常備しておくと便利な「切り昆布」
切り昆布とは
出汁用の昆布とは違うの?
これらの昆布の中で、旨味成分が多く含まれている昆布は出汁をとるのに適しており、繊維質が少なくやわらかな昆布は煮て食べるのに適しています。
切り昆布に使われる昆布は?
用途によって使い分けると良い昆布。切り昆布によく使われるのは、北海道の日本海側沿岸で主に採れる、幅が細く粘りが強い細布昆布(細目昆布)や、同じく粘りが強くとろろ成分の多い、函館沿岸で採れるガゴメ昆布などです。
生と乾燥タイプ
乾燥させたタイプと生のタイプがあります。鮮魚コーナーで売られていることが多い生のタイプは食感や風味が良いので、すぐに調理に使いたい場合はおすすめです。乾燥タイプは水でもどしてから使用し、賞味期限も長いので常備しておくと、煮物や炒め煮などさまざまな料理に利用できてとっても便利。
冷凍できるの?
乾燥タイプは常備しておくと楽ですが、生のタイプを保存しておきたい場合は、洗って水気をしっかりときり、ジップロックなどファスナーつきの保存袋に入れて空気を抜いて冷凍保存をします。冷凍後もなるべく早めに使い切るようにしましょう。料理に使用する場合は解凍せずにそのまま使えるので、使う分量を小分けしておくのも便利です。
そもそも切り昆布とは、昆布を細切りにしたもので「刻み昆布」や「糸昆布」と呼ばれたり「サラダ昆布」という名前でスーパーマーケットで売られたりしています。