お野菜たっぷり!美味しく美しいサラダをつくるコツ
緑、赤、白、黄色、黒でカラフルサラダに
初心者さんが美味しそうなサラダを作るときにまず気を付けたいのが、食材選び。トマトやパプリカといった赤、コーンや卵、レモンといった黄色、チーズやカブ、大根などの白、アンチョビや黒コショウなどの黒をグリーンに合わせるようにしていくと、簡単にバランスのいい華やかなサラダに仕上がります。グリーン一色でお洒落に仕上げるのは、上級者の技ですね。
葉物野菜の水切りはしっかりと
うつわは一回り大きなものをチョイス
ふんわり高さを出して盛りつける
中央を高くして立体的に盛りつけるのは、サラダの盛り付けの基本中の基本。どんなサラダでも、まずはこのスタイルで盛りつけてみると、決まりやすくなります。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
盛り付けの美しい「お手本サラダ」集
ひと皿でたっぷりお野菜を楽しめるサラダプレート
渦巻模様が美しいビーツを薄切りにしたビーツサラダ。プレートオンプレートにして、特別なひと皿に仕上げています。お皿の淵の波型も下のお皿のおかげではっきりと見せることができていますね。
味わいのあるピューター皿のリムを残して盛り付けたサラダ。丸のラインを活かしたお野菜のカットがキュートです。
大皿に盛りつけて楽しめるシェアサラダ
ニンジンのカットの仕方を変えて、二種類の素材のように使っているユニークなサラダです。パセリをトップに飾ることで、オレンジ色がぐっと引き締まりました。ナッツで食感と豪華さをプラスしています。
大きな楕円のプレートいっぱいに盛りつけた珍しいお野菜たちのサラダです。カーボロネロ、プチヴェール、紅しぐれ大根など普段、あまり目にしないお野菜はそれだけで存在感が大きいので、あまり凝ったアレンジはしなくても大丈夫です。
まるでグリーンのリースのようにアレンジしたキュートなサラダです。そばの芽にフリルレタス、ドライクランベリー、ドライカシスを散らして、アクセントに。黒いプレートが上手に背景になっています。
カワイイかたちを活かしたインパクトサラダ
お野菜のかたちをのものを活かして、美しく食べやすくカットしてあげると、それだけで目を惹く素敵なサラダに仕上がります。こちらのサラダではいちじくを大胆にカットして、ぎゅっとつまった果肉を見せています。四角いプレートは一枚あると、おもてなし感が高まります。
イチジクはカットした断面がカワイイので、サラダにするときは、ぜひ断面が見えるように配置してみましょう。キヌアや豆をトッピングして食感をプラスしています。ベビーリーフは白いプレートの中でさりげなく円を描くように盛りつけていますね。
葉物野菜の素敵なフリル感を生かして仕上げたブーケサラダ。ハムやチーズで作ったお花がとてもキュートです。簡単なのに、豪華に見えるのでパーティーにもおすすめの盛りつけです。
ワンプレートに添える「ミニサラダ」の盛り付け
ワンプレートごはんをまとまりよく仕上げるには、サラダは欠かせないお料理のひとつです。小さい面積にぎゅっと凝縮して盛りつけるためには、高さを出すことが大切になります。
色味の違う葉っぱをいくつか重ねたらカットしたいちごとキウイを散らして。お野菜もたっぷり食べたいときには遠慮せず、しっかりと盛りつけてあげましょう。
スープとパンにサラダがあれば、ヘルシーなモーニングプレートの完成です。味わい深い木製プレートにスープカップと一緒にサラダを盛りつけるときは、先にスープカップをのせて、バランスを見ながらサラダを盛りつけるといいでしょう。
ふんわりと可愛らしい葉っぱが特徴的なわさび菜。ぴりりと辛みのある葉っぱで、ボリューム感も出せるのでワンプレートに添えるサラダにぴったりです。
グレープフルーツサラダは朝のワンプレートにおすすめのサラダです。グレープフルーツはあまり小さくカットせず、ごろごろとした食感を大切にするとお洒落な感じに仕上がります。
たくさんの素材をすこしずつずらして盛りつけると、野菜そのもののかたちの愛らしさに目を奪われますね。
ぷちぷちした食感が楽しいキヌアサラダ。どんなサラダでも、仕上げにぱらりとひと匙キヌアをかければ、スタイリッシュなキヌアサラダに変身です。キヌアが目立つように、ダーク系のお皿に盛りつけると素敵です。
スライスレモンはサラダトッピングの王様です。塩コショウとレモンをかけるだけで、野菜はあっという間にサラダに早変わりです。
あり合わせのお野菜でもお皿の片側に寄せるようにして盛りつければ、美しいサラダの完成です。素材を同じ大きさに合わせてカットするとカッコよく決まります。
カラーを抑え気味にしたシックなサラダも見せ方を工夫するとこんなにもお洒落なサラダに。ランダムに円を重ねて、美しい動きが作られています。
フリルのような葉っぱが可愛らしいケールには鮮やかな発色のビーツを合わせて。あまり見ることがないビーツですが、皮ごと茹でてからカットすると、見事な赤色の断面に仕上げることができるんですよ。
素敵なサラダの盛りつけでワンランク上の食卓を演出
サラダが上手に盛り付けられるようになると、他のお料理の盛りつけも自然とうまくなっていきます。基本の中央高にする技を身につけたら、自分好みにどんどんアレンジしていってみましょう。
上手に盛り付けられたという経験を重ねることで、さらに素敵な盛りつけが思い浮かんでくるはずです。毎日の食卓を、より豊かにしてみてくださいね♪
健康的なお食事には欠かせないサラダ。でも、サラダってちょっぴり盛り付けが難しいお料理だと感じる人も多いのではないでしょうか?せっかくなら、美味しくて美しいサラダを作りたいものですよね。サラダを上手に盛り付けるコツとお手本を一緒に見ていきましょう♪