チョコレートの種類や、おすすめのブランド、チョコレートの“ちょこっと話”など…、今よりもっとチョコレートを好きになれる、奥が深いチョコレートの魅力をお伝えします。
チョコレートはどうやって作られるの?
カカオ豆を1週間ぐらい発酵させることで、熟成されたカカオ豆の豊かな香りが生まれます。発酵させた後、乾燥させてカカオ豆として世界へ旅立っていきます。そのカカオ豆を、炒って細かく砕いて、砂糖やココアバターなどを混ぜて、練り固めればチョコレートの完成です。
チョコレートの種類
小さな頃から身近にあるチョコレート。チョコレートは、カカオ豆の原産地や種類、合わせる材料によって風味が決まり、いくつかの代表的なグループに分けられます。
ビターチョコ
Photo on Visualhunt
カカオ分40~60%の甘みが少なく、苦みが特徴で、色が濃く、カカオ豆の風味が味わえる大人風味のチョコレートです。
スイートチョコ
カカオ分50%前後で、カカオの風味が強いお菓子作りに使われるチョコレートです。
ミルクチョコ
Photo on Visualhunt
カカオ分が少なめでミルクなどの乳成分が含まれるチョコレートです。苦みは控えめの甘いチョコレート。
ホワイトチョコ
カカオ豆を使わず、カカオ豆の乳成分のカカオバターやミルクなどを使ったチョコレートです。まろやかで白く苦みはほとんどありません。
チョコレートのお菓子いろいろ
ガナッシュ(生チョコ)
トリュフ
高級食材のトリュフに似せて作られたチョコレート。丸めたガナッシュ(生チョコ)をチョコレートでコーティングして、粉砂糖やココアパウダー、細かく砕いたナッツなどをまぶしてあります。
中のガナッシュの代わりにキャラメルやベリーソース、マシュマロなどを入れてアレンジしたものなどバリエーション豊富です。
プラリネ
炒って細かくしたり、ペースト状にしたナッツ類に熱した砂糖を混ぜて、カラメル状にして溶かしてチョコレートに混ぜて作られています。
ジャンドゥーヤチョコレート
Photo on Visualhunt
イタリアが本場の、炒って細かく砕いたヘーゼルナッツなどのナッツ類を加えたチョコレート。
自分にご褒美♡1粒ずつゆっくり味わいたいチョコレートブランド
GODIVA(ゴディバ)
JEAN-PAUL HÉVIN(ジャン=ポール・エヴァン)
Pierre Marcolini(ピエール・マルコリーニ)
DEMEL(デメル)
DelReY(デルレイ)
チョコレートにまつわる“ちょこっと話”
万能薬として飲まれていたチョコレート
現在のメキシコで生まれたチョコレート。マヤ文明、アステカ文明の頃には、カカオは貨幣や神様への捧げもの、上級階級の結婚式で飲まれたり、とても貴重なものとされていました。皇帝は、不老長寿の薬として苦~いチョコレートを一日に何杯も飲んでいたそうです。
どうしてアルミ箔に包まれているの?
アルミ箔には、保香性、防湿性、防虫効果に優れていて、チョコレートの香りに誘われてくる虫から予防するために使われているんだそう。温度を保って、溶けにくくする効果もあるそうですよ。
板チョコの溝は割りやすくするため?
板チョコに入っている溝。食べる時や、分ける時、溝に沿ってパキッと割れて食べやすいですよね。でも、あの溝は割りやすくするためではなく、チョコレートを作る過程で、冷やして固める時間を短くするための工夫なんだそう。
ギネスの長寿者はチョコレートが大好物だった
Photo on Visualhunt
122歳まで生きたギネスの最高齢記録保持者のフランス人女性は、週に900g程のチョコレートを食べる程のチョコレート好きだったんだとか。世界で2番目の長寿者のカナダ人女性も、チョコレートが大好きだったんだとか。
チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」
魅力たっぷりのチョコレート
身近なおやつとして、とっておきのおやつとしての人気のチョコレート。口の中で溶けていく感覚や、ほろ苦く甘い香りを存分に楽しむことができます。
奥深いチョコレートのことを知ると、今よりもっと魅力的に感じますね。魅力たっぷりのチョコレートで、幸せなひとときを…♡
カカオの実はカカオポッドと呼ばれ、20cm程の大きさでラグビーボールのような形をしています。硬い皮の中には、白い果肉の中に30~40粒の種(カカオ豆)が入っていて、年に2回収穫出来るんです。