大豆から生まれた”豆乳”の栄養と女性にやさしい理由
豆乳は大豆から作られていますが、お馴染みの液体にするにはいくつかのステップが必要です。水をたっぷり吸った大豆をすりつぶして、さらに水を加えてぐつぐつ煮込み、ぎゅっと絞る、そうしてできるのが豆乳♪豆腐を作る一歩手前の段階です。
大豆の栄養を受け継いだ豆乳は、健康や美容などいろいろな側面から注目されている素材。植物性のたんぱく質を摂ることができ、大豆に含まれる脂肪酸はその約80%が、体に有益な成分とされるリノレン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸です。また、ビタミンB群、ビタミンE、マグネシウム、カリウム、鉄などのミネラル類、オリゴ糖、レシチン、サポニン、などさまざまな栄養素がつまっています!
そして豆乳の注目栄養素として覚えておきたいのが”大豆イソフラボン”です。女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造をしていて、エストロゲンが不足しているときは補い、多すぎるときは減らそうとするなど、体内のホルモンバランスを整えてくれる働きが期待されており、それが豆乳が女性に嬉しいと言われる理由の一つでもあるんですよ♪
豆乳スイーツ作りのポイント
豆乳には種類がありますが、レシピでは”無調整豆乳”や”調整豆乳”と種類が指定されていることもありますので、事前に確認したうえで購入するようにしましょう。
大豆イソフラボンは過剰摂取すると、生理周期などに悪影響を及ぼすことがあるといわれています。
一日の大豆イソフラボンの摂取量「一日70~75mg(※)」を目安に摂りすぎないようにしましょう。
(※)内閣府食品安全委員会調べ
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
豆乳で作る、つるるんスイーツレシピ♪
豆花(トウファ)
無調整豆乳で作るつるり&ぷるりとした食感が楽しめるひんやりスイーツ♪台湾で人気のスイーツの一つに「豆花(トウファ)」がありますが、それと同じものです。本場の味わいをおうちで再現してみましょう!
豆乳鍋や豆乳スープ、豆乳グラタンなど、料理のアレンジにいろいろ活用できる豆乳ですが、スイーツ作りにも大活躍!日頃から豆乳を飲んでいる方はもちろん、これからの食生活に豆乳を取り入れたいと思っている人も、ぜひ豆乳スイーツ作りに挑戦してみてくださいね。