出費が重なる春 節約レシピでのりこえよう
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税金や町内会費、新生活の準備やお祝いなど、春は出費が重なることが多くあります。ただ出ていくままにしていると破綻してしまいますので、他の部分を引き締めてバランスをとらなくてはなりません。そこでおすすめしたいのが支出の約3割を占めるともいわれている食費の節約です。ここでは食費節約の考え方と具体的なレシピをお伝えします。
食費節約のポイント5つ
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食費で大きなウエイトを占めるのがおかずです。おかずとなる肉や魚の支出を抑えることが食費節約のカギになります。しかし食費を減らすために食事の頻度や量を減らしたり、安価な食材ばかりを使ったりして、体調を崩しては元も子もありません。食費を節約しつつ、栄養バランスをとり、楽しい食卓を調えるためのポイントを5つお伝えします。
1.節約食材を使う
栄養の観点から、おかずは1回の食事で、片手のひらに乗る程度の肉か魚を食べられればOK。そして使う食材を価格の低いものを選びます。肉であれば鶏むね、鶏ささみ、切り落とし肉、ひき肉など。魚であればその時期の旬のもの、塩サバ、塩さけ、干物など。味付けを変えて変化をもたせると、飽きずに食べることができます。
2.節約食材を組み合わせる
肉や魚の使う量を減らして、栄養価が高く、価格が肉や魚よりも安い食材を組み合わせるのも節約につながります。組み合わせる食材は卵、大豆、豆腐、厚揚げ、納豆、豆乳、牛乳などがおすすめです。
3.かさ増しする
肉や魚の使う量は変えずに、噛みごたえのある野菜類と組み合わせれば、コストを抑えながらボリュームを出し、満足度を上げることができます。もやし、キャベツ、キノコ類、こんにゃくなどがおすすめです。
4.ごはんをしっかり食べる
おかず中心の食事で満足するまで食べようと思うと、量や皿数が多くなり節約は難しくなります。また、日本人の食事摂取基準2020年版では、健康維持や疾病予防に効果的なカロリーバランスとして示されているのは、炭水化物60%、脂質25%、タンパク質15%。つまり節約の面でも、健康面でも炭水化物=ごはん中心にするとうまくいく、ということです。
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5.楽しむ
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いくら節約のためといっても、苦しみながら辛い思いをしながらでは続きません。周りの人もあなたが自信をもって美味しいと思うものを出した方が喜ぶのではないでしょうか。まずはあなたが食べたいものを作る、あなたが楽しいと思えるスタイルを確立するのが1番大切です。
しっかりボリューム 節約レシピ15選
食費節約のポイントを抑えつつ、思わず食べたい! といってしまうようなレシピを紹介します。
鶏肉の甘酢あん
鶏むねの唐揚げ
豚こま梅肉大葉のミルフィーユトンカツ
豚こま切れ肉と玉ねぎのコク旨炒め
雲白肉(うんぱいろー)風
揚げ春巻き
きのこたっぷりほっくり肉じゃが
ヘルシーメンチカツ
塩サバのレモンマリネ
塩さばのペペロンチーノ
サーモンのピカタ
海老グラタン
納豆カレードリア
麻婆豆腐
大豆と豚肉の煮込み
節約レシピを定番にしよう!
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予算が足りなくなって「節約しなきゃ」とあわてていつもと違うことをすると、うまくいかなかったりストレスなったりします。普段から節約目線のメニューを献立に取り入れておいて、いざというときにスムーズに動けるようにできるといいですね。