鮮やかな色合いで食卓を華やかにしてくれるサーモン。苦手な方でも、調理方法を変えればお気に入りのグルメに出会えるかもしれません。サラダやスープはもちろん、メインのおかずや主食と合わせてもおいしいサーモンを、その日の気分で上手に調理してみましょう！

食卓でおなじみの鮭・サーモンですが、詳しく見てみるといろいろな種類があるんです。川で生まれて海を回遊する魚のシロザケ、紅ザケ、キングサーモンのほか、淡水魚のサクラマスやニジマスなどのトラウト（マス）もサケ目サケ科と呼ばれるカテゴリーに分類されています。また、マスノスケはキングサーモンのことを指すなど、呼び名も含めると種類はかなり複雑。よく聞くサーモントラウトは、トラウトを品種改良したもので、海の河口近くで養殖されています。

サーモンの旬は秋とされますが、脂がのっていて美味しいのは5〜6月の初夏なのだそう。ただ、日本で刺し身で食べられるサーモンはノルウェーとチリから輸入される養殖ものが大半を占めているため、旬を問わず1年中美味しくいただけます。

サーモンはおいしいだけでなく、充実した栄養面でも注目されています。必須アミノ酸を多く含むタンパク質や、DHAとEPAを含む脂質などが特徴。天然色素のアスタキサンチンもピンポイントで注目され、健康への働きが期待されています。その他、ビタミンやミネラルも含みバランスの良いサーモンですが、カロリーは豚肉などと比べると低くヘルシーなんですよ。

お次はサーモンのマリネです。こちらはサーモンをフライパンで焼いてからマリネするレシピ。こんがり焼いてからマリネ液に漬けましょう。前日に作って冷蔵庫で冷やしておくと、味がなじんでよりおいしく仕上がるのだそう♪

こちらはサーモンの切り身で作るムニエルのレシピ。小麦粉をまぶしたサーモンをバターでこんがり焼いて、ソースをかけるだけの簡単ワンステップ。ソースにはプチトマトを使って、バジルやオリーブオイルなどと混ぜるだけでできちゃいます♪

サーモンは、妊娠中であっても食べて良いといわれている食材です。ただ、いくつかの注意点がありますので、ポイントを押さえて取り入れましょう。

妊娠中は免疫力が落ちるので、リステリア菌の感染を防ぐために生の魚介類は避けるようにしましょう。そのため、サーモンも加熱調理して完全に火を通したものが最適。ただ、低温で燻製したスモークサーモンは、生食と同じく妊娠中は控えた方がいいでしょう。

そのほか、サーモンは、の魚類と比べると水銀の含有量が少ないのですが、摂り過ぎは禁物。食べ過ぎには気を付けましょう。また、塩鮭などのように塩分の摂り過ぎにも注意したいので、食材の選び方と調理方法も吟味して。

サーモンは、離乳食初期はまだ早いのでやめておきましょう。離乳食の中期ごろから取り入れることができます。熱湯でしっかり茹でてから、すり潰し、とろみを付けて食べやすくするところから始めましょう。合わせて塩分の強い素材は摂るのは避け、小骨も丁寧に取り除きましょう。

また、サーモン及び鮭は、アレルギー表示対象の20品目に含まれる素材です。アレルギー面にも気を付けるようにしましょう。

こちらは、おかゆやうどんなどにもアレンジできる、使い勝手の良い離乳食レシピです。サーモンは、脂の少ないものを選びましょう。小分けにして冷凍しておくと便利♪

こちらはサーモンとじゃがいもを重ねて焼くユニークなレシピです。カリカリのじゃがいもの下に、ふっくらとしたサーモンがお目見え。子供から大人まで楽しめるトマトクリームソースでいただきます♪

サーモンハラスは、お腹の部分をさします。脂が多いのが特徴で、マグロのトロのようにとろっとしていて濃厚なおいしさを楽しめますよ。ハラスはサーモン1匹から2本しか取れないので、希少な部位としても知られています。

フィレーは、サーモンを2枚、または3枚におろした状態のものです。この状態で塩水漬けされた加工品などもありますよ。また、フィレーは半身なので、部位によって味わいの違いを楽しめることも。

こちらはサーモンを塩辛にするユニークなレシピです。塩麹の用意があれば、作り方はいたって簡単。サーモンのお刺身をお酒と塩麹に漬け込むだけでOKです。一晩あればおいしく食べられますよ♪

前日に、赤と黄のピーマンはドレッシングに漬けておきましょう。タルタルソースは、漬けておいたピーマンとゆで卵で作ります。サーモン1切れは、塩こしょうと小麦粉をまぶしてからこんがり焼いて、あとはソースをかけるだけ。作る人数分で材料を調整してみてくださいね。

こちらはサーモンに片栗粉をまぶしてからこんがり焼きます。さらに、砂糖や醤油、お酢などで甘酢味付けにするのがおいしいポイント。そこに手作りのタルタルソースをかけたら出来上がりです♪

フライパンを使わずに作りたいときには、トースターが便利。ホイル焼きなら野菜と一緒に簡単に調理できますよ。サーモンと野菜は1人分ずつアルミホイルで包みましょう。仕上げにフレッシュなレモンを添えて♪

メインおかずにもなりそうなサーモンのフライです。切ったサーモンにスライスチーズを巻くだけなので、中身の準備は簡単。あとは衣を付けて揚げればOKです♪

こちらはホワイトソースから作る、本格派クリームシチューのレシピです。メインのサーモンは、一度フライパンでこんがり焼いてから、最後に入れてさっと煮込むのがコツ。ブロッコリーや人参、じゃがいもとの色合わせもキレイですね。

クリームシチューに似ていますが、こちらはサーモンのクリーム煮。牛乳のほかにエバミルクも使っているのが特徴です。こちらもサーモンは事前に軽く炒めておいて、最後に加えて煮ましょう。

生のサーモンがなくても、鮭の缶詰があればチャウダーができますよ！こちらは鮭の水煮缶を使ったレシピ。汁ごとお鍋に入れて煮れば良いので簡単です。スープは、牛乳と顆粒スープの素、塩こしょうがあればOK。仕上げにドライパセリを振りましょう。

低音調理器がお手元にあれば、ぜひ挑戦してもらいたいレシピ。サーモンのコンフィです。材料はサーモンのほかに、オリーブオイル、砂糖、塩だけなので簡単。仕上げにハーブなどを添えるのも良いでしょう。

こちらはおつまみにも最適なパリパリ春巻きです。中からは、サーモン＆とろ～りクリームチーズがうっすら顔を出し、大葉の香りもほんのり漂います。春巻きの皮が半端に余っているときにも良いでしょう。

こちらはパーティーメニューにも最適な、ちらし寿司のケーキです。ご飯にはすし酢ではなく、フレンチドレッシングを混ぜています。洋風のご飯とスモークサーモンが絶妙にマッチ！相性バツグンのアボカドも一緒です♪

まだまだほかにもサーモンを使ったレシピは沢山あります。お好みのアレンジを加えれば、さらに楽しみが広がります。いろいろな調味料としっくり合うのもサーモンの魅力。ぜひ新しい味を探しながら、サーモン料理を満喫してみてくださいね♪