「万願寺唐辛子」は実は辛くない京野菜。おいしく味わい尽くそう!
とうがらしの仲間でありながら、実は辛味がないのが「万願寺唐辛子」。
ししとう(ししとうがらし)感覚で気軽に調理できる野菜ですよ。
今回は、「万願寺唐辛子」の人気レシピをご紹介。ほんのりとした甘みをいかした、美味しい料理レシピを押さえましょう。
ししとう(ししとうがらし)感覚で気軽に調理できる野菜ですよ。
今回は、「万願寺唐辛子」の人気レシピをご紹介。ほんのりとした甘みをいかした、美味しい料理レシピを押さえましょう。
【まず豆知識から】万願寺唐辛子の味、栄養、食べ方について
万願寺唐辛子(万願寺とうがらし)は、ちょっと名前がユニークな印象ですが、京都府舞鶴市の万願寺地区が発祥であり、この地の名を冠した品種のとうがらし。
同じように、京都の地名を冠した唐辛子として、「伏見とうがらし」が挙げられます。
唐辛子!?と思われるかもしれませんが、みなさんがよくご存知のシシトウこと、「獅子唐辛子(シシトウガラシ)」と同じ仲間。そう、シシトウ感覚で美味しくいただける野菜ですよ。
同じように、京都の地名を冠した唐辛子として、「伏見とうがらし」が挙げられます。
唐辛子!?と思われるかもしれませんが、みなさんがよくご存知のシシトウこと、「獅子唐辛子(シシトウガラシ)」と同じ仲間。そう、シシトウ感覚で美味しくいただける野菜ですよ。
■旬について
万願寺唐辛子の旬は、6月〜8月あたり。
■味わいについて
実は甘みがあり、辛くない。
厚めでしっかりとした皮がついており、食感を楽しめる。
■栄養について
気になる栄養素ですが、万願寺唐辛子には「ビタミンC」や「カロテン」が豊富に含まれています。
・ビタミンC…免疫力の向上、疲労回復効果、美肌効果が期待できる栄養素。
・カロテン…抗酸化作用があります。火を通すことで吸収率がアップするので、油でさっと炒めたりする調理にもオススメです。
万願寺唐辛子の旬は、6月〜8月あたり。
■味わいについて
実は甘みがあり、辛くない。
厚めでしっかりとした皮がついており、食感を楽しめる。
■栄養について
気になる栄養素ですが、万願寺唐辛子には「ビタミンC」や「カロテン」が豊富に含まれています。
・ビタミンC…免疫力の向上、疲労回復効果、美肌効果が期待できる栄養素。
・カロテン…抗酸化作用があります。火を通すことで吸収率がアップするので、油でさっと炒めたりする調理にもオススメです。
“とうがらしの王様”ともいえる果肉がぎっしり詰まったボリューム感のある大きさと独特のくびれ、見た目がとてもユニークな京の伝統野菜「万願寺甘とう」は、煮て良し・焼いて良し・揚げて良しの三拍子揃ったとうがらしです。
大正末期に、舞鶴市万願寺地区で栽培されたのが始まりと伝えられ、長い間おもに農家の自給用であったのを昭和58年からJAで販売を始め、平成元年には特に優れた京都の伝統野菜として「京のブランド産品」第1号に認証されました。
手軽な、美味しい食べ方は?
シンプルに焼くだけだったり、揚げびたしにしたり。
焼くと甘みが増すので、焼くと食べやすく、美味しくいですよ。
魚焼きグリルやフライパンで「焼いただけ」でも、しょうゆ&おかかで一品完成!
また、焼いたものに一工夫加えて「焼きびたし」にしても美味です◎
魚焼きグリルやフライパンで「焼いただけ」でも、しょうゆ&おかかで一品完成!
また、焼いたものに一工夫加えて「焼きびたし」にしても美味です◎
あるいは、こちらの動画のように、アルミホイルで包んで焼く「ホイル焼き」にするのもおすすめ。
甘みが増すことはもちろん、やわらかくてみずみずしい食感を楽しめます。
甘みが増すことはもちろん、やわらかくてみずみずしい食感を楽しめます。
下ごしらえは?
基本的には、ししとうと同じ感覚で扱って大丈夫です。種は取らなくてもそのまま食べられますし、気になる方は取っても良いでしょう。ヘタ(ガク)を取る・取らないも、お好みで。
※画像はししとうです
ひとつポイントとして挙げるなら、「万願寺唐辛子を焼いて食べる」という時。加熱によって中の空気が膨張して、破裂することがあります。あらかじめ切り込みを入れておくと安心ですよ。
ちなみに、焼き物だけでなく煮物の際に切り込み(割れめ)を入れたり、つぶしたりしてもよいです◎ 味が染みこみやすくなりますよ。
ちなみに、焼き物だけでなく煮物の際に切り込み(割れめ)を入れたり、つぶしたりしてもよいです◎ 味が染みこみやすくなりますよ。
-【レシピ】万願寺唐辛子を使ったおすすめ料理24選をご紹介!-
≫≫ほぼ『万願寺唐辛子だけで作れる』カンタン人気料理
【焼く→煮る】万願寺唐辛子の焼きびたし
焼き上げた万願寺唐辛子の旨みを満喫
【主な材料】万願寺唐辛子・削り節・醤油・酒・砂糖
【炒める】万願寺唐辛子のいりこ炒め
シンプルな味付けで、万願寺唐辛子といりこの美味しさが引き立つ!
【主な材料】万願寺唐辛子・いりこ(煮干し)・油・醤油
【網で焼く】焼き 万願寺唐辛子
たっぷりのおかかがポイント
【主な材料】万願寺唐辛子・レモン・かつお節・醤油
【炒める→煮る】万願寺唐辛子みそ
甘辛いみそを絡めて、すぐ完成!
【主な材料】万願寺唐辛子・味噌・酒・砂糖・みりん・ごま油
【炒める→煮る】万願寺唐辛子(甘長ピーマン)の甘辛煮
時短で美味しい!
【主な材料】万願寺唐辛子・醤油・酒・砂糖・ごま油・かつお節
【炒める】万願寺唐辛子・じゃこのポン酢炒め
プラスじゃこでカルシウム◎
【主な材料】万願寺唐辛子・ちりめんじゃこ・ポン酢・みりん・ごま油
【弱火で炒める→混ぜる】万願寺とうがらしの塩昆布マリネ
シンプルでやさしい味わい
【主な材料】万願寺唐辛子・オリーブオイル・塩昆布・ピンクペッパー
【炒める→煮る】甘長唐辛子・なす・油揚げの炊いたん
じゅわっと出汁が広がる、みんな大好きな味わい
【主な材料】万願寺唐辛子・油揚げ・なす・ごま油・だし汁(昆布だし)・砂糖・みりん・しょうゆ
【レンジ→混ぜるだけ】万願寺ししとう・ぶなしめじのナムル
レンチンでささっと簡単!
【主な材料】万願寺唐辛子・ぶなしめじ・鶏がらスープの素・塩・胡椒・ごま油・白いりごま・にんにくチューブ
≫≫万願寺唐辛子を、さっと素揚げして『揚げびたし』にしよう
【揚げる→漬け汁にひたす】万願寺とうがらしの揚げびたし
カンタンなのに味わい深い
【主な材料】万願寺唐辛子・だし汁・みりん・醤油
【揚げる→漬け汁にひたす】万願寺とうがらし・夏野菜の揚げびたし
常備材にオススメ
【主な材料】万願寺唐辛子・色んな夏野菜(ナスやパプリカなど)・みりん・醤油・だし汁
≫≫万願寺唐辛子と『お肉』の組み合わせで作る料理
【焼く】万願寺唐辛子の肉詰め
みんな大好き肉詰めレシピ
【主な材料】万願寺唐辛子・小麦粉・合いびき肉・玉ねぎ・卵・パン粉・塩・胡椒・大根おろし・ポン酢・しょうゆなど
【焼く】万願寺唐辛子の肉詰め バジルチーズ味
バジルチーズで、洋風の肉詰めにアレンジ♪
【主な材料】万願寺唐辛子・豚こま肉・塩・こしょう・バジル・とろけるチーズ
【焼く】万願寺とうがらしの、スパイシー玉ねぎ詰め
肉詰めならぬ、玉ねぎ詰め♪
【主な材料】万願寺唐辛子・たまねぎ・にんにく・カレー粉・塩・こしょう・ごま油
【焼く】2種のソースでいただく、万願寺とうがらしの肉巻き
豚肉でクルクル巻くのが楽しい!
【主な材料】豚薄切り肉・小麦粉・塩麹・酒・みりん・砂糖・カットトマト缶・にんにく・オリーブオイル・アンチョビ・乾燥バジル
【炒める】万願寺とうがらしの肉味噌炒め
豚ひき肉の旨みがおいしい!簡単につくれるご飯に合うおかず
【主な材料】豚薄切り肉・豚ひき肉・しょうが・味噌・しょうゆ・砂糖・塩・酒・みりん・白髪ねぎ
【蒸し焼き】万願寺唐辛子のぎょうざ風
「肉詰め」の進化系?万願寺唐辛子の空洞に詰めこもう♪
【主な材料】万願寺唐辛子・豚ひき肉・キャベツ・ニラ・白ねぎ・鶏ガラスープの素・砂糖・醤油・ごま油・酒・生姜チューブ・片栗粉・サラダ油・ポン酢
【炒める→煮る】ナス・甘唐辛子のそぼろ炒め煮
お鍋ひとつで完成♪
【主な材料】万願寺唐辛子・なす・甘唐辛子・豚ひき肉・しょうゆ・みりん・粉がつお・ナタネ油
【炒める】万願寺唐辛子・砂肝の一味塩炒め
ピリッと大人テイスト!
【主な材料】万願寺唐辛子・砂肝・酒・にんにく・一味唐辛子・塩・油
【炒める→タレを絡める】万願寺唐辛子・ちくわのかば焼き
癖になる美味しさ
【主な材料】万願寺唐辛子・ちくわ・しょうゆ・みりん・砂糖・しょうがチューブ・サラダ油・片栗粉
≫≫万願寺唐辛子を『パスタ』『カレー』『混ぜご飯』にアレンジ
万願寺唐辛子・イワシのパスタ
素材の味を楽しむ♪
万願寺唐辛子・ツナのトマトソースリングィーネ
赤と緑のコントラストが美しい!
万願寺唐辛子など、京野菜カレーライス
素揚げ野菜と相性抜群
万願寺唐辛子の薬味たっぷり混ぜご飯
大人も子供も大好き!食がすすむご飯に
食卓に万願寺唐辛子を、もっと登場させましょう♪
いかがだったでしょうか?京野菜の万願寺唐辛子は様々な調理法や味付けにも対応できる便利で美味しく栄養価も高い野菜です。色合いも綺麗なので今年の夏はどんどん食卓に登場させちゃいましょう!
画像上/マーボー万願寺の炊いたん
暑い季節に食べる麻婆豆腐の美味しさは格別!そんな麻婆豆腐に食感も楽しい万願寺唐辛子をプラス。栄養も食べ応えも倍増のレシピです。
暑い季節に食べる麻婆豆腐の美味しさは格別!そんな麻婆豆腐に食感も楽しい万願寺唐辛子をプラス。栄養も食べ応えも倍増のレシピです。
万願寺唐辛子を魚焼きグリルや網を使って香ばしく焼きあげたら、「醤油・酒・砂糖」で軽く煮詰めてできあがり!
できあがってすぐにいただいても美味しいですし、冷蔵庫で冷やしても◎ 冷製の煮浸しとして、常備菜にするのもおすすめです。