ワンプレートごはんを始めてみませんか?
インスタグラムなどでもよく見かけるようになったお洒落なワンプレートごはん。ビジュアルに優れたワンプレートごはんを作るにはどうしたらいいのでしょうか?
ワンプレートごはんを作るのに必要なものは基本的なものばかり。おうちにあるものを活用して、素敵なワンプレートごはんを作っていきましょう。
どんなものを揃えたらいいの?
ベースになるシンプルな平皿
使い勝手のいい小さめカップ
スープを添えてあげると、満腹感の高いワンプレートごはんになります。具材たっぷりの温かいスープがあると、嬉しくなります。
もちろん、小さめのマグカップやコーヒーカップでも代用できます。スープカップとして使うときには、持ち手がついている方が取り上げやすいので、こうしたカップを使ってみるのをおすすめします。
豆皿にキュートなひと品を
お漬物や酢の物などをちょこんとのせるといい箸休めになります。ほんの小さいおかずでも、あるとなしでは大違いです。
小さなガラス器をアクセントに
ワンプレートごはんにガラスのうつわを合わせると、高低差を出すことができます。中に入れたものの色味を見せることもできるので、ガラスの側面にもこだわってみるといいですね。
うつわ自体のデザイン性が高いものだと、ひとつあるだけでぱっと目を惹くことができます。
デザートやスイーツを入れるほか、こんな風に小さなお花を入れてみても可愛いですね。インパクトのあるワンプレートになります。
常備しておくと便利なあれこれ
彩りのきれいな副菜
彩りのきれいな副菜を常備菜として用意しておけば、ちょっと色味が足りないなというときにさっと色をプラスすることができます。ポイントは茶色ばかりにならないよう、カラフルな食材をすこしずつでも使っておくことです。
アボカドのレモンマリネのように、かたちの可愛い副菜も見栄えのいいワンプレートごはんには重宝します。レモンは一枚添えるだけでも、ぱっと華やかになるのでぜひ、冷蔵庫に常備しておきたい食材です。
差し色としても優秀な黄色のかぼちゃを使った副菜は、ボリュームを出すこともできるので、常備しておきたい副菜です。
主菜を引き立てるグリーンの野菜
かたちがかわいくてカラフルな果物
香りで風味をつけられるハーブ類も便利
ハーブ類がすこしでも入ると、一気にカフェ風ごはんの様相に近づくから不思議です。サラダやマリネにちょっと添えるほか、こんな風にドーナツに挿してみるというのもとてもお洒落。インスタ映えするワンプレートごはんになりました。
バランスの良い配置の仕方
ごはんのとき
ごはんのワンプレートのときは、まず面積の広くなるごはんの位置を決め、すこしずつ上に重なるようにおかずをのせていきましょう。ごはんの上に目玉焼きをどーんとのせることで、白いごはんの寂しさを補っています。
上品なおにぎりプレートのときは、メインのものを先にのせて、すこし間隔をあけておかずを並べていくと料亭風になって、食べやすさもアップします。
パンのとき
パンのワンプレートのときは、まずはおかずを先にのせて、空いた部分にパンをのせていくとよいでしょう。パンは水分に触れてしまうとふにゃりとしてしまうので、少し間隔をあけるように配置します。
素敵なワンプレートを見ていきましょう
ごはんメインのワンプレートたち
こんなにボリューム満点のワンプレートごはんですが、なんと肉なしのヘルシーワンプレートなんです!メインおかずの車麩のから揚げをごはんにかかるようにして配置して、安定感を出しています。
アジの開きでワンプレートというのはなかなか思いつかないスタイルです。既成概念にとらわれず、自由な発想で盛りつけていきたいですね。
しっかりと焼き目をつけた大根ステーキがメインとなっています。お野菜を食べたという充実感のあるワンプレートですね。
パンがメインのワンプレートたち
有名なパン屋さんで買ってきたパンは大切に食べたいものです。サラダにはキアヌを混ぜて、スタイリッシュなワンプレートの出来上がりです。
くるりとスライスしたきゅうりやお花のかたちにカットされたキウイ。細かなところまで心を配って、お洒落なワンプレートに仕上げているのがよくわかりますね。
二色のオープンサンドが素敵です。イチゴをハートのかたちにカットしてひと手間かけることで、よりキュートな雰囲気を演出しています。
小鍋をそのままワンプレートに盛り込んで、温かさをキープ。さっくりとしたクロワッサンサンドがとても美味しそうです。
アボガドを薄くスライスして、こんもりと盛りつけています。カラフルなトマトとカリフラワーのポタージュが元気いっぱいの雰囲気ですね。
アボカドのポタージュとサラダがメインになっているヘルシーワンプレートです。パンはプレートの端にひっかけるようにして置くと、小技が効いている感じに見えます。
シンプルだけれど、大好きな素材を集めて作ったワンプレートごはん。あんバターの薄いトーストに手が伸びてしまいそうです。
存在感のあるプレートを使って、ワンランク上のワンプレートごはんを実現しました。どれもごく普通の素材なのに、ウインナーには粒マスタードが添えてあったり、きゅうりにはハーブが和えてあったりと細かくお洒落な演出がなされています。
お野菜のかたちを生かして盛りつけられています。小さめの山型パンもキュートですね。真ん中にさりげなくフルーツを配置して、全体をまとめています。
大きめのスープカップをのせて、スープをメインにしたワンプレートです。体の中から温まりたいモーニングプレートにぴったりですね。
華やかに盛りつけたワンプレートごはんを楽しんで
お片付けがラクチンになるワンプレートごはん。ひと皿にまとめて、ごはんもおかずものせてみると、どんな色味のものが足りないか一目瞭然です。できるだけいろいろなカラーを取り入れて、バランスの良いお食事になるように心がけてみましょう。きっと、ごはんの時間がもっともっと楽しいものになりますよ♪
毎日のごはんをワンプレートごはんで展開できるようになると、見栄えもよく、洗い物も減って一石二鳥。センスよくワンプレートごはんを仕上げるコツを見ていきましょう。