苦手克服!「レバー」を美味しく食べる方法
栄養たっぷりでお肉の中でもリーズナブルに購入できるレバー。でもレバーって独特のニオイが苦手だったり、鶏、豚、牛、色々と種類があるけど、どれを購入したらよいかわからなかったりする方も多いのでは。そんな方におすすめの、鶏・牛・豚のレバーのそれぞれの特徴と下処理方法から、苦手な方でも美味しく食べられる活用レシピをご紹介します。
レバーの栄養について
レバーには鉄分以外に脂溶性ビタミンの1つであるビタミンAも多く含みます。
ビタミンAは、緑黄色野菜・卵(特に黄身部分)に多く含まれていますが、レバーは特に多く含んでいます。
ただしビタミンAは、一日摂取量の目安が決められているので、貧血対策に毎日食べるなどのとり過ぎには注意が必要かも。
緑黄色野菜をたっぷり食べても、過剰症になるようなビタミンA量にはなかなかなりませんが、レバー50gには6,500μg(レチノール当量)が含まれており、上限量を超えてしまいます。
1日位上限量を超えても問題はありませんが貧血対策!
と毎日レバーを食べてしまうと、過剰症を引き起こしかねません。
鶏・豚・牛レバーの下処理
鶏レバーの特徴と下処理
鶏レバーは、ビタミンB1が豊富で、カロリーも牛レバーや豚レバーに比べて低カロリーなことが特徴です。
鶏レバーの下処理
豚レバーの特徴と下処理
たんぱく質が鶏レバーや牛レバーに比べて一番高い豚レバーは、良質なたんぱく質が採れるため、疲労回復効果が期待できそう。
豚レバーの下処理
牛レバーの特徴と下処理
ヘム鉄の量は他のレバーより低いものの、ビタミンB12が多い牛レバーは味が一番美味しいと言われているので、レバーが苦手な方でも美味しくいただけるかも。
牛レバーの下処理:流水
牛レバーは流水で血の塊などがあれば取り除きながら洗い、その後、キチンペーパーで水けをよく拭いたら、一口大にカットして調理します。
牛レバーの下処理:牛乳に浸す
豚レバーの処理のように牛乳に浸す方法もあります。牛レバーを調理しやすい大きさや食べやすい大きさにそぎ切りにしてから、牛乳に10分ほど浸し、その後、キッチンペーパーなどでレバーの牛乳をふきとり調理します。
それでは、鶏、豚、牛、それぞれのレバーの下処理の方法がわかったところで、お次はおいしい活用レシピをご紹介します♪
カロリー控えめで女性に人気【鶏レバー】のレシピ
レバニラ炒め
レバーのしょうが炒め煮
なすのごま炒め煮
ししとうのピリ辛炒め煮
エリンギのバルサミコソテー
ガーリック塩レバー
長ねぎの生姜オイスター炒め
おうち焼き鳥
旨ネギ塩レモン
甘辛煮
レバーとウズラ卵の煮物
野菜のオイル煮
鶏レバーのママレード煮
レモンの白ワイン蒸しサラダ
鶏レバーの香り揚げ
鶏レバーのパスタ
レバーサンド
花椒煮丼
鶏レバーペースト
鶏レバーのグリーンパテ
パテ・ド・カンパーニュ
レバーのヨーグルトみそ漬け
レシピも豊富な【豚レバー】の人気レシピ
レバニラ炒め
もやし入りオイスターレバニラ炒め
レバーのクリーム炒め
キムチ炒め
レモン風味の塩レバー炒め
ゴーヤのコチジャン炒め
醤油麹deきんぴら
レバーのショウガ焼き丼
レバニラスタミナ丼
塩麹漬けレバーとじゃがいものコンフィ
【煮るだけ5分】レバーとプルーンの甘煮
レバークヌーデルズッペ
豚レバーのパテ
ヨーグルトであっさりレバーペースト
パテ・ド・カンパーニュ
下処理も簡単で美味しい!【牛レバー】の人気レシピ
スタミナレバニラ炒め
みそ炒め
ブロッコリーの甘辛炒め
牛レバー で 焼き肉サラダ
ニンニクの芽のオイスター炒め
ゴーヤのピリ辛味の炒めもの
牛レバーのカレー風味揚げ
竜田揚げ
スタミナレバー串カツ丼
おわりに
これまでレバーのレシピはレバニラや焼き鳥しか作ったことがないという方や、レバー自体、くさみが苦手で購入しなかった方も多いのでは。レバーはしっかりと下処理をして下味をつければ、くさみがほとんど気にならず美味しくいただけます。また、食卓が華やかになりそうなメニューも多いので、興味をもたれた方は美味しく見た目も◎で、簡単に作れるレバーレシピにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
レバーの鉄分は肉類や魚介類から摂れる「ヘム鉄」で、野菜や海藻類から摂れる「非ヘム鉄」の体内吸収率が約10~60%なのに対し、動物性のヘム鉄の体内吸収率は約90%と非常に高く、他にビタミンAも豊富です。