ナンプラーの栄養分に注目！
ナンプラーは、日本でいう醤油に近い調味料です。ただし、原料は大豆ではなくカタクチイワシ。独特の匂いは、魚を発酵熟成させて作られた魚醤特有のものなんです。
魚の内臓や肉に含まれている酵素が、魚自身のタンパク質などを分解して作られているんですよ！
分解されたタンパク質は、アミノ酸やペプチド、また昆布だしなどに含まれる旨みの元"グルタミン酸"などの物心になります。このため、お料理に加えることで、コクのある旨みを出すことができるのです。
＜海老＞を使ったレシピ
プチトマトとエビのナンプラー炒め
プチトマトの酸味と旨みの強いナンプラーがエビに絡んで、ビールがすすみそう一品。エビ本来の美味しさを損なわないためには、下ごしらえを丁寧にするのがポイントです。
エビ入りタイ風がゆ
旨みが凝縮されたタイのスープは、おかゆにすると、朝食やお酒の後の夜食にもピッタリ◎ サラッと仕上がるタイ米を常備しておきたくなりますね。
トム・ヤム・クン
タイ料理の代表格とも言えるトム・ヤム・クンは、ナンプラーとレモン汁で意外に簡単に作れるんです！ 好みの具をたっぷり入れて･･･。しょうがや赤唐辛子の辛み×レモンのすっぱさのハーモニーが、寒い冬にはやみつきになる味わいです。
＜肉＞を使ったレシピ
アドボ（肉の甘酢煮）
スタミナ不足の時にご飯がすすむスタミナレシピ。男性にも好まれるガッツリ系は、食べ盛り男子のお弁当に入れても喜ばれそう♪
ご飯入りレンジソーセージ
ラップで包んで電子レンジで作るソーセージは、子供たちが喜ぶメニュー。お酒好きのおつまみにもピッタリ。
エスニック風 鶏だんご春雨スープ
中華スープの素を使って、たっぷりの野菜と茹でた鶏団子を入れた簡単エスニックスープは、ダイエット中に最適◎ 鶏団子を作り置きしておけば、野菜の種類を変えて手軽にアレンジが楽しめますね。
＜春雨＞を使ったレシピ
春雨とサンチュの納豆和え
ナンプラーと納豆の組合せが意外な美味しさ。サンチュがなければレタスでも代用できるので、冷蔵庫にある食材でササッと作れるのも嬉しい♪
かにかまと春雨のヤムウンセン
ヤムウンセンとは、タイのサラダのこと。塩気が強いナンプラーの旨みが加わって、お酒のおつまみにもご飯のおかずにもなりそうな簡単なレシピは助かります！
ささ身と葛きりのさっぱり和え
春雨ではなく葛きりを使うと、もちもち、ツルンとした食感が楽しめます♪ ナンプラーとレモン汁だけのさっぱりした味付けで、脂っこい料理のお口休めや、おもてなし料理の前菜にも良いですね。
＜豆腐＞を使ったレシピ
厚揚げと小松菜のエスニック炒め
どこの家庭にもある調味料にナンプラーが加わるだけで、いつもと違ったエスニック風の炒めモノの出来上がり♪ できるだけ短時間で仕上げるのが、彩りよく仕上げるコツです。
豆腐とエビのくずし蒸し
ふわふわの豆腐とプリプリ海老といえば、女性が大好きな食感ですよね。ナンプラーを使うとエスニック風、オイスターソースを使うと中華風に。食事を簡単に済ませたい時の副菜代わりにも良さそう。
ねっとり卵黄奴
ナンプラーやしょうゆなど調味だれに卵黄を漬け込むと、ねっとり濃厚な味わいになります。あっさりとした豆腐に絡まる濃厚な卵黄がたまりません。
＜麺＞を使ったレシピ
鶏のベトナムヌードル（フォー・ガー）
お店で食べてから、フォーの美味しさにハマる人は多いですよね。さっぱり食べられるベトナムフォーも、基本のレシピを覚えて我が家のレシピに加えてみては？
鍋つゆで作るエスニック豆乳めん
ポーションの鍋つゆと乾燥そうめんで作るフォー風の豆乳麺。ツルツルっと食べられるので、食欲がない時におすすめのレシピです。小さなお子さんにも喜ばれるメニューですね。
小松菜たっぷりパスタ
イタリアンとも相性が良いナンプラーは、パスタの隠し味にもピッタリ。たっぷりの葉もの野菜とウィンナーの色合いも美味しそうで食欲がそそられます！
終わりに
まだ使い方に自信がないという人は、分量を調整しやすい和え物のタレから始めると、コツがつかみやすいかも。
タイ料理などのレストランに行くと見かける「ナンプラー」という調味料。独特の旨味とクセのある匂いは、好き嫌いがはっきり分かれますが、クセになってしまう人も多いですよね。