『ワンプレートごはん』とは?

選ぶプレートや盛り付け方にちょっとしたコツはあっても、決して難しいものではありません。今回は『ワンプレートごはん』の魅力や盛り付けのコツ、おすすめのお皿などを紹介します。
改めて知りたい「ワンプレートごはん」の魅力
《魅力その1》汚れるお皿が減って後片付けがラクチン

《魅力その2》食べる量を把握できて食べ過ぎを防げる

煮物や炒め物などは大皿にそのまま盛り付けると、とかく量が多くなりがち。ついダラダラと箸が伸びて、自分がどのくらいの量を食べているのか分からなくなってしまい、食べ過ぎてしまうことも。
ワンプレートに一食分ずつ盛り付けることで、食べ過ぎを防ぐことができダイエットにも繋がりそうです。
《魅力その3》栄養のバランスが整いやすい

赤、緑、黄色など彩りを考えた盛り付けは、見た目がカラフルでおしゃれになるだけでなく、品数も増えるので自然と栄養のバランスが整ったメニューになりますよ。
《魅力その4》食事の満足度が上がる

パンにサラダ、卵料理などのベーシックなメニューも、お気に入りのプレートに上手に盛りつけることで、まるでカフェで過ごしているかのような優雅な気分に。
同じ卵料理でも、お皿に合わせて今日はスクランブルエッグに、目玉焼きにとだんだんと工夫が出てくるので、レシピの幅も広がりそうです。
おしゃれに見える盛り付けのコツを覚えよう!
【コツ1】サンドイッチやオープンサンドは‟断面”を見せて華やかに

断面が見えるように盛り付けすることで彩りが増し、一気におしゃれなワンプレートに♪
手作りのサンドイッチであれば、パンの中心に具材を厚く盛るようにすると、切った時の断面が具だくさんで美味しそうに仕上がります。
【コツ2】初心者さんには‟仕切りプレート”が使いやすくておすすめ
【コツ3】豆皿やココットをプラスして表情のあるワンプレートに

豆皿や小さなココットを使って、少しずつおかずを乗せて並べれば、おもてなし感のある素敵なプレートが完成します。豆皿などを使う時は、大きめのお皿を使うと◎

お手入れが心配な木製のお皿などは、油やシミが浸み込んでしまわないように、パラフィン紙を敷くのがおすすめです。盛り付けた時にメリハリが生まれるうえに、見た目もぐっと豪華な雰囲気に!
【コツ4】小さめのお皿でお弁当風プレートに

お弁当を作っていると、おかずやご飯がちょっとだけ残ってしまう時ってありますよね。そんな時は小さめのおにぎりをにぎって、残りのおかずと一緒に小さめのお皿に盛りつけてみましょう。軽食用にぴったりな、素敵なワンプレートが完成しますよ。
【コツ5】余白を作ることで優雅な盛り付けに

あれもこれもと隙間なく盛り付けすぎてしまうと、料理と料理の境目がなくなってしまい、ビュッフェのような盛り付けになってしまいがち。
適度な余白を作ることで、一品一品が引き立ち優雅な雰囲気になります。和食プレートには笹の葉をアクセントにすると、引き締まった印象になりますよ。

またプレートの枠を余白として取ると、自然にお料理が中心に寄るので、少ないメニューでもまとまりのある雰囲気に仕上がります。
【コツ6】緑葉色野菜をたっぷり使って彩り良く仕上げる

鮮やかで美味しそうなワンプレート作りに欠かせないのが『彩り』。緑や赤など、色の濃い緑黄色野菜をたっぷり使ってカラフルに仕上げてみましょう。

白い食材を入れることで抜け感を演出することができ、黒いものを少量入れると全体がキュっと引き締まります。ヨーグルトにブルーベリーソースを加えたメニューなどが、ちょうどその法則に当てはまりますね。

また食材に彩りが足りないなと思う時は、ブルー系やグレー系など暗めの食器を使うと◎お料理の色を引き立ててくれます。和洋どちらのメニューにも合わせやすく、落ち着きがあって温かみのあるワンプレートになります。
ワンプレートにぴったり!素敵なお皿セレクション
ACACIA アカシア / カフェプレートラウンド
HAYES TOOLING & PLASTICS / Camper Tray
M'home style / 白い食器
シンプルで清潔感のある白磁の仕切りプレートは、どんなメニューとも好相性。ワンプレートごはんを始めるなら、まず持っておきたい一枚です。仕切りスペースも大中小と別れているので盛り付けがしやすいのが特徴です。
ワンプレートセット ナチュラル / HASAMI PORCELAIN
ARABIA Paratiisi / プレート21cm
Common / オーバルプレートセット 27cm
白山陶 器重ね縞 長焼皿 / HAKUSAN
耐熱陶器 萬古焼 / グリルプレート
瑠璃釉 7寸皿 陶器 古谷製陶所
ポーリッシュポタリーZaklady(ザクワディ) / プレート19.5cm
ワンプレートごはんで、食卓をもっと楽しく!

何と言っても使う食器の数がぐっと減るので、洗い物の手間が省けてラクチンになるのが嬉しい魅力。片付けが楽になるということは、準備も楽になるということ。使用する水の量も減って一石三鳥とも言えそうです。