラ肉も同様に油なしで調理できますよ。

フライパン1つで簡単☆鶏もも肉の旨味バジルソテー by kaana57さん | レシピブログ

脂肪の代謝を促す食材を組み合わせる

脂肪を体に溜めないためには、一緒にどのような食材を摂るかという組み合わせも大切です。消化を助ける食物繊維や、脂肪を燃焼させるビタミンB2を多く含む野菜を合わせると良いでしょう。

脂肪の代謝を促せるレシピ「鶏肉のみぞれ煮」

大根おろしは脂肪の代謝を助ける消化酵素を含んでいると言われています。つまり、肉料理に大根おろしを添えると、より健康的に食事ができるということ。コクのある鶏もも肉を使ったレシピでは、みぞれ煮がおすすめです。
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大根おろしは脂肪の代謝を助ける消化酵素を含んでいると言われています。つまり、肉料理に大根おろしを添えると、より健康的に食事ができるということ。コクのある鶏もも肉を使ったレシピでは、みぞれ煮がおすすめです。

鶏肉のみぞれ煮 レシピ・作り方 | 【E・レシピ】

肉の揚げ物は、大きさ・衣・熱の入れ方で脂質カット

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唐揚げやフライのカロリーを少しでも抑えたいなら、油を吸いすぎないように高温で手短にカラッと揚げましょう。細かなパン粉を使えば、油の吸収率を抑えられます。小さめのサイズをたくさん揚げるより大きめにカットして数を少なくしたほうが、油の吸収量を減らすことができます。油を使わずオーブンやトースターで揚げ物食感の香ばしさを出すのもおすすめですよ。

仕上げに工夫があるレシピ「揚げずにジューシー!オーブンで唐揚げ」

「食べ応えは欲しいけれどダイエットもしたい」という時には、オーブンで唐揚げを作っちゃいましょう。油で揚げなくてもカラッとジューシーに仕上がります。
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「食べ応えは欲しいけれどダイエットもしたい」という時には、オーブンで唐揚げを作っちゃいましょう。油で揚げなくてもカラッとジューシーに仕上がります。

揚げないのにジューシー!オーブンで唐揚げ レシピ・作り方 | 【E・レシピ】

適度に肉の栄養と旨味を摂り入れて♪

肉の脂を落とす調理法と、脂肪分を摂り入れながらヘルシーに仕上げるコツをご紹介しました。エネルギー源となる肉は、代謝のためには必要なもの。

適度にカロリー摂取を抑えながら、美味しく楽しく肉料理を作っていきたいですね。

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