不安な気持ちには、心がほぐれ癒される食事を
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不安な気持ちを抱えているとき。心も体もグッと固くなりがちです。そんなときに心身ともにほぐしてくれる食事があったらいいですよね。ここでは心も体も癒してくれる食材やレシピをお伝えします。
不安な気持ちのときの体
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外からなんらかのストレスを受けると脳内でノルアドレナリンやドーパミンといったホルモンが放出されます。これが不安や憂うつな感情の正体です。さらに不安を感じると体は生命の危機を感じて、いわば戦闘モードに突入。消化液の分泌が減り、胃腸の動きが鈍くなったり、心拍数が増えてドキドキしたり、眠気を感じないようになります。
食事の不思議な力
食事にはナーバスになっている心にも、戦闘モードの体にも優しく働きかける力があります。不安な状態が長く続くと脳細胞や胃腸にダメージが及ぶこともあるので、そうなる前に不安定な自分に気づいたら、少し食事に気を使ってみませんか?
ほっこり美味しい*優しい食材とレシピ
温かい
不安を感じているとき。おなかに手をあてると冷えていることがあります。これは胃腸の動きが鈍くなり、血行が悪くなっているため。温かいものを食べて体の中から温めてあげましょう。
マシュマロココア
甘酒
具沢山みそ汁
香りがいい
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東洋医学では香りの強い野菜や果物はストレス解消や情緒を安定させる効果があると考えられています。アロマテラピーでリラックスした経験がある人もいるはず。普段の食事にもその考えを取り入れてみましょう。
セロリの漬物
つぼニラ
かりんジャム
よもぎ団子
甘い
脳の疲労回復に即効性をがあるのが甘味。人は甘い物をおいしいと感じるようにできています。おいしさは幸福感につながり、不安感、イライラ感をやわらげる効果も。ただし、食べ過ぎには注意してくださいね。
さつま芋とリンゴのケーキ
かぼちゃプリン
オランジェット
食事と合わせて取り入れたい日々の過ごし方
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1つの問題に対していくつもの解決法を持っていると強いですよね。ここでは食事とは別の不安な気持ちへのアプローチ法を紹介します。
深呼吸
目をつむって視覚的情報をシャットアウト。ゆっくり、大きく、深く呼吸をすると、戦闘モードだった体がリラックスモードに切り替わります。普段は意識しないでしている呼吸に意識を向けてみてください。
自然に触れる
緑を見る、鳥の声や川の水音を聞く、風を感じる。そうすると脳の疲労回復効果が期待できます。手付かずの自然の中に行かなくても、いつもの道を緑の多い道に変えたり、公園に立ち寄ったりするだけでもOK。
体を動かす
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運動でなくても大丈夫。掃除をする、出かける、散歩をする、少し体を動かしてみましょう。血行がよくなり、体が元気を取り戻すのを感じます。
ストレスや不安を受け止める、しなやかな心と体を作りましょう
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不安やストレスに効果的な食材を使ったレシピや、健康的に過ごすための日々の過ごし方を紹介しました。不安な気持ちも私たちの中から生まれるものです。優しく受け止めて、しなやかに対処できるようになりたいですね。
ココアには恋に落ちたときにできるホルモンとよく似たフェニルエチアミンという物質が含まれています。ココアを飲むと楽しい気分になれるかもしれません。マシュマロが溶けていく様子をゆっくりと眺めて。