蕎麦猪口は、もり蕎麦やそうめんのつけ汁を入れる容器として使うことが基本。蕎麦猪口はシンプルなイメージがあると思いますが、最近はおしゃれで素敵なものもたくさんあります。そんな蕎麦猪口を、つけ汁だけに使うのはもったいないですよね。今回は、素敵な蕎麦猪口とその活用方法を紹介します。

東屋は、普段の生活に馴染んで使いやすいものを、信頼できる日本の職人と共に数多く作ってきたブランドです。

東屋の蕎麦猪口の特徴は、手作業による柄が塗られているところ。一見同じように見える柄でも、よく見ると1つ1つ異なる雰囲気が素敵ですね。

手作業で丁寧に塗られた柄には、職人の想いと温かさを感じ取ることができます。小さくて可愛らしい柄に、気分がほっこりする蕎麦猪口です。

大正浪漫硝子は、ガラス容器を製造・販売する廣田硝子のブランド。廣田硝子は今から約110年前の明治32年に創業され、東京発祥の「江戸硝子」を代々受け継いできた老舗企業です。

大正浪漫硝子の蕎麦猪口は、「あぶり出し技法」という製法を使って作られているのが特徴です。ガラスならではの、美しく透明感のある柄を表現することができます。

大正浪漫硝子の蕎麦猪口は、5種類。それぞれ違った表情の涼しげな柄なので、全種類集めたくなりますね。

BAR BARは、長崎県の波佐見町にある「波佐見焼（はさみやき）」の陶磁器などを扱う「マルヒロ」のブランドです。

BAR BARのコンセプトは、“型にはまらない自由な発想でモノを作ること。”その考えが、この蕎麦口に出ていますね。ポップなデザインがほどこされ、一見蕎麦猪口に見えないところが魅力です。

伝統的な柄もBAR BARの蕎麦猪口にアレンジするとポップでキュートな印象になります。蕎麦猪口は、渋いデザインが一般的ですが、遊び心のあるものを1つ持っておいてもいいかもしれません。

砥部焼 すこし屋は、愛媛県砥部町に伝わる「砥部焼」をベースに活躍する陶芸家・松田歩さんのブランド。

砥部焼は江戸時代に生まれ、現在も日本で高い人気を誇る焼き物の1つ。呉須（ごす）という藍色の顔料を使い、1つ1つ丁寧に柄を描くという方法で作られています。

そんな砥部焼で作られたすこし屋の蕎麦猪口は、梅の柄が入ったひょうたんのデザインが可愛らしいのが魅力的です。ほっこり気分で、お蕎麦を楽しめそうですね。

スープなどの汁物を入れても◎軽く汁物をいただきたいとき等、蕎麦猪口が活躍します。

蕎麦猪口は、小鉢代わりとしても活用できます。お浸しやナムルなどの副菜を入れるのにピッタリのサイズ感です。

作り置きしていた副菜を小分けにして、おしゃれな蕎麦猪口に入れるだけで、食卓もにぎやかになりますね。

お祝い事のときに出てくるチラシ寿司。1人に1つ、蕎麦猪口に入れたら可愛らしい一口サイズのチラシ寿司の完成です。ホームパーティーなどでも使えそうな蕎麦猪口活用術ですね！

お酒のお猪口代わりに、蕎麦猪口を使う方法も◎氷を入れて梅酒や日本酒、焼酎などをロックで飲むために使ってもおしゃれですよ。

カットフルーツを盛り付けるのに、蕎麦猪口を使ってもいいでしょう。複数用意すれば、味の異なるフルーツを楽しむことができます。

おしゃれで個性的な蕎麦猪口にヨーグルトを入れてトッピングもすれば、見た目も可愛らしくなりますよ。

いかがでしたか？蕎麦猪口は、季節問わずに活用できるもの。早速、あなたのお家に眠っている蕎麦猪口を取り出して、使ってみてくださいね。