ハーブ料理って敷居が高い……
ハーブソルトを使えば手軽にハーブ料理を楽しめる
ハーブは単体でも売られていますが、種類も多く、別々に購入すると、結局使わず消費期限が過ぎてしまうことも。
さまざまなハーブが配合された市販のハーブソルトを使えば、もっと手軽にハーブ料理を楽しめますよ。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
ハーブの王様「バジル(バジリコ)」
フレッシュでも乾燥でも使われる、ハーブの王様バジル。シソ科の仲間で、甘さのあるさわやかな香りとほのかな苦味が特徴です。
フレッシュバジルで香りを楽しもう♪
ジェノベーゼ(バジルソース)にして保存
バジルソースを使った代表的なレシピ
どんな料理もイタリアンに早変わり
チーズ・卵との相性もいい!
多様な料理に使える万能選手「オレガノ」
オレガノの和名は「ハナハッカ」。名前の通り、清涼感のある香りとほろ苦さが特徴。バジル同様、トマトとの相性がいいシソ科のハーブ。イタリア料理やメキシコ料理でよく使われます。
オレガノはフレッシュより乾燥させた方が◎
フレッシュで香りを楽しむバジルとは反対に、乾燥させた方が香りが引き立ちます。フレッシュでも使えますが、苦味が強いので注意が必要。
乾燥オレガノは、日陰で1~2週間ほど乾燥させて水分を飛ばすだけ。簡単に自家製乾燥オレガノを作ることができます。
ドレッシング・焼き・煮込み・フライなんでもおまかせ
ハーブの特徴を知りたいならトーストがおすすめ
お食事系スコーンにハーブを取り入れて
見た目はかわいいけれど、何かと頼れる「タイム」
ヒョロッとした見た目がかわいいタイムは、さわやかな香り、ほろ苦さ、辛みが特徴。チモール、カルバクロール、ボルネオールという成分が含まれており、強い殺菌効果と抗ウイルス作用を備えています。
タイムのハーブティーでうがい
殺菌効果を活かして、タイムのハーブティーでうがいもできます。フレッシュタイムを鍋で煮出して、飲む時よりも濃い目に抽出するのがポイント。喉の調子がいまいちというときに、試してみてください。
魚の生臭さを消したいときに使いたい
香草パン粉焼きで楽しむ
魚料理のあとは、お肉料理にも
香り高いハーブといえば「ローズマリー」
甘い芳香とほろ苦い香りが特徴のローズマリーは、メントールに似た清涼感を持ち合わせています。
乾燥でもフレッシュでも使えますが、生の葉っぱは、青くささが強いため、香りづけにとどめて食べないように気をつけましょう。
オイルに漬け込むと使いやすい
シンプルにグリルで楽しんで
ジャガイモとの相性抜群
クッキーやケーキにも使える
煮込み料理に欠かせない「ローリエ」
日本では月桂樹(ゲッケイジュ)の葉でおなじみのローリエ。甘い香りとほのかな苦味が特徴。フレッシュの葉は、すっきりした芳香ですが、乾燥させると強い香りになります。
肉や魚の臭み消しとして使われることが多く、シチューやカレーなどの煮込み料理で重宝します。
ポトフ、シチュー、カレーに入れて
スープには必ず使いたい
美味しいトマトソースもローリエで手作り
マリネやピクルスの香りづけに
「ハーブソルト」を使って手軽にプロの味を
炒め物に
キノコソテーに
魚介に
ハーブと仲良くなって、ハーブ料理をもっと楽しもう♪
焼き、煮込み、揚げ、どんな料理に加えてもいいハーブ。単体で使っても、数種類合わせて使っても美味しく仕上がります。まずは相性がよい食材や調理法を試してみて。ハーブの扱いに慣れてきたら、アレンジも楽しみたいですね♪
~ハーブの基本的な使い方のまとめ~
◆オレガノ …肉・魚・野菜。オールラウンダー
◆タイム …魚と一緒にロースト。お肉にも◎
◆ローズマリー …オイル漬け・豚肉・鶏肉と一緒にグリル
◆ローリエ …スープ・シチュー・カレー・ピクルス・マリネ
◆ハーブソルト …パスタ・野菜ソテー・スープ・ムニエル
料理の香りづけやアクセントに欠かせないハーブ。和のハーブと呼ばれている大葉や三つ葉、わさびは使えても、ヨーロッパ料理に使われるハーブの使い方がわからない……敷居が高いと感じてしまう人もいるのでは?
そこで、ハーブの基本、バジル・オレガノ・タイム・ローズマリー・ローリエを使ったレシピを紹介します。