ビールが美味しい季節になりました

でも、苦いビールはあんまり……という方にとっては、飲むものに迷ってしまう時期かも。
実は、世界には苦味が少ないビールもたくさん作られているのをご存知でしたか?
たくさんあるビールの種類

この2つをさらに細かく、製法や原料、産地でより細分化した種類を「スタイル」と呼びます。その中でも有名なのが、「ピルスナー」「ペールエール」「スタウト」「ベルジャンホワイト」の4種類。

でも、世界にはもっといろんな種類のビールがあるんです。
これなら飲めるかも♪ひと味違う「世界のビール」
ドイツ生まれの伝統ビール「ヴァイツェン」

修道院で作られる「トラピストビール」

ベルギービールの代名詞とも言えるトラピストビールは、醸造所を持つトラピスト会の修道院で生産されているビールです。
一般的なビールよりもアルコール度数が高く、瓶に詰めてからも発酵が進むのが特徴です。
のど越しを楽しむピルスナーとは根本的に別の飲み物という印象で、じっくり時間をかけて味わうビールです。ワインが好きな方におすすめです。
野生酵母がお手伝い「ランビック」

ランビックの特徴は、なんといってもその強い酸味。ベリーの香りと酸味は、フルボディの赤ワインにも似た風味です。さくらんぼやカシス、ラズベリーを加えて発酵させるものもあり、飲み口は酸っぱさの中にも甘みが。ビールは苦手だけどワインは好きだという方は、ランビックを試してみるのはいかがでしょうか?

一般的なビールと異なり、ランビックは空気中に存在する野生酵母を使って醸造されます。そのため、炭酸のシュワシュワはかなり控えめ。
軽めのシードル程度の細かい泡しか出ません。
日本でも増えてきたベルギービール専門店で飲むことができるので、ぜひ試してみて下さいね。
フルーツの風味を楽しむ「フレーバービール」
海外の一番人気はリンゴ味

ビールにフルーツ等の風味をあとから足すフレーバービールも、ビールの苦味が和らいですっきり飲めるものがほとんどです。
特にアップルフレーバーのビールは海外でも人気で、さまざまな種類のものが販売されています。
好みのフルーツを浮かべて

ビール専門店に行かなくても、簡単なフレーバービールなら自分で作ることもできますよ!
レモンやライム、冷凍ベリーをビールに浮かべるだけで、果実の香りが漂う飲みやすいビールに変身します。
どっしりしたビールではなく、コロナやバドワイザーといった軽い飲み口のものがおすすめです。
ビアカクテルを作ってお家で乾杯♪
レッドアイ
フルーティーシャンディガフ
モヒートビアカクテル
すだちビール
シナモンチョコスタウト
まとめ

ひとくちに「ビール」と言っても、たくさんの種類があります。この夏は、自分好みのビールを見つけて「夏飲み」をエンジョイしてみませんか?
50%以上小麦麦芽を使用したドイツのビールです。薄い琥珀色とフルーツのような香りが特徴です。
ヴァイツェンの美味しさのポイントは、なんといってもとろりとした柔らかな泡。小麦の豊富なたんぱく質から作られる泡と香りは、ビールデビューにもおすすめですよ。
日本の地ビール醸造所でもヴァイツェンを作っているところが増えてきました。ビールの苦味が嫌いな方にお試しいただきたいですね。