「サムギョプサル」とは、厚切りの豚の三枚肉を使った韓国の焼肉。ハングルで“サム”は「3」、“ギョプ”は「層」、“サル”は「肉」の意味。脂が落ちるように隙間を作った専用の焼き鍋を使います。骨付き豚肉の「デジカルビ」と並んで、韓国料理の定番として人気です。

肉が焼き上がったらハサミで食べやすい大きさにカットし、岩塩やごま油をつけ、サンチュやえごまの葉などでくるんで食べます。焼いたキムチや韓国味噌などもトッピングするとよりおいしくなります。

サムギョプサルは、本来は脂が落ちる隙間があいた、写真のような専用鍋を使います。もし、本場のスタイルにこだわるなら、通販などで手に入れるのもいいですね。

家庭用のグリル鍋を使うのも、余分な脂が落ちるのでおすすめ。お肉はかたまり肉を自分で厚めに切るといいですね。カリッと焼けた豚バラ肉をキムチや白髪ねぎ、焼ニンニク味噌などとともにサンチュでくるみ、いただきます。

鉄製プレートにこだわるなら、スキレットもおすすめ。そのままテーブルに出せますので、ちょっとしたおもてなしやパーティー向きです。ジュージューという音も食欲をそそります。

サムギョプサルは、各自が好きな具材をくるんで自由に食べるのが楽しい料理。テーブルに彩り豊かな具材をいろいろと用意すると、わいわいとにぎやかにパーティーが盛り上がりますね。

韓国の牛肉だしの粉末調味料・ダシダやごま油などを刻んだねぎと和えて。韓国らしい味が楽しめそう。

コチュジャンべースのタレに酒粕を加えることで、辛味がありながらもこっくりとしたまろやかさが感じられる独特のタレになります。濃厚で満足感のあるサムギョプサルに。

サムギョプサルのお肉はそのまま焼いて、あとから味をつけますが、こちらはしばらく漬け込んで下味をつけたレシピ。しっかり味がつくのも、とくに夏にはおいしいですね。

豚肉にぴりりと独特の辛さのある柚子胡椒味をつけて。コチュジャンの味噌ダレにもよく合います。ほのかな柚子の香りがとても上品です。

ガーリック風味の豚バラ肉にしそ納豆を混ぜ、葉っぱで巻いて食べるサムギョプサル風。とってもヘルシーでおいしいスタミナ食です。

サンチュの代わりに、クレープのような薄い生地で具材を巻いて食べるサムギョプサル風お好み焼き。サムギョプサルと同じように、各自が思い思いに好きなものをくるんで食べる楽しいスタイル。パーティーが盛り上がりうそうですよ。

沖縄の豚の塩漬け“スーチカー”や焼きマンゴーなどを葉っぱでくるみ、シークワーサーを搾ります。あとは、石垣島のラー油を付けて召し上がれ。コクがあるのに爽やかで、沖縄と韓国のコラボレーションが楽しめます。

新大久保でいつも行列ができている人気店。冷凍をしない生の厚切り肉を使った新鮮なサムギョプサルが堪能できます（2人前から）

160種以上の豊富なメニューがそろっていますので、サムギョプサル以外の料理も味わってみてください。このお店のほか、24時間営業の2号店もあります。

留学生など若い人たちにも人気のお店。サムギョプサルが、リーズナブルな価格の食べ放題で楽しめます。ランチメニューも豊富で、お昼でもサムギョプサルが食べられますよ。（2人前から）

木をふんだんに使った店内は、落ち着いた雰囲気。また、おしゃれな雰囲気で女性に人気の2号店もあります。

食べ放題ランチバイキングが人気のお店です。平日の曜日限定でサムギョプサルセットがとてもお得になるようです。