お弁当作りを毎日続けていると、ついつい手早くできるおかずを繰り返し選んでしまい、なんだかいつも似たような見た目だな…なんて思うことはないでしょうか。そこで今回は、忙しい朝にも便利な作り置きや、メインになるおかず、隙間を埋めてくれるサブおかずなど、お弁当作りにすぐに役立つレシピをご紹介します。一品加えるだけで見映えがアップする“色・味・栄養”が揃った華やかおかずを、さっそく明日のお弁当にいかがですか?2018年05月20日作成
おしゃれなお弁当には憧れるけど、おかず作りにあまり手間は掛けられない、という方も大丈夫。見た目にも美味しそうで栄養バランスも取れたおかず選びには、押さえておくべきコツがあるのです。まずは、なるべく心がけたい基本のポイントから見ておきましょう。
お弁当は、主食(ごはんなど)、主菜(お肉や魚などのメインのおかず)、副菜(野菜などのサブおかず)の3つを揃えることが基本です。全体の割合は、主食:主菜:副菜=3:1:2くらいが理想だそう。また、肉類や卵を使った炒飯や混ぜご飯などを主食にしたときは、主菜は控えて副菜を数品入れるだけでも良いでしょう。
主菜であるお肉やお魚のおかずは、だいたいご飯がすすむ濃いめの味付けが多くなりますよね。主菜1品に対し、少し薄目の味付けにした副菜を2~3品組み合わせると味のメリハリがつき、全体を美味しく食べ進めることができます。また煮物やサラダなどで色々な野菜をたっぷり取り入れると、栄養も見た目も自然とランクアップします。
ひと目見て「美味しそう!」と言いたくなるこちらのお弁当、とってもカラフルですよね。見映えの良いお弁当に仕上げるためには、赤、緑、黄、白、茶の5色が入るよう意識すると良いと言われています。全部は無理でも、そのうちの4色が揃っていれば見た目も充分華やぎます。
作り置きのお惣菜があれば、忙しい朝のお弁当作りもあっという間。こちらはハチミツを使ったちょっと甘めの鶏もも焼きです。大葉の緑とレモンの黄色で見た目も鮮やかなうえ風味も良くなり、さっぱりした味わいに。冷蔵で2〜3日、冷凍で2〜3週間保存できます。
お肉のおかずを入れる時は、やっぱり緑黄色野菜も組み合わせてバランスに気をつけたいですよね。このレシピなら、緑の副菜を別に作らなくても、豚肉と一緒に栄養たっぷりの小松菜を摂ることができます。小松菜は醤油洗いをして味をしっかりなじませるのがコツだそうですよ。
人参の細切りをドレッシングで和えるキャロット・ラペに、オレンジ(レシピでは“せとか”を使用)を加えた爽やかな副菜です。レーズンの濃い甘みも良いアクセントになりそうですね。冷蔵で4日保存できるので、お弁当の彩りがちょっと淋しい時、華やかな色味がとても重宝します。
黄色のおかずといえば卵を使ったものが多いかと思いますが、さつまいもやかぼちゃもお弁当に明るい色を添えてくれます。こちらのサラダはマヨネーズを使わず、ヨーグルトで仕上げてあるのでヘルシー。ほんのり香るカレー粉もポイントです。
緑が鮮やかなブロッコリーも、お弁当には大活躍する野菜ですよね。ツナと一緒に麺つゆで煮て常備菜にしておけば、すぐに使える上に味も染み込んでさらに美味しくなります。
カラフルなミックスビーンズは、彩りも可愛くて隙間を埋める小さなおかずにぴったりです。こちらはマリネなので、さっぱりしていて箸休めにもいいですね。ただしお弁当に入れる時にはしっかりマリネ液を切って、ほかのおかずと酸味が混ざってしまわないよう気をつけましょう。
男性や子どもたちにやっぱり人気なのは、お肉がしっかり味わえるボリュームおかず。牛肉を串に刺してこんなふうに詰めておくと、見映えも良くて食べやすいので一石二鳥です。甘辛い味噌味も食欲をそそりますね。
お肉のおかずは茶色くて地味な色味になってしまいがちですが、鮮やかなパプリカと組み合わせると見た目もパッと華やぎます。もちろん緑色のピーマンを使っても綺麗です。お酢を使ったさっぱり炒めなので、夏のお弁当にもおすすめ。常備菜にもできますよ。
ごはんの上におかずを乗せる『のっけ弁当』は、忙しい朝の味方。小さなおかずをたくさん作ったり、詰め方をあれこれ考えなくてもパパッと出来上がるのが嬉しいところです。こちらはスパイシーなカレー風味のタンドリーポーク弁当。たっぷり野菜も敷き詰めておけば、色味も食べ応えもバッチリです。
マヨネーズで和えたたらこをささみと大葉で包み、レンジでチンすれば出来上がる簡単おかずです。コクのあるたらこマヨで食べるささみは子どもたちもきっと好きな味ですし、お父さんにも喜ばれそう。手軽にできるのに、大葉の緑が映えてお弁当の彩りとしてもしっかり活躍してくれます。
お肉料理をカラフルに仕上げたいなら、やっぱり野菜を巻いた豚肉ロールは外せません。少しのお肉でたっぷりの野菜が摂れ、栄養価の面でもおすすめ。こちらは生姜のきいた甘じょっぱいタレでいただきます。冷めても美味しいので、時間がある時の作り置きメニューとしても重宝しますよ。
色が綺麗な鮭は、昔からお弁当のおかずとしてもお馴染みの食材です。こちらは塩鮭ではなく生鮭。カラッと揚げたものをちょっと甘めのマスタードソースで和えるおしゃれなおかずです。塩鮭にはもう飽きた…なんて方はぜひお試し下さい。
お魚は好きだけど、青魚をお弁当に入れると少しにおいが気になるという方には、白身魚がおすすめ。鱈を使ったこちらのレシピは、濃厚な味噌マヨチーズソースで満足感もあり、ご飯もしっかり進む味付けです。作り置きもできるそうなので、ちょっと豪華なこんなおかずを朝からサッと詰められるなんて本当に助かりますよね。
色も形も大きさも可愛いミニトマトは、お弁当には欠かせない彩りのひとつです。さらに豚の薄切り肉で巻いて焼くとトマトの甘みも増し、ボリュームアップもできて立派なおかずに。見た目も鮮やかなので、子どもたちのお弁当にも入れてあげても喜ばれます。
ミニトマトのおかずをもうひとつ。半分に切って中身をくり抜けば、こんなにキュートなカップになります。卵の黄色とトマトの赤、パセリの緑の組み合わせは、それだけでお弁当の彩りを明るくしてくれますね。
栄養たっぷりの豆苗とカニかまの旨味を合わせたこちらの副菜は、色合いも綺麗で作るのも簡単。豆苗はレンジにかけてしっかり水気を絞っておくのがコツです。作りたてより少し馴染んでからの方が美味しいそうなので、まさにお弁当にぴったり。
お弁当の片隅に入っていると、なんだかグッとおしゃれな雰囲気を添えてくれる紫色。中でも紫キャベツのマリネやコールスローはさっぱりしていて人気の副菜です。お好みでコーンやナッツを加えても美味しいですよ♪
蓮根を使ったおかずはいろいろありますが、独特の形をこんなふうにいかしてみるのも素敵です。蓮根をおろしたものと刻んだものに粉チーズを混ぜ、スライスしたものをトッピングして香ばしく焼き上げます。お弁当にはもちろん、お酒のおつまみとしても活躍しそうな一品です。
カニかまとスティックチーズを一緒に海苔で巻くとお花になるなんて、アイデアがすごいですよね…。これが入っているだけで、ちょっと手の込んだお弁当という印象になります。女の子のお弁当に入れてあげるときっと喜んでくれるはず。
お弁当の定番・卵焼きも、野菜やウィンナーを入れてキッシュ風に焼くと、栄養もしっかり摂れて彩りも良い贅沢な一品になります。ケチャップの赤をトッピングするとさらにカラフル。パプリカやトマトの赤を混ぜ込んで焼いても綺麗です。
鮮やかな黄色が元気をくれそうなとうもろこしご飯。とうもろこしの旬を迎えたら、1本丸ごと使って作ってみましょう。ご飯を炊く時には芯も一緒に入れておくと甘みと風味が増すそうです。家族みんなが喜んでくれる、夏にぴったりのお弁当になりそうですね。
チャーハンや混ぜご飯はいろいろ手間もかかりますが、ピラフなら材料とお米を炊飯器に入れてスイッチを押すだけ。こちらの人参を使ったピラフは手軽に出来て彩りもよく、栄養も摂れます。野菜が苦手なお子さんのお弁当にもおすすめですよ。
梅のピンク色を混ぜたおむすびは見た目にも可愛らしく、味わいもさっぱりしているのでお弁当にも人気ですよね。こちらは大葉も混ぜてさらに風味と彩りをプラス。白ごま油を混ぜることで食感がもっちりして、冷めても美味しくいただけます。
子どもたちや男性にも人気の肉巻きおにぎりを、豚バラ薄切り肉で手軽に作るレシピです。バラ肉はどうしても油が多めですので、大葉と組み合わせてさっぱりと。お肉も少しの量で良く、彩りもアップするおすすめの組み合わせです。
旬を楽しむ綺麗な色の炊き込みごはんといえば、やっぱり豆ごはんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。緑の副菜がちょっと足りないお弁当でも、鮮やかなグリーンが散りばめられた豆ごはんがあれば彩りもOK。ほどよい塩気とお豆の香りをしみじみ楽しめるおむすび、美味しそうですね。
毎日のお弁当は、お昼の大切な楽しみです。すべてのおかずにあれこれ凝るのは大変ですが、お馴染みのおうちの味に一品だけでも華やかおかずが加わると、なんだかそれだけでいつものお弁当がランクアップして見えるはず。今回ご紹介したレシピから、ぜひ新しい定番おかずを見つけてみて下さいね。
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おしゃれなお弁当には憧れるけど、おかず作りにあまり手間は掛けられない、という方も大丈夫。見た目にも美味しそうで栄養バランスも取れたおかず選びには、押さえておくべきコツがあるのです。
まずは、なるべく心がけたい基本のポイントから見ておきましょう。