じっくりことこと煮た黒豆ももちろんおいしいですが、時間がないときは圧力鍋で！こちらは、一晩黒豆を浸けて、あとは短い時間火にかけるだけの簡単な作り方。忙しい方におすすめです。

フェジョアーダは、ブラジルのおふくろの味。豆と豚肉・牛肉などの煮込み料理です。黒いいんげん豆を使いますが、日本では黒豆で代用するのがおすすめ。時間がなければ、黒豆の缶詰やドライパックを使うのも便利です。

体にいいことで知られる麹甘酒。黒米入りのお粥に麹を加えて発酵させることで、こんなに美しい桜色の麹甘酒ができあがります。発酵は、炊飯器の保温機能を使って、フタを少し開けておくとうまくできます。

ちぎった大葉に、黒ごまや酢などを合わせるだけ。とても簡単で、豊富な栄養を一気に摂ることができます。作り置きして、食事のたびに少しずつ食べるとよさそうですね。

そのまま使える黒ごまは、サラダに加えてヘルシーに仕上げるのもいいですね。和風・洋風・中華風、どんな料理にもよく合い、風味もよくなります。

豚ひき肉のほか、黒すりごまや黒練ごまをたっぷり使い、豆板醤・甜面醤など中華調味料で味をつけたスープ。おなかの底から温まり元気をもたらしてくれる、満足感も十分の一杯です。

切干大根を火を通さずに使う、コリコリ感抜群の黒酢サラダ。切干大根は、あまり水で戻しすぎず、ドレッシングを吸わせるようにすると、よく味がなじみます。

鶏のから揚げがさっぱりと食べられる黒酢おろし和え。なすにも鶏や黒酢のうまみがたっぷりしみ込み、すべての食材のおいしさがひとつにまとまっています。デパ地下風のおしゃれで満足感のある一品です。

時間がない中でパパッと海藻を摂るには、塩昆布もおすすめ。塩昆布は、調味料的な使い方もでき、キャベツなどと合わせることで風味豊かな副菜が簡単に作れます。

ひじきは煮物という固定概念を捨てると、洋風などひじき料理の幅がぐんと広がります。サラダに加えても、デリ風のおしゃれな仕上がりに♪炒め物などにも重宝します。

そのままでご飯とともに食べることの多い海苔ですが、写真のような海苔巻きも可愛いのでは？ほうれん草とちくわを海苔で巻けば、立派な副菜になります。お弁当などに入れても映えそうですね。

きくらげには、食物繊維や、カルシウムの吸収を促し骨を強くしてくれるビタミンDがいっぱい。きくらげは味にくせがないので、炒め物や汁物などにも簡単に加えることができます。

生のきくらげももちろんおいしいですが、乾燥きくらげでもコリコリとした食感やおいしさが味わえます。中華によく使われるきくらげは、炒め物にもぴったり。

うまみと酸味の絶妙な酸辣湯。骨付き肉の手羽先からもいい出汁がとれるアイデアレシピです。きくらげのコリッとした食感もポイント。じんわりと体にしみるおいしさです。

ごぼうは、水溶性・不溶性の食物繊維をともに豊富に含み、お通じの悩みにもいい食材。また、抗酸化力があるタンニンやサポニンなどのポリフェノールも豊富です。皮に栄養が多いので、皮はむかず、できればあく抜きもしないのがベスト。気になるときは、数回すすぐ程度にしましょう。和風はもちろん、ごぼうは洋風にも合います。

ごぼうをゆでてから揚げているので、やわらかな食感のフリット。味もしみて、そのままどんどん食べられます。細切りのごぼうを揚げたものは、洋風レストランでもよくトッピングなどにされますね。

健やかな体や美しさを支えてくれる黒の食材。ぜひ、黒豆や黒米、黒ごま、黒酢などを毎日の食生活に。時間がなくても、工夫次第で取り入れることはとても簡単。お食事の前に、今日は黒いの入っているかな…とチェックしてみてくださいね。