マリー・アントワネットが愛した「クグロフ」とは?
オーストリアから持ち込まれたデニッシュのようなお菓子
干しぶどうなどを練りこんだブリオッシュ風の発酵菓子
そんなクグロフは、ドイツとの国境近く、フランス東部のアルザス地方の発酵菓子です。伝統的なクグロフはイースト菌を使い、リキュールで香りつけした干しぶどうなどを練りこんでブリオッシュ風に作られます。
日本でクグロフは洋菓子店で見かけますよね?でもヨーロッパ地方、とくに発祥地アルザス地方ではベーカリーショップに並べられていることが多いんですよ。
「クグロフ」の特徴は王冠のような形
「クグロフ」は記念日やお祝い事などちょっと特別な日に活躍
クグロフはアルザス地方でも少しリッチなお菓子扱いです。なので日常的に食べるというよりも、クリスマスや結婚式などのお祝い事や”日曜の朝に食べる贅沢な朝食”として親しまれているといいます。
「クグロフ」と「カヌレ」の違いをチェック!
「クグロフ」の基本レシピ
「クグロフ作りって難しそう」
まだ馴染みの薄い日本では、そう思って手作りクグロフを諦めてしまう方がいるかもしれません。でもポイントをおさえながら手順通りに進めれば、実はそんなに難しくありません。
マリー・アントワネットが愛した発酵菓子「クグロフ」はお家で作れます!これからご紹介するレシピを参考に、ぜひ手作りクグロフに挑戦してみてくださいね!
クグロフの材料
基本のクグロフの材料は、
【クグロフ型(小)1個分】
*強力粉・・・100g
*塩(微粒)・・・2g
*グラニュー糖・・・20g
*ドライイースト・・・1g
*卵黄・・・30g
*牛乳・・・50g
*無縁バター・・・30g
*アーモンドホール・・・適量
*ラム酒漬け干しぶどう・・・30g
【仕上げ用の材料】
*無縁バター・・・25〜60g
*アーモンドなどのナッツ類
オレンジなどの他のドライフルーツはお好みで追加してくださいね!
クグロフの作り方
「クグロフ」のアレンジレシピ 7選
「伝統的なクグロフもいいけどアレンジレシピも知りたい!」
ここではそのようなリクエストにお答えするべく、フレーバーや食材が違う7つのクグロフアレンジレシピをご用意しました。お子さま向けから和風まで、その種類はさまざま。ぜひ、伝統的なクグロフ以外のレシピにもお家で挑戦してみてくださいね!
ラム酒漬けイチヂクが大人向け!『イチジクのクグロフ』
アーモンドパウダーが入って風味豊か!『ドライフルーツとナッツのクグロフ』
お子さま向け!優しい甘さの『バナナのクグロフ』
紅茶好きにはたまらない!『アールグレイのクグロフ』
日本の食材を使って和風に!『黒豆と栗のクグロフ』
バレンタインにオススメ!『チョコとオレンジのクグロフ』
お花見シーズンの手土産にぴったり!『桜あんのクグロフ』
「クグロフ」ってどれくらい日持ちするの?
クグロフは、ラップをして保存袋や容器に入れて冷蔵保存すれば約1週間ほど日持ちします。ただ焼きたてをすぐ保存すると湿気で傷みやすくなるのでNG。手作りの焼き菓子は、焼き上がり後しっかりと冷まして余分な湿気を飛ばすことが大事です。乾燥剤を入れるとより状態よく保存できますよ!
「クグロフ」が美味しいと評判のお店 2選【東京】
【モロゾフグラン / エキュート赤羽店】人気洋菓子店の焼きクグロフ
- 住所
- 北区赤羽1-1-1 JR赤羽駅北改札内
- 営業時間
- [月]
10:00 - 21:30
[火]
10:00 - 21:30
[水]
10:00 - 21:30
[木]
10:00 - 21:30
[金]
10:00 - 21:30
[土]
10:00 - 20:30
[日]
10:00 - 20:30
[祝日]
10:00 - 20:30
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999 /~¥999
【ラトリエ・ド・シマ / 千代田区】有名パティシエが作るクグロフ・アルザシアン
クグロフの美味しさに魅了されてみませんか?
日本で人気上昇中の発酵菓子「クグロフ」。ラム酒に漬けた干しぶどうとアーモンドが練り込まれたアルザス発祥のお菓子は、現代さまざまなアレンジが加えられより多くの方に愛されています。
素朴でありながらインパクトのある愛らしい見た目と味は、おもてなしスイーツや手土産として喜ばれるでしょう。手作りも、ポイントをおさえ手順通りに進めていけば難しいことは何もなし!今後クリスマスなどの記念日に見かけることも多くなるであろう「クグロフ」は、今から要チェックなお菓子の1つです♪
日本でも人気上昇中のクグロフは、フランス国王ルイ16世の王妃”マリー・アントワネット(Marie Antoinette)”がこよなく愛したお菓子として有名です。
オーストリアから嫁入りした際に持ち込まれたのではないかと言われていて、毎朝、朝食に食べていたほど大好物だったそうですよ。