冬が旬!もっとおいしく使いこなしたい【大根】
10月下旬頃から出回りはじめ、11月〜2月ごろが最も美味しい旬となる大根。生食にも加熱にも適しており、100グラムあたりわずか18キロカロリーと低カロリー。ボリュームを出しつつヘルシーに仕上げることのできるレシピの幅広さも魅力です。メニューのバリエーションを広げられたら、もっとおいしくいただけそうですよね。
部位ごとで味が違うから、上手に使い分けを
大根は、部位によって味やみずみずしさが変わります。葉に近い上の緑の部分ほど水分が多くて甘味があり、先端にいくほど身がしまって辛くなります。さらに、大根は葉の部分の栄養価が高く、香りとシャキシャキの食感がおいしい食材。皮の部分には食物繊維やビタミンCなどの栄養素が多くなっています。どんな部分も余さず使いたくなりますね。
部位ごとに向いている料理は?
・上の部分:サラダや大根おろしなど、生食する料理
・真ん中 :おでんや煮物など、大根がメインの料理
・先端 :漬物や汁物の具、炒めものなど、風味や食感をいかした料理
・葉 :汁物の具や炒めものなど、緑の彩りと香り、食感をいかした料理
・上の部分:サラダや大根おろしなど、生食する料理
・真ん中 :おでんや煮物など、大根がメインの料理
・先端 :漬物や汁物の具、炒めものなど、風味や食感をいかした料理
・葉 :汁物の具や炒めものなど、緑の彩りと香り、食感をいかした料理
賢くおいしく使い切る【大根】レシピ集♪
豚バラ大根
ぶりアラで作る『ぶり大根』
大根と豚バラ肉のシンプル鍋
【下ゆで不要】ガリバタ風味の大根ステーキ
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野沢菜漬けと大根の和え物
ひき肉たっぷりの麻婆大根
やみつき大根のおかかあえ
【作りおきできる!】大根の大量消費レシピ
大量の大根を、味を変えて作りおきしたいならこちらを参考に。【鶏肉と大根のとろとろみぞれ煮】 【大根と豚こま肉の炒め煮】 【やみつき大根ナムル】 の3本を紹介しています。
捨てないで!「葉」や「皮」もおいしく食べよう
葉つきの大根が手に入る機会があるなら、大根菜もぜひ活用しましょう。βカロテン、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、カリウム、カルシウムなどの栄養がたっぷり!ほんのり苦味のある香りも料理のアクセントになります。
また、大根のビタミンCは皮の付近が一番多いと言われています。冬の健康維持のためにも、皮も無駄なくいただきたいですね。
大根の皮の醤油漬け
自家製切り干し大根・切り干し大根の煮物
大根の葉の和風炒め
大根の葉粥
下茹で不要、味もしみこむ!いいコトだらけの【冷凍大根】♪
大根の冷凍保存
冷凍テクで味しみしみ。ツナと大根の煮物
冷凍大根でとろんとろん
見つけたら使ってみたい、変わり種大根
スーパーで一般的に出回っているのは、緑色から徐々に白くなる「青首大根」がほとんど。でも、大根って、実はいろいろな種類があるんです。見かける機会があったら、いろいろな変わり種大根の料理にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
中までキレイ!紅色の大根
鮮やかな赤や赤紫がきれいな「紅大根」は、その彩りをいかした浅漬やサラダなどの生食に。写真の「紅くるり」のほか、皮のまわりだけ赤くて芯は白いもの、芯まで色がついているものなど種類はいろいろ。切り方でも変化が楽しめそうですね。
ピンクピンクなホタテのカルパッチョ
聖護院大根
京野菜として知られる「聖護院大根」は、京都の冬には欠かせない食材と言われます。カブに似た球形が特徴で、煮崩れしにくく、甘くて苦味が少ないことから、煮物などによく使われます。
ぜひ覚えておきたい、大根のおかずの中でも定番中の定番。豚バラは少しでも十分うまみが出るので、大根をたっぷりめに使ったレシピだそうです。仕上げには粗挽き黒胡椒を使っていますが、そのほか、一味唐辛子、刻みネギ、振り柚子などもよく合います。