バナナはどんなところで育つの?
バナナの熟成具合で変わる栄養価
まだまだ青春、青バナナ
日本ではあまりお目にかからない青いバナナですが、国内に入ってきたときは全てのバナナは青いのです。バナナは国内で黄色くなっているんですね。
時々八百屋さんやスーパーなどで青バナナを見かける程度なので、見つけたら即ゲットしましょう。
みるみる熟成が進んで黄色くなるので、青バナナを食べるときはお早めに。
青いバナナはレジスタントスターチという成分が豊富に含まれていて、便秘解消効果が高いそうです。糖分が脂肪に変わるのを防いでくれるのでダイエット中の方にも特におすすめ。
ちなみに生食用バナナは青くても食べられますが、青いまま加熱して使う料理用バナナは生食できないので注意が必要です。
黄色くハンサムな黄バナナ
よくスーパーなどで見かける状態の黄バナナ。みなさんが口にするお馴染みのバナナ!糖度が増して歯ごたえもあり、さっぱりさわやかな甘さが特徴です。
運動前におすすめしたいのがこの黄バナナ。エネルギーをたくさん含みすばやく体内に吸収されます。また、病後の体力回復、運動後の栄養補給にもぴったり。この状態のバナナは栄養価が一番高く、少量ですばやく栄養補給が出来ます。
完熟した大人の魅力黒いバナナ
黒バナナとはシュガースポットがたくさんあって出て黒っぽく変色したバナナのこと。いわゆる完熟バナナです。
リン酸塩濃度が高くなり、免疫作用もUpします。消化もさらに良くなり、胃の粘膜を保護する働きもあるので胃腸が弱っているときにも最適。
食べ方でも効能が変わる!バナナの食べ方い・ろ・い・ろ
生のバナナをそのまま食べると、バナナに含まれるカリウムを効果的に摂取することが出来ます。カリウムは体内のナトリウムを減らすので、むくみの改善や高血圧に効果があります。
また、お肌の代謝にかかわるビタミンB群も豊富に含まれているので、美肌効果も期待できます。
朝起きて顔がむくんでいること、ありますよね。それは余分な水分が排出されないままだからです。そんな時の強い味方がカリウムです。
ミネラルの一種であるカリウムが水分代謝を高めてくれます。バナナ1本につき、400mgものカリウムが含まれています。むくんだ全身をすっきりさせてくれますよ。
フレッシュバナナで!
バナナヨーグルトのハチミツがけ
バナナには肌の新陳代謝を活発にしてくれるビタミンB群が含まれています。ビタミンB群はエネルギー代謝を高めてもくれますので、疲労回復にも効果的。
お肌のトラブルが起こっているのは、肌のターンオーバーが乱れているからかもしれません。ビタミンB群はお肌の代謝をアップしてくれます。
バナナをアイスで!
冷凍バナナ
ポリフェノールは強力な抗酸化作用があります。また、脂肪燃焼を促進する効果、血栓を予防して血液をサラサラにする効果、血管を守る作用、血流を改善する作用など、さまざまな健康効果があることがわかっています。
ココナッツとバナナのアイス
材料3つ!ヨーグルトバナナ*シャーベット
なめらかバナナお豆腐アイス
バナナをホットで!
焼きバナナのチョコレートソースがけ
焼きバナナのきな粉シナモンソースがけ
バナナ・パンプディング
デザート揚げ春巻き
バナナをおいしく保存しよう
バナナは押されたところから傷んできます。吊るし保存がベスト!バナナ用のスタンドなどを使ってお洒落につり下げておきましょう。
ここで、いくつかバナナを長持ちさせる方法を2つ程ご紹介したいと思います。ひとつ目は、バナナの茎の部分をなるべく空気に触れないように、ラップで巻いておく方法。こうすると、黄色い状態が長続きするんだそうですよ。もうひとつは、40~50℃のお湯にバナナを5分間つけ、取り出して冷ましてからラップにくるんで野菜室で保存する方法。そのまま置いておくより、3倍ほど長持ちするそうです。是非!試してみてはいかがでしょうか。
いかがでしたか?
身近にあるバナナですが、なんとなく体に良さそうとは思っていてもどんなことに効果があるのかというのは意外と知らないのではないでしょうか。
一年中安価で手に入るバナナ。たくさん食べて、おいしく健康になれたらいいですね。
日本では通年安価で手に入るバナナ。一体どこの国で生産されているものが多く出回っているのかご存知ですか?
実は日本で出回るバナナのおよそ90%がフィリピンから輸入されたもの。次いで多いのが南米エクアドルの5%ほど。日本で食べられているバナナの99.9%以上が輸入されたものなんです。