夜遅く、お腹が空いて眠れない・・・。


体に負担が少ない、寝る直前でもOKな「寝る前ごはん」レシピをご紹介します。
「食べるのを我慢する」ことではなく、「そのときの体に適切な食べ方をする」ことが重要。
ご紹介する食事メニューで、美味しくお腹を満たし、幸せな気分で眠りについてください。今日1日の疲れもストレスも解きほぐせて、心地よく目覚められることでしょう♪
◆ 誤解してるかも?「寝る前ご飯」のお悩みを、レシピと共に解決 ◆
◇ 炭水化物は太る、ではなくその食べ方に注目。

「夜遅くに炭水化物は太るから」と、避ける方もいるかもしれませんが、炭水化物は、消化にいいという点からみると、全くダメということもありません。
ポイントは、種類や調理の仕方。量は少し控えめにすることです。
例えば、白いご飯をそのまま食べるのはもちろん美味しいですが、あえて、「雑炊」や「おかゆ」に。少しの量でも、満腹感を得られます。
また、白米ではなく、「雑穀米」を選ぶことで、快適な眠りに導いてくれるセロトニンの分泌を促してくれます。
食がすすむ味わいの、サムゲタン風おかゆ
芯からあたたまる、卵あんかけうどん
満腹感も◎ しらすとあおさの雑炊
◇ タンパク質は重すぎる、ではなく食べてもOK

「お肉などのタンパク質を摂ると、お腹がもたれたり、重たくなる」と思いがち。でも、筋肉や皮膚、内臓などはタンパク質でできているので、不足すると体が疲れやすくなります。
むしろ体が疲れているときこそ、良質タンパク質を積極的に摂った方が、体調がよくなるんです。良質タンパク質とは、タンパク質の元となるアミノ酸のバランスのいい、「卵」や「肉」、「魚」、「豆腐」などを指します。
快眠効果も◎ 鯖のハンバーグ
万能なたんぱく質食材◎ はんぺんのキッシュ
罪悪感のないお肉。鶏チャーシュー
肉豆腐で、体をやさしくあたためて。
おかわりしても◎ おからすいとん
◇ スープじゃ満たされない…ではなく、食べごたえあるスープに。

夜遅いからスープだけにしようと思っても、「さらさらっとしていて、足りない・・」と残念な気持ちで眠りについては、あなたの体がかわいそう。
体にやさしい具を取り入れたあたたかいスープを、美味しく味わいましょう。あたたかいスープは体を芯から温めやすく、寝る前にも相性がいいです。
冷蔵庫食材をぱぱっといれて。ほっこり豆乳と野菜のスープ
時短で、満腹感もあり、大満足。わかめともやしのスープ
レンジで作れる!トマトスープ
◇ 野菜なら何を食べたっていい!は、大間違いです

「野菜なら脂肪分はないし、お肌にもいい。野菜なら、お腹いっぱいになるまで、たくさん食べてOK」と思っている方、多いのでは?でも、それは間違いです。
夜遅く食べる時に気をつけたいのが、「食物繊維を多く含んだ食材」です。つまり、食物繊維が豊富な野菜は、夜食には向きません。食物繊維は、消化に時間がかかるので、体が“活動”している状態に切り替わります。そして、睡眠の質が下がりやすくなるのです。
野菜類のなかでも、「食物繊維」が多い、キノコ類やごぼう、れんこんなどの根菜類は、寝る前ではなく、朝やお昼に食べるように心がけましょう。
ビタミンが摂れる、ブロッコリーのサラダ
温野菜と卵のホットサラダ
いかがでしたでしょうか。

いかがでしたでしょうか。「夜遅い食事は、太りそうだからダメ」と我慢したり、忙しすぎて、ついつい食事を後回しにしてしまったり・・・。
でも、そのように過ごしてストレス体質や睡眠不足なってしまうのでは、本末転倒。もっと、頑張っているあなたの体を大切に、いたわってあげてください。
今回ご紹介したように食材の選び方や、食材の調理法を工夫すると、夜遅くても体への負担が少ない食事ができます。
あなたにあった「寝る前ごはん」の食べ方を、ひとつはマスターしておいてはいかがでしょう。
仕事で残業があったり、仕事終わりに買物や映画などで、長い時間を過ごしてしまったり。そのように、帰宅が遅くなった時、あなたは何を食べますか?
「寝る直前なのに、炭水化物なんか食べたら太ってしまう」
「でもスープだけじゃお腹がいっぱいにならない」
「インスタント食品は簡単だけど、体のことも考えたい・・」
今回は、そんな苦しいお悩みを、やわらげるためのご提案。