消化が悪いものを食べることで睡眠中にも胃が活発に稼働してしまい、眠りを妨げてしまいます。すっきり眠れないと朝の目覚めも悪くなってしまうため、夜食には消化の良いものを選びましょう。
比較的消化が悪いとされている根菜や繊維の多い食材を使用する場合は、柔らかく煮てからよく噛んで食べるよう心がけてくださいね。

体を冷やしたり胃を緊張させたりしないためにも、基本的に夜食には温かいものをいただきましょう。体がポカポカしたあとはしばらくエネルギーが持続し、少し体温が下がってくる頃に自然な眠気を感じられますよ。

フワフワの卵がお腹に優しい中華スープです。具材はシンプルに、ニラ、卵、生姜、ネギのみ。片栗粉で軽くとろみをつけるので、食べたあとも保温効果抜群！
より満腹感が欲しい方は、お茶碗半分のご飯を入れて雑炊にしたり、うどんを柔らかく煮込んだりしても◎

とろっとした温かい鶏出汁が体に染みる煮麺です。ささみに片栗粉をまぶすことで、ぱさつかずに旨味をギュッと閉じ込めることができますよ。
さらに食物繊維たっぷりのキャベツは、胃もたれ改善にも効果的。「お腹が空いているけど胃腸が弱いから思うように食べられない…」と悩む人にもおすすめです。

鍋に直接大根をすりおろすだけで、即席みぞれスープの完成です。鶏団子をつくる時間がない場合は、鶏ガラスープを使って野菜を煮込むだけでも十分体が温まる優しい一品に。
消化酵素を豊富に含んだ大根おろしは、寝る前のスムーズな消化をサポートしてくれますよ。

女性の体にうれしい豆乳と豆腐を組み合わせた、夜食にぴったりなまろやかキムチチゲ。脂身の多い豚肉は避け、たっぷりの豆腐や鶏肉などで代用してくださいね。
豆乳が固まらないように、中火で野菜を煮込むのが美味しく仕上げるコツ。

自宅にあるキノコを和風出汁でふつふつと煮込んでとろみをつければ、豆腐と相性抜群のヘルシーな餡掛けに。細切りにした生姜を忍ばせることで、ピリッとしたアクセントにもなっておすすめです。

卵、カニカマ、豆腐でつくる素朴な餡掛け豆腐。豆腐もカニカマもちぎるだけなので、全ての工程で包丁要らず！サッと食べて効率よく体を温めたいときにぜひつくりたい一品です。

夜中のおやつでも、フルーツを使ったものなら比較的罪悪感なく食べられますよね。焼きりんごはオーブンをセットして放っておくだけなので、作業中や忙しい夜にも信頼できるデザートのひとつ。
ジューシーな焼き立てをそのまま食べるのはもちろん、蜂蜜や黒糖を足しても◎

ワンボウルで、さつまいも、バター、お砂糖、卵などを混ぜ合わせてトースターで焼くだけの簡単スイートポテトです。滑らかな口当たりと優しい甘さのスイーツですが、意外にもボリューミー。少量ですぐに満腹感を得られますよ。
スコップ式につくっておくと取り分けやすく、そのまま保存もできるのでおすすめです。

「食べるのは気が進まないけど、ほどよく空腹を紛らわせたい…」という方におすすめなのが、クリーミーなホットドリンク。
こちらは体を温めてくれる生姜とりんごに加え、豆乳も入った飲み応えのある1杯です。全ての材料を撹拌しているので、トロッとしたスープのような感覚を楽しめますよ。

ただのホットミルクではなく、くるみを入れて満足感をUPさせた寝る前にぴったりのくるみラテ。風味づけにメープルシロップを回しかけて香り豊かに。

体を冷やす柑橘系フルーツはそのまま食べるのではなく、お気に入りのお茶に入れてフルーティーに飲むのが◎ ただ、寝る前に紅茶のカフェインをとるのはおすすめできないので、ハーブティーなどで代用すると良いでしょう。