種類に合わせて、ひき肉をおいしく食べよう!
《鶏肉》さっぱりしていて、ヘルシー
4種類の中でも、最もさっぱりしていてヘルシーな鶏肉。モモ肉はジューシーで、ムネ肉はより淡泊な味わいです。お料理によっては、2つのひき肉を混ぜ合わせるのも◎。お鍋に入れる肉団子や、鶏そぼろが定番で、和食などの薄味のお料理との相性が良いですね♪
《豚肉》コクのある味わいとジューシーな出来上がり
コクがあり、まろやかなな口触りが特徴な豚ひき肉。赤身が多いものと、脂肪分(白い部分)の多いものがあるので、購入するときに注意しましょう。ギョーザなどは、ある程度脂分を含む物を使用した方がジューシーな仕上がりに。麻婆豆腐などの中華料理にも良く使われます。
《牛肉》旨味がいっぱい弾力があって食べ応え◎
旨味が強く、弾力があって食べ応えのある牛ひき肉。赤身だけを挽いたものや、荒く挽いた粗びきなども売られています。水分が少なく崩れにくいので、ハンバーグなど練って成型するようなお料理にむいています。粗びきはチリコンカンやミートソースにするとよりお肉の食感が楽しめます。
《合挽肉》2種類のお肉のイイトコロをどっちも!
豚肉の柔らかい口触りと牛肉の旨味を併せ持つ、さまざまな料理に使いやすい合挽肉。冷凍保存などでストックしておくと、幅広いレシピに使えるので便利ですね。ハンバーグや肉詰めなどは合挽肉を使うと、牛ひき肉のみよりもふんわり柔らかい仕上がりに。
4種類のポイントを知ったところで、早速レシピをみていきましょう♪
4種類のポイントを知ったところで、早速レシピをみていきましょう♪
そぼろや肉だんごなど《鶏ひき肉レシピ》
鶏団子と白菜の重ねスープ煮
そぼろ親子丼
塩つくね
鶏そぼろ
ハンバーグや肉詰めなど《豚ひき肉レシピ》
玉ねぎソースのハンバーグ
おうちの餃子
甘辛ひき肉とかぶの葉の炒飯
納豆と挽肉のおつまみ春巻き
チリコンカンやミートソースなど《牛ひき肉レシピ》
チリコンカン
スパゲティー・ボロネーゼ
タコライス
牛ひき肉でステーキ
幅広い料理に《合挽肉レシピ》
ラビオリ風クリームソース
キーマカレー
ひき肉が余ったら 肉みそに♪
ひき肉を自分で作ることも…!
ひき肉で、もっと"肉感"を楽しみたい方は豚や牛の薄切り肉を細切りにして、さらに細かくカットしてつくる「自家製ひき肉」もおすすめ!半解凍状態のお肉だとカットしやすいので、時間があれば数時間冷凍庫で凍らせてからチャレンジしてみてくださいね。
いかがでしたか?
さっぱりからこってりまで、使うお肉を変えて幅広いレシピを楽しめる「ひき肉」。火の通りも早いので、急いでいる時にもとっても便利ですね。同じメニューも、ひき肉の種類を変えると風味が変わるので、ご自分の好みを探してみてくださいね。
一般的に「鶏」「豚」「牛」そして牛と豚の「合挽」がスーパーなどで売られている"ひき肉"。それぞれ味わいや水分・脂肪分などが違うので、種類に合わせて料理ができるとおいしく仕上げることができますよ♪まずは、それぞれの特徴をみてみましょう。