夏野菜の定番・きゅうり。サラダや漬物、酢の物などのレシピに活躍するきゅうりは、実は加熱してもおいしくいただくことができます。きゅうりがたくさんあるときや、ちょっとマンネリしてきたな…と感じたら、加熱するレシピを試してみてはいかがでしょう？「炒める」「焼く」「煮る」の調理方法ごとに、おすすめレシピをご紹介します。

まずは、忙しい日でも作りやすい「炒める」レシピ。皮を少しそいで輪切りにしたきゅうりを、豚こまと炒めます。ごま油と味噌の香りで、どんどんお箸が進むおかずに。こってりとした味噌のコクと、きゅうりのシャキッとした食感がよく合います。

豚バラ肉に生姜やにんにくを効かせた甘辛だれを揉み込み、きゅうりと炒めるこちらのレシピ。甘辛だれには酢を加えるので、食欲がないときでもさっぱりと食べやすそう。きゅうりはポリ袋に入れて麺棒で叩き、食べやすい大きさにちぎるので、包丁要らずで作れるのも嬉しいポイントです。

きゅうりに牛こまを組み合わせて、オイスターソースで中華風に。にんにくやごま油、鷹の爪の香りが食欲をそそります。きゅうりのシャキッとした食感で、暑さに疲れ気味なときでもおいしく食べられそうですね。

ご飯はもちろん、お酒のおつまみにもぴったりなこちらのレシピ。薄切りにした砂肝と、めんつゆで下味をつけたきゅうりをさっと炒めて甘辛味に仕上げています。調理時間は約10分！思い立ったらさっと作れる、お手軽レシピです。

シンプルにきゅうりだけを炒めるレシピも、覚えておくと重宝します。お弁当の隙間や、夕食の「あと一品」にぴったり。塩味で炒め、ご飯にもお酒にもよく合います。

次は、きゅうりを「焼く」レシピをご紹介します。こちらは、縦半分に切ったきゅうりに粉チーズや黒胡椒をふり、オーブンで焼くだけの簡単レシピ。チーズが少し焦げるくらいまで焼いて、カリッとした食感を楽しめます。火を使わないので、キッチンに立つのが億劫だな、なんて日にもおすすめです。

作り置きおかずとしてもおすすめの、なすときゅうりの揚げ浸し。乱切りにしたなすときゅうりを多めの油で揚げ焼きにし、めんつゆと酢に浸します。熱いうちに漬け汁と混ぜ合わせ、粗熱を取りしっかりと冷やすと、よく味が染みた揚げ浸しが出来上がり。夏野菜の定番コンビが、おいしく食べられそうですね。

ボリューム感のある副菜が欲しい時に、おすすめの一品がこちら。水で戻した麩を、とき卵とめんつゆに浸してしっかりと味をつけておき、きゅうりと一緒に焼くチャンプルーです。カロリーは控えめで、食べ応えばっちりの副菜が一品出来上がりますよ♪

きゅうりを丸ごと包んだ、つくねの照り焼きレシピ。ヘタを落としたきゅうりを包み、シャキシャキとしたきゅうりの食感と照り焼きにしたつくねが絶妙に合う一品です。夕飯にはもちろん、お弁当のおかずにもおすすめです。

鍋に調味料を入れて、さっと煮ておくだけのお手軽レシピがこちら。輪切りにしたきゅうりに生姜風味の味付けがしっかりと染み込み、ご飯が進む一品です。作り方を覚えておくと、きゅうりが余ったときにさっと作ってアレンジすることができて便利ですね。

食欲がないときでも食べられそうな、きゅうりの冷たい煮物のレシピがこちら。乱切りにしたきゅうりを優しい味付けの出汁でさっと煮て、葛で絡めた一品です。滑らかな葛の食感と出汁の味が、きゅうりを食べやすくしてくれます。生姜をのせて、さっぱりといただきましょう。

かつおと昆布の出汁で丁寧に煮込んだきゅうりを、あんかけで優しくまとめたレシピ。柔らかくなったきゅうりは、エビとの相性もばっちり！あまり食欲がないときや、夏バテ気味のときでも食べやすそうですね。

きゅうりを加熱すると、こんなにたくさんのレシピにアレンジができました。作ってみたいレシピは見つかりましたか？いつもの食べ方に飽きてきたら、加熱するレシピできゅうりをおいしくいただきましょう♪