悪玉コレステロールの値を下げたり血糖値をコントロールしたりなど、生活習慣病予防に効果があると言われているシナモン。抗酸化作用も期待できるため、肌のシワやくすみの改善にもつながります。
甘くフワッと立ち上る香りはお菓子作りに最適。スパイスの中でもとても使いやすい種類のひとつです。

「スパイスの女王」とも呼ばれている上品な香りが特徴のカルダモン。消化器官や呼吸器官の不調改善と合わせて発汗作用も期待できるため、風邪の引きはじめには非常におすすめなスパイスのひとつです。
さらに心を落ち着けて集中力をUPさせてくれたり、精神を安定させてくれたりする役割も期待できます。

まずは、一番取り入れやすいドリンクからはじめてみるのがおすすめです。シナモンやカルダモンなどお気に入りの1瓶を常備しておけば、紅茶やココアにサッと加えたりフルーツと一緒にワインと混ぜたりなど、さまざまな飲み物とマッチしてくれますよ。

定番の煮込み料理や炒め物にスパイスを加えることで、フワッと香りが広がる異国感ある味わいに。マンネリしがちな自炊メニューを新鮮な気持ちで楽しめるのはもちろん、食卓に置いておいて気分で味変をしてみるのも良いですね。

くたっと皮ごと煮込むことで、南瓜の美味しさを丸ごといただけるスープです。南瓜と玉ねぎの自然な甘味に、ピリッと風味のクミンとナツメグの香りがとても良いアクセントになっています。お好みでシナモンを加えても◎

麻婆豆腐などの中華には、アニス、クローブ、花椒などが含まれた五香粉という中国の伝統ミックススパイスを使うのがおすすめです。
じっくり弱火で炒めはじめ、香りを立たせるのが美味しく仕上げるコツ。辛みを足したい場合はラー油で調整しましょう＊

豆の煮込み料理として定番のチリコンカン。カイエンンペッパー、ガラムマサラ、ターメリック、チリペッパーなどのスパイスを数種類使うことで、玉ねぎやひき肉の旨味が引き立ち、奥深い味わいが生まれます。
ご飯はもちろんトルティーヤなどと合わせれば、メキシコ気分を楽しめそうですね！

カレーはもちろん、パエリア、ドリア、タコミートなどあらゆるメニューと相性抜群な万能スパイスライスです。
一般的にはサフランを使って黄色く鮮やかに仕上げますが、ターメリックやクミンシードでも十分香り高く仕上がりますよ。炊き上がりにバターを加えることで、スパイシーさを程よく中和してくれます。

前日にタレに漬け込んでおくことで、あとは焼くだけの時短タンドリーチキンです。カレー粉をベースに味付けすることで、子どもも食べやすい定番の味に。鳥のまろやかな旨味に、ニンニクやチリパウダーが食欲をそそります＊

クミンシードを千切りの人参とサッと炒めた鮮やかな副菜です。はじめに弱火で油に香りを移しておくことで、とても風味豊かな仕上がりに。
食卓に彩りを加えたいときにもおすすめのスパイシーな1品です。