忙しいからと敬遠されがちな「おせち料理」ですが、工夫次第で時間をかけずに簡単に作ることもできます。そこで今回は、なますや栗きんとん、田作り、伊達巻など伝統的な日本のおせち料理をはじめ、サーモンやチーズなどを使った前菜風やちょっとボリュームのある肉料理など、和風から洋風まで時短&華やかなおせちレシピをご紹介します。重箱や器を使ったきれいな盛り付け方のアイデアもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。2018年12月06日作成
忙しい年末。おせち料理は、頑張りすぎず、できる範囲で気軽に作るのがいいですね。大掃除の合間などにパパッと調理できる簡単おせちなら、意外と何品か作れてしまうかも。あまり身構えず、日々の食事の延長と考えれば、ハードルも下がりそうですね。
火を使わず、あっという間にできる簡単おせち。紅白のかまぼこに切り込みを入れ、わさび漬けや明太子などをはさむだけ。お酒のおつまみにもぴったりです(調理時間約10分)。
だしがきいた、まろやかな紅白なます。ツンとした酸味もなく、万人向けのおいしさです。柚子のしぼり汁を使いますので、香りも豊か(調理時間約15分)。
かぶの縦横に切り込みを入れて、甘酢に漬け込むだけ。しんなりと漬かった切り込みを広げると、まるで菊の花のような美しさに。菊花かぶは、おせちに加えると華やかさがあります(調理時間約15分・漬け込み時間除く)。
栗の甘露煮の汁を甘みとして使うアイデア。さつまいもを使いますので、その自然な甘みも楽しめます。これなら、糖分も控えめで罪悪感もないですね(調理時間約15分)。
時間がかかりそうな黒豆煮も、圧力鍋なら20分程度。加圧後に、さらに煮汁がとろりとするまで煮込むと、コクのあるおいしさになります(調理時間約30分・浸水時間除く)。
はんぺんを使って、簡単に作る伊達巻。巻きすがなければ、タップとアルミホイルでも大丈夫です。市販のものは甘いという方は、味の調整ができる自家製がおすすめです(調理時間約25分)。
おせちに欠かせない数の子。いろいろな食べ方がありますが、こちらは土佐醤油漬け。だしがきいているので風味があり、お酒のおつまみとしても、たまらないおいしさ(調理時間約10分、塩抜き・漬け込み時間除く)。
田作りは手間がかかるというイメージがあるかもしれませんが、じつはとても時短。あっという間に簡単手順で完成します。日持ちもしますので、ぜひ作ってみましょう(調理時間約10分)。
おせちに華やかさを添える、鮮やかな有頭えびのうま煮。えびが形よく「つ」という字になるように、尾から胴にかけて楊枝を刺して煮ます(調理時間約15分)。
牛乳パックを縦に半分に切ったものに肉だねを入れて、レンジで約6分。あとは、青のりと白ごまをのせたものを交互に並べてできあがりです。型なしでできる簡単な松風焼き(のしどり)ですが、本格的ですね(調理時間約15分)。
縦にスライスしたきゅうりと大根を洋風甘酢に漬け、スモークサーモンとともに巻き、三つ葉で結びます。薄切りの大根からサーモンの紅色が透ける、とても美しい一品です(調理時間約30分)。
白ワインビネガーなどに漬け込んだ洋風の柿・大根のなます。シナモンの香りも素敵なアクセントです。ワインのおともにもぴったり。おしゃれな味のおせちも新鮮でいいですね(調理時間約5分・漬け込み時間除く)。
1ステップでできる、超簡単洋風おせち。クリームチーズに黒豆煮を合わせて、くるみを散らすだけ。黒豆煮は、市販のものでも十分。甘くてコクのある、スイーツ感覚のおしゃれおせちになります(調理時間約5分)。
テーブルをぐっと華やかな印象にしてくれるイクラのアボカド豆腐。カクテルグラスなどにアボカドと豆腐を合わせたものを入れ、醤油漬けのイクラをのせます。お正月らしさが感じられますね(調理時間約10分)。
れんこんの穴にチェダーチーズを詰めたモダンおせち。色合いもきれいですね。れんこんは、少し面倒でも花形に切っておくと、印象が全く違います。チーズは、隙間なく詰めましょう(調理時間約15分)。
肉料理などボリュームのあるメインをどんと出せるのが、洋風おせちのいいところでもあります。こちらは、たれに漬けてオーブンで焼くだけの簡単チャーシュー。味は本格的です(調理時間約30分・漬け込み時間除く)。
こちらは、ジャスミンティーで煮込んだブロック肉の豪華おせち。お茶で煮込むことで豚の臭みもなく、バラ肉もさっぱりと仕上がります。柚子胡椒のたれをつけて召し上がれ(作業時間約15分・煮込み時間除く)。
野菜を鶏もも肉で巻き、ことこと煮込んだ鶏チャーシュー。コクのあるおいしさはもちろん、断面もきれいでお正月に似合う華やかさ。冷蔵保存なら2~3日持つそうです(調理時間約25分)。
出世魚のブリは、縁起がいいのでおせちによく使われますね。照り焼きなどもいいですが、洋風の香草パン粉焼きにしてみるのもとても新鮮。おせちは、さっぱりしたおかずが多くなりますので、少しボリューム感のあるおかずを加えると喜ばれるのではないでしょうか。
簡単おせちも、きれいに盛り付けることで本格的な見栄えに。正統派おせちの盛り付けのポイントは、料理を冷めてから汁気をきちんと切って詰めること、また色のコントラストがはっきりした料理を隣り合わせにすること、裏白などお正月らしいあしらいをすることなどです。
忙しくて何品も作れない場合も、せっかくですからお重に詰めて楽しみたいですね。そんなときはお重を4つに仕切って詰めるのもすっきりまとまります。
おせち料理は、お重だけでなく、器で楽しむのも素敵です。お正月だから、色鮮やかなとっておきの器を使ってみたり。丸や四角などさまざまな形の器を組み合わせると、テーブルに変化が生まれます。
前菜系のさっぱりとしたおせちは、小皿やグラスなどを活用してワンプレートに。そして、ボリュームのある肉料理などは、豪華に大皿で。話がはずみそうな楽しい食卓になりますね。
ワインなどに合う市販のオードブルやチーズなども、ワンプレートに少しずつ盛り付けるだけで、華やかに。クリームチーズと栗を和えたり、大根の上にからすみをのせたり、ちょっとだけ手を加えたものを添えるのも心がこもっていいですね。
簡単なおせちレシピでも、手作りの温かさは格別です。さらに自家製なら、甘すぎず辛すぎず好みの味にできるのも大きなメリット。和風洋風のおせち料理を、できる範囲で気軽に作ってみませんか?
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忙しい年末。おせち料理は、頑張りすぎず、できる範囲で気軽に作るのがいいですね。大掃除の合間などにパパッと調理できる簡単おせちなら、意外と何品か作れてしまうかも。あまり身構えず、日々の食事の延長と考えれば、ハードルも下がりそうですね。