もともとは薬膳スイーツの杏仁豆腐。杏仁豆腐の“杏仁”とは、杏の種の中身のことで、薬膳の世界ではキョウニンと発音します。

この粉のことを杏仁霜(キョウニンソウ)といい、杏仁豆腐を作る上では欠かせない材料なんです。スーパーでは中々見かけないかもしれませんが、ネットで購入ができます。

こちらは生クリーム分も全て豆乳を使用しているので、やさしくさっぱりとしたお味です。マンゴーソースの他に苺やブルーベリーソースなどお好みのフルーツソースをかけてカラフルにいただきましょう♪てんさい糖がなければ、自宅にある砂糖でも代用が利きます。

果物缶をトッピングすることで、ミニチュアのように可愛らしい見た目の杏仁豆腐をつくることができちゃいます。最後に果物缶のシロップをスプーンでひとすくいすることで、杏仁豆腐の表面がつやつやに。分量ぴったり、写真の通りにつくりたい人は、IWAKIというメーカーの100mlプリンカップを使用するとGOOD。レシピの材料はIWAKIのプリンカップ6個分だそうです。(型番:KBT904)

上の2つのレシピのに出てきたアガー。アガーとは、ゼラチンが動物性のコラーゲンを元にしたものに対して、海藻や植物性の成分が由来となったゲル化剤のことをいいます。ゼラチンの代わりと思えばOK。ただ、ダマになると厄介なので、お砂糖とよく混ぜ合わせてから溶かすようにしましょう。

食感はメーカーにもよりますがゼラチンと寒天の中間くらいといわれており、比較的なめらかな口当たりが特徴です。ゼラチンや寒天と違い、味がなく匂いもないので素材の風味を壊すことなく、透明感もあります。常温でも固まる性質がお菓子作りでは重宝されることも。(杏仁豆腐の場合は冷やした方がおいしいですよ!)

加熱器具は電子レンジだけのお手軽さでおいしい杏仁豆腐が作れちゃいます。上に乗っているイチゴソースも手が込んでいるように見えて、おろし器ですりおろしてお砂糖と混ぜ合わせるだけなんです。急に彼や友達が来る!なんて時のデザートにもぴったりですね。

数的振り入れるだけで杏仁豆腐の薫りがする優れもの!ですが、メーカーによって香りの薄いものや杏仁の風味がしないものがあるので、裏面をチェックして「杏仁豆腐に」などと用途が書かれているものを購入してくださいね。コンビニの杏仁豆腐はほとんどアーモンドエッセンスで香り付けがされているそうなので実力は◎。ただし、漢方的な効用を期待して杏仁豆腐をつくりたいと思うなら、杏仁霜を使いましょう。

杏の種子から作られたリキュールのアマレット。牛乳で割るアマレットミルクやドライのジンジャーエールで割るアマレットジンジャーが一般的な飲まれ方です。アマレットミルクは杏仁豆腐の味がするので、気になる方はぜひお試しを。

杏仁豆腐を作るうえで、あるのとないのとでは見た目が大違いの赤い実、クコの実。小さいながらも女性に嬉しい効果がぎゅっと詰まった木の実です。杏仁豆腐の時だけでなく、毎日摂りたいスーパーフードです。

生クリームを使うことでもっちりコクのでる杏仁豆腐。でもカロリーが気になる…そんな方は生クリームよりも脂肪分が少ないけれどしっかりコクのでる、エバミルク(無糖練乳)を代用するのはいかがでしょうか?ダイエット中の方におすすめのレシピです♪

桃の節句につくりたい、ひなまつりのデザート♪杏仁豆腐のやわらかな甘さと風味をおしるこに仕立てて、お雛様とお内裏様を桃色とよもぎ色の白玉で表現。こんな素敵なデザートがでてきたら、お子さんもママ友も大喜びですね！

みかんの寒天ボウルで一気に豪華なチャイニーズデザートに!みかんボウルは、まるい氷をつくることのできる製氷皿で簡単につくれちゃうので心配ご無用♪手の込んだ風に見えるので、食事の最後に冷蔵庫からとりだせば「おお!」と歓声があがりそう。

杏仁豆腐のレシピ、これなら作れそう!というレシピは見つかりましたか?杏仁豆腐は、おうちでつくるとコンビニスイーツとは一線を画した味のクオリティが出せる珍しいスイーツでもあるので、ぜひぜひ手作りのおいしさを体験してみてくださいね。最後まで読んでくださって、ありがとうございました。